私が婚活をしていたときには、日本人・外国人両方を視野に入れて活動しておりました。
決してモテルタイプではなかったために、活動範囲を広くとることによって目標達成(パートナーを見つける)を考えていたためです。
そのために情報サイトや相談所も活用していました。 就活と同じですね。
ところが結果的にペアを組むことになったのは、そういう活動とは別のところで知り合った相棒であったわけです。
情報サイトや相談所のいいところはお相手候補の生活レベルや収入・家族関係などある程度の基本条項はあらかじめ把握できるところです。そして例えばお相手が海外在住の方だった場合にでも「結婚したら実家や友達ともなかなか会えない、言葉も生活習慣も違うところでがんばらなければならない」ということがあらかじめきちんと覚悟できることでしょう。
ちょっと前の私のように、重度のホームシックで泣きながら生活する必要はないわけです。
出会いがそういう相談所経由でなく、まったくの友達で、何もないところから、「一緒になろうか。」という感じで結婚した相棒と私なんかはビザの関係・仕事のこと(私の)・お互いの家族との関わり・どちらの国をベースにするのかなどなど考えなければならないことがたくさんあったのにも関わらず、ひとつひとつについてゆっくり考えることもないままに一緒になりました。
相談所で出会ったならいろいろと覚悟も決めたでしょうが、まさしく勢いで結婚してしまったのです。
今思えばいろいろと考えていたら、今私の横にいる人は別の人だったかもしれません。
婚活中は夢中で動いていても、いざ、となると特に国際結婚するとなるとためらいがでてくる人もいると思います。
私は、出会う人すべてとなんらかの縁があるのだと考えています。その縁をより深いものにするのか・ただの出会いにするのかはそのときの自分の直感と思い切りです。
たとえそれが日本人であれ外国人であれ、今まで全く違うバックグラウンドで生活してきた人間が一緒に暮らすようになるのですから、うまくいかないことがあっても当たり前。
相手の条件に拘りすぎないで、多少ずれていても自分でなんとかできるところを修正しようとおもえるのなら、相手と一緒に笑っていることができることがたくさんあるなら、試してみる価値はあるのだと思います。
時代劇、「水戸黄門」のテーマソング、まさに簡潔にどう考えるべきかを示してくれていますよ。
思いっきり大声で歌って、自分を叱咤激励するものいいものです。
私はバスルームで歌って、まず相棒に笑われ、翌日に近所の人から「ご機嫌でしたね。何かいいことありましたか?」とか言われて恥ずかしかったですけれど・・・。