冬場で日没も早く、なんとなく気が滅入る日もあるわけですが、それでもバイクで出かけると気分も
あがったりします。
近くの国立公園に行ってもいいんですが、なんにもない荒野なので寒い
風が強い
ということでなんとなくスーパーへの買出しに行ったりするのです。平日は夜の１０時ごろまで営業しているテスコやアズダといった大手も土日や少し早い目に終わります。（このあたりではね、ロンドンあたりの都会ではそういうこともないかもしれません）
日曜日の終了は午後４時。
朝からゆっくりとして、３時ごろから買い物に行ったりするとうっかりしていたら間に合わないこともあります。
そんなある日曜日、３時頃に到着するとものすごい人手です。「なんか大売出し情報を逃したかな？」と言い合いながら店内にいくと中は結構空いてる
いえいえいえ、冷凍食品・電子レンジでチンしたら食べられるものやスナック菓子のところは結構な人だかりです。それも若い人ばっかりでもないところがなんだかすごい。みんな「日曜くらい、ご飯の仕度も休ませて。」っていう奥様のためなんでしょうか。
それにもましてすごいのは「見切り品」の棚です。もう閉店時間が間際になると、お店のほうも置いて置けないお惣菜系や生ものなんかはどんどん「見切り品」にしちゃうんですね。
これもEUに入ってからのことなんでしょうか。賞味期限や消費期限にとみにうるさくなったらしいです。まだ１年先の期限の日付の缶詰とかでも見切り品になってます。なんでこんなものまで？？っていうような石鹸や生理用品なんかも見切り品になっていることがあります。別に新製品がでるからじゃないのにね。
そういう見切り品は、たとえば２．４ポンドのものが２４ペンス、もともと１ポンドのものだと５ペンスくらいになってたりします。ポンドで考えたらそれなりの値段ですけど、円換算したら４００円か５００円くらいのものがいっきに１００円を切った値段になっているわけですから、お得といえばお得なんですよね。
家計にも助かりますが、私はいくらなんでも「見切り品」だけで買い物かごををいっぱいにするのにはなんとなく抵抗があります。誰も何も気に留めていないかもしれませんが、なんとなーくちょっとね・・・
でも最近は、公共料金の値上げ、いろいろな補助金の打ち切りということで人々の「生活大変だなあ感」が押し迫ってきたのか、はたまたあるいはクリスマスプレゼント貧乏の時期がやってきたからなのか、中には見切り品の棚、総ざらえみたいに山盛りに買っていく人もいます・・・。
ぽかーんと見ている私はまだまだサバイバル技術を学ぶ余地があるのかもしれません。
