うちはこれまで固定電話をつなげていなかった。
別に節約のためではなく、相棒の知り合いは用事があればみんな携帯に連絡してくるし・私の日本の家族や友人はメールで連絡・しかも私にはイギリスで電話をかけてくるような友達はいないから
でも最近ちょっと不便なことがいろいろあって、とうとう飾り物になっていた固定電話の電源を入れました。
そのとたん、電話が鳴る鳴る
「ハロー」とでてみると「こんにちは、あなたのオタクの電気代やガス代が安くなる方法があるんですが、ご存知ですか?」と女性の声が。
とっさに「あ、セールスか、面倒だな・・・。」と思って、「私、留守番なんです。なのでこのうちのことはよくわからないんですが。」と言った。
これ、日本にいるときもセールスの電話・玄関にやってくる新聞の勧誘などを断るときによく言ったせりふ。 いや、通用したのは最初のうちだけで、そのうちに「じゃあ、うちの人がいつ帰ってきますか?」とか言われたけど
外国人のアクセントの私だから、イギリスじゃきっと永遠に通用する・・・と思ったのは間違い、「じゃあ、うちの人は何時になったら在宅ですか?」ときた。
「えーっと、わかりません。」 と返事。「留守番なのに、どうして知らないの?」ああ、食い下がるなあ。まあ、お仕事だから??
「知りません。ごめんなさい。」と切ったけれど、やっぱりうまくいかないんだわ。
実は人間と会話したのはこれだけ。 その後かかってくるセールスの電話は出ると同時に録音メッセージが流れる仕組みで、すぐにガチャンと切るしかないものばかり。 相棒も私も友達が少ないのね・・・・
ところがあるときから、「ハロー」とでると、一瞬の沈黙の後、ガチャンと切られる電話がかかってくるようになった。 うーん、どうも一発でわかる外国人アクセントの私のインコ・イングリッシュ、「あ、外人、これはダメだな。」って嫌われてるようで・・・
せっかく張り切って「ハロー」ってそれこそ 笑声 (えごえっていうんですかね、職場教育でやったけど)って電話にでてきてるんだから、もっとお話しませんか、と思う今日この頃です・・・
(別に会話に飢えてるわけじゃあないんだけど、電話の英語って聞き取りにくいから練習したいだけ・・・。なんでも利用して練習、練習???)
本日もお付き合い、ありがとうございました。