イギリスにいる楽しみのひとつ?にBBCのドラマやなんかがオンタイムで観られることがあります。
といっても私の好きなのはいわゆる「コスチュームドラマ」と呼ばれる時代劇。
ジェーン・オースティンやブロンテの作品のドラマ化されたものなんかがよく放送されます。
「高慢と偏見」 「分別と多感」 「嵐が丘」なんかに加えて、
クリスティやコナン・ドイルのものもいっぱい。
相棒がそういうものに興味がないので、「いつも観られる」というわけにはいきませんが。
今回は「高慢と偏見」、コリン・ファースがダーシーを演じたバージョンが放映されました。
全6話、一挙に放送ということでお昼から夜9時までテレビ三昧です。
イースターなので、ローストラムを作りながら観ました。
(まあ、オーブンにお任せですけどね)
いいですね、やっぱり。
話は突然変わりますけどね、
婚活中の女性ならよく悩むところって昔も今も変わらないんだなと思いましたね。
愛情を採るか・安定を採るか・・・
一番好きな人と一緒になるのか、まあまあだけど安定した生活が保証される人と一緒になるのか。(この場合は、とくに好きじゃないけどっていう場合もありますね)
今日のドラマにもそういう場面がありました。
お友達に自分の結婚生活は幸せである、ときっぱりと言い切った女性。
続けてひとこと。
「夫には庭仕事なんかをすすめてるの。だから一緒に過ごす時間がほとんど無くてちょうどいいのよ。」
それは・・・・ 寂しくないか????いや、少なくとも「結婚すること」が目標ならいいかな???
好き、だけで結婚しても経済的に大変だったりすると続かない、という話もよく聞きます。
どうなんでしょうね、それでも一緒に努力できるならいいんじゃないかと思っている私はまだ甘いんでしょうか。
物語が書かれた時代、女性にはほとんど権利なんてものはなく、男性優位の社会だったようですから、婚活イコール本当に将来の自分の生活がかかっていたんでしょうね。
昔から全世界の女性の間で同じような悩みがあったんだな・・・・なんて思って観ていました。
私は愛情を採った結果、いろいろあきらめなければならないことがあったとしても、
まあいいんじゃないか、と考えています。
もちろん、好きな人と一緒にいるから「あきらめないですむように二人で頑張る」ということができる、というのが一番いいです。
少なくとも、このお話の時代のように一度結婚したら絶対にやり直しがきかない、ということのない現代だからそう思えるのかもしれません。