北関東は連日梅雨寒です
夜は毛布だけで足りないくらい。
今朝は、相変わらず昼夜逆転の息子が、
朝になり居間にやってきて
私の布団に潜り込んできました。
「あったか~~~い」と
くっついてくる息子は、
びっくりするくらい冷え冷えの身体でしたわ
こんなに体温低くなってたら、
内臓機能も低下して、
体調も悪くなるわよ
学校での話以来、
気持ちが不安定な息子ですが、
昨日あたりから、少しずつ穏やかになってきた感じです
それは、やはり私の心の安定に比例しているのだと思うのです。
学校は、特に変わりなくですが、
火曜日の午後に
適応指導教室で面談がありました。
本来は三者面談なのですが、
息子は起きられず、行けなかったので
私一人で行ってお話してきました。
まず、息子の家での様子を聞かれたので、
今現在、息子が気力を失っている事を話しました。
その際に、学校で通知表の話をしたこと、
進学や海外語学研修の話をしたことも伝えました。
こちらの話を、
穏やかに受け止めて聞いてくださる先生に、
ついつい溜まっていた
学校への遺憾の気持ちも
次から次へと漏らしてしまいました
面談ではそこまでは言いませんでしたが、
本音を言えばね
私の中で、息子を不憫に思う気持ちから、
「遺憾」という域を超えて
モヤモヤ、ドロドロした気持ちにすらなってたんです
不登校の専門家では無いとはいえ、
教育者という立場の人であれば、
子供は認められて評価される事で
自己肯定感が上がり、能力もより発揮できる
それくらいは知識として持っているのでは?
教員免許取得の為に、私が勉強をしたのは
20年以上前のことだけど。
それでも、その頃でも
児童心理学みたいなので、
認められて評価されることの
成長への影響は学んだ覚えがあるよ。
先生になる人達は、
そうやって教育について学んでいるはずなのに、
不登校、どうこうの前に
一人の生徒の気持ちを汲むことすら
出来ないんだろうか?
いや、そもそも、息子の学校って
生徒達の自主性が素晴らしすぎて、
やる気を出させようとしなくても
みんな自ら考え、どんどん進んでいけてる。
先生たちは、簡単な方向性を決めて
必要なツールを提供して
生徒の安全確保だけ気をつけてればいい感じ。
だもん、レールから外れた
たった一人の生徒を気遣って
気持ちを汲んで
やる気を出させるスキルなんて
あるわけないわな
あ
ドロッドロな気持ちの
完璧ブラックな極論ですからね
そもそも矛先を、学校へ向けていいものなのか・・・
それくらい、私の心も荒んでた
適応指導教室の先生は
学校を非難するでもなく、
私を嗜めるでもなく
ただ、話を聞いて受け止めてくれて
そして、今、息子がエネルギーが無くなってしまっていること。
充電が必要なこと。
それを、本当に理解してくれました。
教室の先生からは
「ここに来られなくても大丈夫。
行かなくちゃなんて思わなくていい。
ここは、学校とは違うんです。
息子くんが「行こうかな」って思えた時、
来られる時に来てくれればいいんです。
(息子の部活の競技)だけを、やりに来るのだって構わない。
勉強できるならしてもいいし、
みんなでやるカードゲームだけ参加しにきてもいい。
本人にもね、プレッシャーなんて感じなくていいよ。
来られるようになったら、いつでも来ていいんだからねと伝えてください。」
とお言葉を頂きました。
それでも多分、このまま来られなくて、
夏休みになってしまうと思うんです
と私が伝えると
「いいんです、大丈夫ですよ
あ、あとお母さん、毎朝欠席の連絡を入れてくださるじゃないですか?
ま、それ自体は非常に有り難いんですけどね。
毎回、毎回、お母さん、大変でしょう?」
そうなんです、大変です・・・
「ですよね。
なので、今後は連絡入れて頂かなくても大丈夫ですよ。
来られる時、来られる時間に来てくれればいいし、
来なければ、『あ、来られないんだな』と思うだけなので。
ここは、そういう子がほとんどですから」
・・・・
ありがとうございます
ほんと、助かります
学校は、いくら負担になると訴えても
電話連絡は必須だと言われしまっていて・・
こちらも、同じなのかなと。
(教育委員会からは、欠席の際は電話連絡するようにと通知をもらっている。)
それでも、今日の面談でご相談させて頂こうと思っていたくらいだったので。
「お母さんが負担になることは、止めましょう。
息子くんのためにも、まずはお母さんの気持ちが楽でないとね」
そんな事を言って頂けて、
心が荒んで、強張っていたのが
すーっと楽に力が抜けていく感じでした
他にもね、進路のことや
息子が教室に来た時の話を聞いたり、
色々お話させて頂きました。
面談が終わってから、
自分自身でも
すごく心が軽くなってるって感じた
その後息子には、面談のことはざっと伝えました。
行かなくちゃって思わないように、
来たい時にくればいいと言われたことも含め。
電話連絡が学校だけになって、
適応指導教室に連絡を入れなくて良くなったから、
行くかどうか、息子に聞かなくなりました。
行く気なら、自分から言ってくるだろうから
それを待ってればいいや、と
そのせいか、
ここんとこ、やたらと私へ
反抗的批判的な口調だった息子が、
昨日は比較的穏やかに話してました
なんかね、ふと、これって
『北風と太陽』だよねーって思ったの。
多分、不登校で、これに例えをなぞってる方は多いかもしれないけれど。
登校刺激とか、そういう圧は北風。
本人の気持ちを尊重して、
ひたすら見守るのは、太陽。
今週は、学校からの催促がない限り
放課後行ったりしなくていいんじゃない?
と息子が言ってきた。
うん。ママも、それでいいと思う
(どっちみち夕方はリハビリだし)
土日は、また部活の練習に
参加する気ではいるらしいし。
今週末は、部活行けるといいね〜