私が参加しているチャリティショップで一番売れるモノは「婦人服」です。
寄付される物で一番多いのも婦人服。
服以外にいろんな物の寄付があるので、食器・雑貨・服飾品・本やボードゲーム、かつてはCDやDVDも扱いがありました。
(今はDVDやCDは扱っていない所もあります、売れなくなっているらしい)
高価なものではありませんが、ネックレスやピアス、指輪などのアクセサリー類。
カメラ・時計・各種電気製品も寄付があって壊れていなければ売られることもあります。
寄付される品物は断捨離して要らなくなったから持ち込まれた物だと思います。
あるいは遺品整理で形見分けした後、処分するにはもったいないからということで持ち込まれるとか。
バーゲンシーズン最中やシーズン後には 新品だけど使えない・使わないから持ち込まれる物も結構あります。
昨日もお店に出す洋服にスチームをかけていたら、タグがついたままのブラウスやスカート、ワンピースがちらほら。
中には普通に買ったら50〜100ポンドくらい(現レートで約9000円から1万8000円程度)のものが新品で。
これはバーゲンで買ったね、でもよく考えたら手持ちの服と合わせにくいとか思ったほど似合わないとかあったのでしょうか。
こういうものをお値段いくらにするかは店長さんの裁量ですが、私が行っているお店ではだいたい6ポンドから10ポンド程度で売られています。
だからサイズさえ自分に合うもので色とか気にしないのであればかなりお得です。
また、たくさんの地域で展開している組織のチャリティショップだと支店間で寄付された品物を廻し合いするので、
思わぬ品物が売られていることもあります。
うちのお店はホスピスのためのショップでホスピス自体がちょっとお金持ち率の高いエリアにあります。
ショップも一般部門と家具部門があって家具部門にはちょっとしたアンティーク家具類なども売られているのです。
ホスピス本体近くのショップに持ち込まれる物は服に限らず雑貨なども良いものもあってそれがこちらのショップに送られてくると
毎回「へえ〜」と感心することも多いです。
まあ本当に高価な物はチャリティショップに持ち込まれることはもう無いのですけど。
かつてはウェッジウッドとかマイセンなどコレクターの多い陶磁器類や貴重なアンティークも多くあったそうです。
出るとこに出れば青天井のマニア垂涎の品が数ポンドで購入できたりとかね・・・。
もちろん今はそういうことはありません・・と言ってもいいと思う。
ただノーブランドとか普通?のアンティークならお金持ちエリア近くのチャリティショップにいけば面白いものがみつかります。
私が覚えているのはオニキスのチェスセットで盤にヒビが入っているからと10ポンドになっていたものです。
緑色と乳白色で最初はヒスイなのかと思っていました。
チェスしないからな、と思ったけど・・・・買っとけばなあ、なんて今も思うくらい美しいものでした。
チャリティショップ、面白いです。