昨日、ブログに書いたとおり
学校へ行って話し合いしてきました。
ただ、今回から話し合いに
副学年主任の女性の先生が加わった。
今までは、担任、学年主任の先生だけだった。
2人共男性。
話し合いの前に、
副学年主任の先生が相談室に案内してくれて、
担任の先生たちが来るまで
息子の状況を聞いてきてくれたり、
話したりしていた。
担任の先生たちがきて、
副学年主任の先生は席を外したんだけど、
学年主任の先生が
「我々男性なので、もしもなら
女性の教員で副学年主任も居たほうがいいですか?
教員3人に対して、お母さん一人になってしまう形にもなってしまうんですけど・・」
私は、どちらでも構わないです、と。
そして、副学年主任の先生も加わった。
話し合いのスタートで
目指す方向性とか、そういうのを聞かれたので、
ブログでも何度も書いているし、
先生にもそれなり訴えてきたことを
改めて伝えた。
私は、いずれ息子が社会に出て
苦しんだりつらい思いを抱えたままでなく、
社会と繋がりを持って活き活きと生きてほしい。
その為に今動けなくなっているなら
休むことが必要だし、
正直それで学校へ行けなくてもいいと思っていること。
そして、昨日のブログでも書いた
今の息子の状況、
息子なりに限界なこと
エネルギーが溜っても
無理して動いてしまってることなど。
全部ではないけれど、
今までに比べたら結構言えた。
期末テスト前日の家庭訪問も、
正直来てほしくなかったし、
息子には相当なプレッシャーがかかってしまった。
そこで、無理をして頑張ってしまったから
今、息子が相当疲れてしまっていること。
あえて長期不登校にさせようと思っているわけでない。
ただ、
息子が行けるのあれば行ければいいと思うし、
無理ならば休ませたいと思う。
それが、どれだけ長くなっても
彼にとって必要な休みであれば休ませたい。
大切なのは息子が前へ進めるようになること。
なので、学校に行くとか、正直こだわっていない。
ほとんど、メインは学年主任の先生と話してた。
学年主任の先生は、ある意味熱血で単純だ。
私が、前回と違って、
かなり譲れない決意で話したからか、
最終的な目標は我々も一緒です。
彼が社会に適応出来るようになってほしい。
そして、やはり不安があって学校へ行けないのであれば
心療内科に是非とも行ってほしいと言われた。
なので、それは選択肢にも入れているが
今はまだ、消化器内科の
血液検査の結果すら出ていないこと。
その検査結果を受けて、
さらに必要な精密検査をして、
検査結果に基づいた治療をして、
それでも、症状が改善しない
そうなった時にはじめて、
それならば心療内科に行ってみようか。
そうしたい事を説明した。
このあたりまで、
ずっとひたすら聞いていた副学年主任の先生が
「ちょっと良いですかね?」と
「息子くん、毎日行かなくちゃって
そう思ってプレッシャーになってるって事なんですけど・・・
彼の中には、学校に行きたいって気持ちはあると思うんですね。
でも、こちらから、それならば、
この時にはおいでとか
いついつこうしてみようとか
そういう事を提案してしまうと、
また、それがプレッシャーになってしまうのかな、と思うんですね。
でも、こちら側としては、学校との繋がりは失くしてほしくない。
来られないにしても、何でもいいから、学校と繋がっていてほしい。
なので、息子くんの方から
こういう事であれば、出来るかなっていうのを
いくつか出してもらえればいいんじゃないかなと思うんです」
ここでいくつか事例を出されるけど
午後からとか、別室とかは
そういうの、多分、息子は無理かなって。。。
なので
「息子、図書館で借りた本を、
ずっと返せずにいるんですけど。
授業中とか、みんなに会わない時間で
本を返しにくるとか、
そういうことでもいいんですか?」
と聞いてみた。
「もちろんです。
全然、そういうので構わないんです。
自分から、これなら出来るかなって言ったことなら
学校側が彼に強制してることじゃないし、
やりやすいんじゃないかなって。
お母さんが思っているよりも、
もっと、「こんなことでもいいの?」って
大抵のことは、学校で対応出来ると思います。
学校来られない、先生にきてほしくもないっていうなら
手紙とか、電話とか、間接的なのでもいいけど
できれば、週に一度くらいは、何らかの形で
息子くんと顔を合わせることが出来れば。
そして、もしもね、自分で言ったけど出来なかったとしても、
それを気にしないようにしてあげてほしいんです。
やろうとした、そこをまず、頑張ったって認めてあげて。
出来るか、出来ないか、
0か100かじゃなくて、1とか2でもいいんです。
少しでも出来たこと、やろうとしたことでいいんです。
こちらもね、本当にわずかなことでもいい。
学校と息子くんを繋いでいたいんです」
学年主任の先生は、大いに感心してた。
「我々では、そんな事思いつかなかったな~」と。
うむ、やはり女性の、
しかも自身が母親でもある人だと、
男性の先生とは、また違った感じになるんだな~。
今までの話し合いよりも、
だいぶ違った感じには受け取れたし、
私も何も学校とは敵対したいわけじゃない、
出来れば息子が行ける時に行きやすいように、
繋がりはなにかしらあっても良いとは思ってる。
ただ、どんな形が息子にベストなのか、
あとは、今までと違った形の提案とはいえ
学校側の、先生の思う繋がりと
息子が出来ることは一致しないかもしれない。
そして、これだけは伝えないと・・
「もしも、息子が何か学校と繋がることが出来たとしても、
一旦、出来たそのところで止めてほしいんです。
そこのところだけで、認めてほしいんです。
出来たらか、じゃあ、さらに次と
どんどん引っ張り上げようとしないでほしいんです。」
それは、ないですよ、という学年主任の先生に対して、
病院帰りに息子を連れてきたときの
担任の先生の対応をざっくり話した。
「担任の先生は、そんな気持ちはなかったとしても
息子にしてみれば、
少しだけって言ったのに、
来ればこうやって無理に頑張らせられるんだ。
そう思えてしまうんです。
そうしたら、やっぱり、ちょっとでも行こうとは思えなくなってしまうんです」
私が話したときの担任の先生の顔は、見てなかったです。
ただ、学年主任の先生は
「話してもらえてよかったです!
そういうことを、ぜひ、こういう話し合いの場で言って頂きたいんですよ。
我々は教員だから、どうしても、つい上へともちあげようとしてしまう。
このこと、きっと、お母さんはモヤモヤする気持ちでいらっしゃったと思います。
でも、言って頂かないと、気づけていない部分も多くて
なので、今、具体的なことを言って頂けて、本当に良かったです!」
う~~~ん?
カウンセラーの先生は、どんな話をしたのかな?
先生たちは、聞いていたのに、わざとこんな反応なのか?
それとも、具体的なことは話してなかったのか?
まあ、とりあえず、ここまでの感じで
副学年主任の先生の提案と
私の言った、出来たとこまでで一旦認めてもらうというので
なんとなく話がまとまって終わった。
担任の先生は帰り際
「私も、先走らないようにしますので」
とは、言っていたけど・・・
なんていうか、私の印象では
担任の先生が一番・・・なんていうか上辺だけって感じた。
学年主任の先生は、自分の信念でまっすぐ過ぎだけど、熱意はものすごい。
それが逆にプレッシャー与えてる部分は多々あるけど・・・
副学年主任の先生は、
じっくり話したのは昨日が初めてだったわりに、
担任や学年主任よりかは
息子の葛藤する苦しさを、
理解しようとしてくれてる。
他の2人の先生に比べれば
息子の気持ちに添った対応を考えようとしてくれてる気がした。
家に帰って息子に話し合いのことを伝えた。
「息子が、学校続けてお休みしちゃってるときとか
学校と繋がるので、出来ることを教えてほしいって。
なんかある?」
と聞くと
「とりあえず、もう家には来ないでほしい」
だって
出来ることより、してほしくないことだねー。
そしてね、昨日同じクラスの友達から
夕方息子にLINEがきてて
「(担任の先生の教科の)テストもう返してきたって。
(息子が)受けてないのに、ありえないだろう」
こういうとこなんですよ。
上辺だけかなって思っちゃうの。
まだ、受けていない子がいるうちに
テスト返してしまったら、
もう、テストの答えが出回ってるわけですよ。
学校の先生も忙しいし、
どんどん次に進めていかないと、とは思うけど・・・
せめて、自分の担任のクラスだけでも
今週中くらいは
もしかしたら息子が
テスト受けに来られるかもしれない、と
テスト返すの待っても良くない?
もうね、
「どうせ来ないだろう。受けられないだろう。」
そう捉えられてるように、感じるんだよ。
息子は、もっと過敏に感じてると思う。
ま、そう思われてしまっても仕方ないことなんだけどね。
それなら、それで、全ての面に関して
そういう対応でいてくれたほうがいいんだけどね