有り難いけど、苦しいこと | My Life ~もっと気楽に~

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シングルマザーの、子供と仕事と日々の出来事。今は息子との模索する日々がメイン。

息子、今日も適応指導教室も休みです。

 

昨日は、帰宅して声を掛けると

「眠いのと、体が怠くて起きられない」

というので、そのまま寝かせておきました。

 

結局、息子が起きてきたのは夜の9時過ぎ。

 

そんな状態なので、

昨日の夜は眠れずに、

朝私が起きると居間にきました。

 

 

昨日、息子の状況を部長に聞かれたので、

 

月曜日は午後行けたけど、今日は休んでいること。

 

この前の転倒がトラウマで、自転車では行けない事。

 

息子は午後の方が行きやすいみたいだけど、

それだと仕事を抜けないと送り迎え出来ないこと。

 

そんな状況を伝えました。

 

 

退社後に、部長から電話をもらい、

午後であれば息子が適応指導教室へ行けるなら、

出来る範囲で部長が迎えに行ってくれると。

 

私が仕事を抜けられない、

送迎が出来ないから行けないというの理由なら、

少しでも部長が協力して行けるようにしてあげたいと。

 

私がこの会社に入った頃から、

度々会社へ息子を連れて行くことがありました。

 

それこそ、息子が幼稚園年中の頃から、

親の離婚、中学受験、不登校と

ずっと息子の成長を見ている部長。

 

学校に行けずにいる息子に

やっと昼間活動できそうな場所が出来たなら、

なんとか行ってほしいという

部長なりの気遣いでした。

 

 

朝、息子にその事を話し、

今日はどう?と聞くと

「う~ん・・・わかんないにやり

 

正直、今、適応指導教室も

息子には「行かなきゃいけない」場所に

なりつつある気がするのです。

 

 

部長からは、朝も

「今日は迎えにいけます」とメールがきたので、

一応息子が夜寝てない状況をつたえ、

行けそうならばお願いしますと返すと、

「喜んで」と返事が来ました。

 

それも息子に伝えると、

「ふふふ照れ」と笑っていました。

 

 

私が家を出る前に

「午後から、行ければいく」と言ってきた息子。

 

 

だけどね、

なんていうかな~

「行けない」とは言えないから、

とりあえず先延ばしな雰囲気でした。

 

ずっと息子を見てきてるからね、

あ、これは行けないだろうなっていう母の勘。

 

 

そして案の定、

昼休みになる前に電話をした時に

どう?ときくと

「どうかなぁ」という返事。

 

「横になってればいいんだけど、起き上がると頭が痛いんだよ」

 

実は今朝は微熱でした。

昨日も身体がだるいって言ってたし。

 

「そっか、とりあえず部長に迎えをどうするか伝えないとだからさ。

 お昼休みには、家に戻るよ。」

 

 

昼休み、自宅に戻り、体温を測ると37度ぴったり。

 

平熱が、35度半ばの息子にとっては、これ発熱ですゲホゲホ

 

一旦、症状が落ち着いてたから止めていた

片頭痛の漢方薬を飲んで、

お茶漬けを食べて息子はベッドへ。

 

 

なんとなくなのですが、

息子にプレッシャーを与えてしまってるのかなとショック

 

久々の発熱と頭痛は、

心が身体の症状で訴えたのかなと。

 

ま、この天候なので、もちろん体調が不安定になりやすいですが・・・。

 

部長へは息子の体調が悪くて、

今日は無理そうですとメールを送りました。

 

息子からも、部長へ

「今日はいけませんが、迎えの事ありがとうございます。」

とメールを送っておきました。

 

カウンセリングで言われたとおり、

お礼の言葉は伝えますが、

謝罪の言葉は使いませんでした。

 

 

午後、会社に戻ると部長が

「残念だったね!明日がんばろう!」と声をかけてきました。

 

昼休みに戻る前にも

「行けそうな感じが少しでもあれば、

 なんとか行かせたほうがいいよ。

 行って、すぐに帰ってきてもいいんだから。

 すぐにだって、迎えに行ってやるからさウインク

と部長なりの激励の言葉も頂きました。

 

 

ブログのタイトルのとおり、

有り難いけど、心が苦しかった。

 

どうやったら、言葉で上手く説明できるかわからないけど

思いつく言葉で綴ってみます。

 

 

頑張らせるつもりはないんです。

 

出来ないことを、頑張らせたくないんです。

 

子供なりに頑張っていたのに、

そうやって、頑張らせた結果が今だから。

 

頑張らせるのじゃなくて、

出来ることを見つけること。

 

出来るときもあるし、出来ないときもある。

 

でも、出来ることを出来る時に繰り返して、

少しずつ前に進んでいければいいと思ってる。

 

 

でも、こういう気持ちは、

やっぱり当事者になってみないと、わからないよね。

 

 

そうして、きっと私も無意識のうちに

この、有り難いけど苦しい気持ちを

息子に抱かせていたんだなって思った。

 

なんとか息子が動き出せるように、

動きやすいように

息子を思ってしていることだけど。

 

息子にしてみれば、

それに応えられないことで

苦しさを感じて、

エネルギーが奪われていくのかもしれない。

 

 

本当に動こうとしている時の必要なサポートは、

すごくすごく有り難い。

 

だけど、応えられない気遣いは

こんなに心に重くのしかかるんだな。

 

 

息子が行けるときであればね、

迎えに行って家に送って頂けるのは

本当に有り難いんだよ。

 

今まで、何度も助け舟を出してもらって、

それに救われてきたことも沢山あったし。

 

ただ、今日はちょっと、ねぐすん