コマドリとならんで、イギリスを代表する鳥じゃあないだろうかと思う。
鳩よりもひとまわり小さい感じで、日本のムクドリに似た体型。
全身真っ黒(厳密にいうと ものすごく濃いこげ茶色)
オレンジ色がかった黄色のくちばし
という鳥で、九官鳥に似た容姿といえば近いかな
なかなかの美声の持ち主でもある。
ある日、キッチンで仕事をしながら窓の外をみると近所の人が吊り下げた小鳥用の餌台付近に、メスのブラックバードがいた。 ちなみにこの鳥は雌雄にた
容姿だが、メスのほうが色が薄いので見分けることはできる。
私は餌台に来る小鳥達を眺めるのが楽しみでもあるので、キッチンに双眼鏡を常備している
相棒からは「向かいの人に除いてるって通報されるぞ。」とからかわれるくらいいろんな小鳥達の登場を楽しんでいる
このとき、この彼女は背を反らせ・尾羽をピンと持ち上げて・翼をパタパタしながらステップを踏むような動きをしていた。 「踊ってる・・・・???」
と思ったが、ああ、そうか。と思った。
逆ナンパしてるんだわ
そうしてどっかに雄がいるはず、と探すと、 「あ、いたいた。」
いつも私が見る枝にいつも見る彼が落ち着き払って座っていた。
この彼、野鳥のくせにいつも同じ枝にじっと座って時々羽づくろいをしたり、伸びをしたりするものの、ぼーっと道ゆく人や車を眺めていることが多い。
「餌、探さなくていいの??」
「今、ナンパされてるのに無視??」
「野鳥界も草食男子増加??」
そうこうするうちに彼女はあきらめてどっかにいってしまった
タイプじゃなかった 選り好み
私から事の顛末を詳しく報告された相棒、
「縄張りの見張りをしていてそれどころじゃなかったんじゃないか? それか、
もう高齢なのかもな。」とまじめに応対してくれたあと、
「それにしても君、今日は他にやること無かったの???」と。
たまってたアイロンがけくらい、この彼・彼女を見張ってる時間でできたな・・・
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
よろしければクリックお願いします。