対応が難しい | My Life ~もっと気楽に~

My Life ~もっと気楽に~

シングルマザーの、子供と仕事と日々の出来事。今は息子との模索する日々がメイン。

水曜日も無事に学校へ行けた息子。

 

私は、息子の経過報告のため

夕方、私だけでかかりつけの総合病院へ行ってきた。

 

基礎体温も少しだけど上がってきた息子。

昨日と一昨日は、朝食も少し食べられた。

 

だけど、お腹が痛くなるのは相変わらずだし。

今までは、学校ある日がほとんどだったけど、

ここ最近は休みの時でも

何度もトイレへ行くというのが増えた。

 

お医者さんの判断としては、

息子は「過敏性腸症候群(IBS)」

 

もともと胃腸が弱いところに、

プレッシャーやストレスなど

ちょっとしたことでお腹にきてしまう。

 

薬を飲んだからといって

すぐに良くなるものでもないので、

うまくその症状と向き合って

生活していけるようにしないといけない、と。

 

 

その日の夕方、学校から電話があった。

担任の先生ではなく、別の教科の先生。

「息子くん、冬休みの宿題を未だに提出していません。

 1年生のなかで、出していないのは息子くんだけです」

という内容。

 

本人は「やってあるけど、持ってくるのを忘れた」と言っているらしい。

 

先生は

家が近いのだから、

放課後自宅に取りにいって持っておいでと伝えているらしいが、

一向に提出されないと。

 

帰ってきた息子に話すと

「多分やってある」

 

きちんと確認して

終わっていないなら終わらせて、

必ず明日持って行きなさい。

 

そんなことをしつこく言ってしまった。

 

その日はピアノのレッスンがあって、

レッスンの前後どちらかに

いつもならスタバに寄るのだけれど

宿題のことを理由に寄らなかった。

 

息子は、かなり不服そうだったけど

 

「宿題のことを考えたら、寄れる状況じゃないでしょう?」と。

 

レッスン終わって帰宅後も、

宿題についてしつこく確認。

 

息子は「もう、カバンに入れた」と言っていた。

 

 

前に、ブログにも書いたけど

2学期になってから、

課題の提出や勉強について

あまりうるさく言わないようにしている。

 

言っても言わなくても、

結局本人がやろうとしなければ、どうにもならないから。

 

担任の先生にも

「提出物に関しては学校の方で声がけやサポートしますので

 お母さんは言っていただかないで大丈夫です。

 学校でも、家でも言われると、

 彼が追い詰められてしまうと思うので。

 お母さんは、家庭面で息子くんのフォローをしてあげてください。」

と言われていたから。

 

なので、この日は久々に

息子にしつこく言ってしまった。

 

でもね、さすがに学校から電話があったら

ママだって言わないわけにはいかないんだよショボーン

 

だから、予感はしていたが・・・

 

昨日は朝、トイレにこもる息子。

 

1学期の頃と同じ。

 

お腹が痛いということだけ言ってきたが、

トイレにこもって、だんまりになってしまう。

 

こちらの問いかけにも、

かろうじて首を振って答える程度で

俯いて固まってしまう。

 

ここ最近は

休むにしても、息子の口から

自分の状況や、休みたいと言えたのに。

 

昨日は、学校どうするの?の問いかけにも

固まって、貝になってしまっていた。

 

久しぶりのこの状況に、

私も冷静さを欠いてきて

つい苛立ってしまった。

 

腹痛を訴えているが

熱は36.5度の微熱程度。

(息子は基礎体温低いので)

 

苛立ちながらも、布団に寝かせて仕事へ行く。

 

昼休み一旦様子見に戻ると、

熱があがって37.3度。

学校行けると思って作っておいたお弁当を

食べると言い、食べ始めたが

すぐに「もういい」と布団に戻ってしまった。

 

3時休みに電話したときには、

声がだいぶ元気になっていて、

昼休み戻る時に買って行った

レトルトのおかゆを食べ、

たまごスープを飲むと言っていた。

 

夕方には36度台前半まで熱も下がり、

担任の先生とも電話で話し、

夕ごはんのうどんも食べ

「明日は多分大丈夫だと思う」と。

 

 

そして今朝、

起こして、処方されている漢方薬を飲んだら

「お腹が痛い」とトイレへ。

 

また、しばらく出てこない。

 

声をかけ、熱を測ると37度。

 

「お腹が痛いのもあるけど、気持ち悪い」と。

 

とりあえず、落ち着いたらトイレから出て

処方されている吐き気止めを飲みなと伝える。

 

少しするとトイレから出てきので、

薬を飲ませて、状態をきく。

 

昨日のようにならないように、落ち着いた口調で

「色々きくのは、息子を責めているんじゃないんだよ。

 息子の痛みや身体の状態は息子じゃないとわからないから。

 状況によっては、対応も変わるから。

 だから、きちんと知りたくて、色々きくんだよ。」

 

息子は、寒気もするといい

熱を測ると、37.3度になっていた。

 

学校どうする?と聞くと

 

「うーん・・・・

 でも、2日続けて休むのは、良くないでしょ・・・」

 

本人も、わかってはいるんだ。

 

なので、午前中休ませて

お昼休み一旦様子見に戻るから、

それで行けそうならば

今日は5時間授業だから

1時間だけでも行こう。

 

そう話してきた。

 

学校へ電話すると、

担任の先生も

「できれば1時間だけでも出てきてくれると、いいですね」と。

 

 

昼休み、戻ったが

やっぱり行けなかった。

 

息子は眠っていて、なかなか起きず・・

 

私は1時間だけでも行こうと

とりあえず起こし、

作っておいたお粥を食べさせようとしたが

なかなか口にできない。

 

やっと2口くらい食べたところで

「お腹が痛い」とトイレへ駆け込む。

 

ふう・・・ショボーン

 

息子が学校へ行けるなら

午後半休の届けを出し、

息子の送迎をしようと思っていた。

 

でも、行けないのであれば、

昼休み中に会社に戻らないとだ。

 

タイムリミットで息子に声をかけにいく。

 

「・・・出ないけど、お腹は痛い」

 

学校は、どうする?

ママは行ければと思って、

一方的に1時間だけとか言っちゃったけど、

受けるのは息子だし、

学校の授業だから、

ただ座っていればいいってわけでもないだろうから。

 

1時間でも、身体がしんどいっていうのだったら、

それは仕方がないんだから。

 

学校行けないのであれば、

ママもすぐに会社に戻らないとだから、

どうするか、息子が決めてくれる?

 

「うーん・・・

 熱もあるし、まだお腹も痛いし・・・

 ちょっと・・・辛いから

 ・・・休みたい。

 明日の部活の練習試合は、なんとか行けるようにする。」

 

ぽつりぽつりと、

でも、自分からきちんと言ってくれた。

 

「じゃあ、学校に電話するね」

 

職員室には担任の先生が戻ってきていなかったので、

他の先生に欠席の旨を伝える。

 

息子のところに戻り

「 じゃあ、きょうはちゃんと休んで、体調整えてね。」

 

トイレに座る息子を

ハグして、背中をポンポンする。

 

休めるとなると、

ホッした表情になる息子。

 

「トイレ出たら、少しずつお粥食べるよ照れ

 

 

私が思うに、

進学校である今の学校の勉強量が

息子にとって相当なプレッシャーと

ストレスになってるんだと思う。

 

だけど、受験に合格し

今の学校の学生であることが、

息子にとっては絶大なステータスでもある。

 

息子の学校名を出せば

「優秀だね」

「すごいね」と言われる。

 

祖母の葬儀で親戚の人にも、

通っている総合病院の先生にも言われた。

 

 

大人が単純に考えれば、

そういう学校なのだから

勉強も当然大変。

 

その大変なことをこなしてこそ

優秀な評価を得ることができる。

 

本当にごく一部の天才はいるが、

大抵の優秀な学力は

努力の上に培われるものなのだよ。

 

息子も、理屈ではわかっているけれど、

彼の中で消化できないんだと思う。

 

ステータスは得たい。

でも、勉強はしんどい。

 

だけど、やらなきゃ。

 

でも、めんどくさい・・

 

そうしている間に、

容赦なく勉強は進み、

まだ終わらせていない課題に

さらに新たな課題が追加される。

 

やらなきゃいけないことが

どんどん積み重なっていく。

 

だからね、一度息子と学校の荷物をせいりして

と考えたのだけれど、

私が手を出す、手を貸すのを

めちゃくちゃ嫌がる息子。

 

冬休みの宿題の提出を

少ししつこく言ったのでも

体調不良を起こし、2日休んでしまう息子なのよ。

 

これを、無理やり部屋を片付けようとしたり、

彼の学校のものを勝手にいじろうとしたり、

力ずくでやったりしたら・・・

 

絶対にこじらせてしまうに違いない。

 

 

でもね、息子の体調不良も真実。

 

決して仮病なわけではない。

 

 

本当に、親として

どう接していけばいいのか難しい。

 

母の、迷い、悩み、模索する日々は・・

 

いつまで続くのだろう。