夕食の仕度が一段落したり、お昼下がりのほっとしたときに一番よく見ている

番組。


「名探偵ポワロ」 「ミス・マープル」 「シャーロック・ホームズ」 それに 「ジェシカおばさんの事件簿」 原題はもちろん違うんだけど、ここは私のあいまいな記憶の中から「日本名はこうやったかな?」ってことで。


イギリスに来てから楽しみ始めたのだが、なかなか面白い。

相棒いわく、「君は本当は連続殺人鬼じゃないのか??」とか 「バカンスに行って、ミス・マープルとかポワロやジェシカおばさんがいてたら、すべてあきらめて逃げるに限るぞ。 殺されるからな。」とか言う。シラー


「警察がどうしてジェシカおばさんやミス・マープルを第一容疑者にしないのかな。彼女達が行く先々で殺人事件が起きてるぞ。」  知らんがなシラー


「ジェシカおばさん」以外はちょっと時代前のイギリスが舞台。 舞台設定は中流の上から上流の社会なので、きれいなイギリスの田舎・貴族の衣装・クラッシックカーなんかもいっぱいでてくるし、家具調度も素敵ドキドキ 

被害者・加害者ともに中~上流なので、英語も聞き取りやすくはてなマーク過激な暴力描写もなくて私にはちょうどいい音譜


このまえのミス・マープルでは湖水地方が舞台で、あのピーターラビットの作者、ビアトリス・ポターさんの家をセットで使っていた。 壁に飾ってあった絵も

彼女の手によるものでそりゃあよかったよ。音譜


ところで、このミス・マープル。 どうして今も 「ミス」なのか。 ある日その理由をうかがわせるエピソードがあった。


若かりしころのミス・マープル。 駅で恋人とおぼしき若い将校を見送っている。


恋人「必ず君のところに帰ってくるよ。」

マープル 「妻のところに戻るっていわなきゃダメよ。」


結局恋人は戦争から戻ってこなかった・・・・。


目ええ?? ’’妻のところに戻るって言わなきゃダメだって!? ミス・マープル、もしかして不倫????’’


私の中で一挙に マープルさんは不倫をしていて彼氏もどってこなくてそれで今もミスなんだ。


という図式ができあがった。 それ以来、「ちょっと知ってる??ミス・マープル不倫しててんで。 彼氏、戦争に行ったまま戻ってこなくって、それで今もミス。」

と言い続けていたドクロ


相棒、「またそんな作り話をして・・・・」とバカにしていたが、ある日また

そんな場面がエピソードででてきて


「君、なんか勘違いしてるぞ。」と・・・。


で、もう一度よーく考えてみると、どうやら


(妻として)あなたを待っていますから、「妻のところに戻る」って言ってほしい

ってことじゃあ・・・・。


アガサ・クリスティー女史自身が結婚したかどうかは私は知らないのだが、もし

独身でとおしたとしても自身の作品の主人公を 不倫をしていた設定なんぞに

しないだろう。 あらぬ噂の種になりかねないもんな。ガーン


イギリスにきて約半年たった・・・・。 英語、ぜんぜん進歩してないわ叫び

むしろ後退してんじゃあないかしらショック!

またビザの更新のときに英語力の証明いるのに。


っていうか男女の機微がわかるにはまだまだ私の修行が足りないって

ことなんだな・・・叫び



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