相棒の国、英国にきてからはや一ヶ月が過ぎた。
寒いわ。なんでこんなに寒いの???
だいたい夏でも25度までいかなかったもんな。こんなの夏じゃない。
まあ、それはともかく。 移民への道は厳しい。これまでに2つの経験をした。
この国に来ていいことは、ゴキブリを見ないこと。絶対に見たくないもんね。
その代わり、クモが多い。
アパートの3階のうちにも入ってくるよ クローゼットをあけると、米粒くらいの体に、足が異常に長いクモが巣をはってる・・・・・ 相棒は、「クモは害虫を食べて庭仕事を助けるから」と殺さない。
しょうがない、共存だ まあ、おかげで蛾はいなくなった。着物も安心 (実際はお気に入りのお香を入れたら誰もいなくなった。実家のお墓参りセットからもらってきたんだ)って。お線香だすわ
ご先祖様と一緒に楽しむ???
ちょっと困るのはハンティングスパイダーというもっと大きなクモ。巣を張らずに狩をするタイプ
私の手のひらくらいあるのよ???
それがリビングやバスルームの壁や天井にいるところってさ・・・・・
さすがにこれは、「まあ、君のためにも見逃せない。」と相棒がてづかみで窓の外へほってた。
「俺様、すばやいだろ」 いや、クモの身にもなってみようよ。いきなりおっきな手でわしづかみにされたら私じゃなくても卒倒しますよ だれもそんな扱いを受けるなんて想像してないんだから。
とにかく、クモたちとは共存するしかない。とりあえず、物干し場だけ空けてくれたら後は我慢するよ。洗濯物ほっといてくれさえしたらいいから。
思いがけない敵は他にもあった。
8月の後半から今月はじめにかけて、左足が大変だった。ハーブにかぶれたから。いや、
はまってるわけじゃなくて、いわゆるまけた。
ずっとかゆいな?と思っていたら、ある日膝から下が真っ赤に腫れて、熱をもってる
夜テレビを見ながら相棒に、「ねえ、なんかかゆいとこにつける薬ってないかな?」と見せると、
「あ、こんなになってる!なんでもっと早く言わないんだ!!」って怒られた
地元の人は小さいころに免疫ができてるはずで誰もかぶれないとか・・・。
そんなん知るかいな。私、新顔だもん。「いい餌食だな。」ってもっとほかのコメントありませんか
このハーブ、今だに私は理解していないがお茶にすることもあるそうで、聞いたままを書くと「ステインギング・ネトル」とか言ってたな。
英語と気温だけじゃないんだな。自国を離れるってさ。
とりあえず、キッコーマンはがんばってるしな。ホンダも日産もトヨタもいてるしさ。
こっそり持ってきたびわも根付いてきてるしさ。 征服の日は近い???(と希望しておこう・・・)