硬水と軟水どっちが好み?

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両方好きである。
 
昨年の同日は、軟水に馴染みがある
と書いていた。
考えてみたら回答になっていなかった。
 
昨年の同日のブログは
李白の詩を引用していた
李白の「将进酒」である。
今年もそれに倣おう
 
 
李白の「渡荆门送别」である
 

渡远荆门外,来从楚国游。

山随平野尽,江入大荒流。

月下飞天镜,云生结海楼。

仍怜故乡水,万里送行舟。

 
これも水の描写が見事な詩である。

 

「江入大荒流」 この句で川が「荒れ果てた大河に注ぐ」様子が描かれてる。

単に「川が流れる」といった平板な表現ではなく、

「荒れ果てた大河」という言葉を用いることで、

雄大で荒々しい水の流れが想像され

最終句の「仍怜故乡水」

「なおも故郷の水を恋し」と訳されるこの一句には、

旅立つ人が故郷の水、つまり川や小川などの

自然の水を強く恋し慕う心情が込められてる。

つまり、この作品において水は、第一に雄大で荒々しい大河の流れとして描かれ、

第二に懐かしい故郷の自然の水として描かれている

前半の「荒れ果てた大河」という表現からは、

あくまで旅の途上の風景として雄渾な水である

しかし最後は「故郷の水」と言うことで、

水が人々にとって馴染み深い存在であり、

郷愁の対象となっていることがわかる

 

この対比は水の特性を

素晴らしく表している

自然物への畏敬の念と

人間の温かみの両方を水の描写で表現しきっている。

 

さすが李白・・・

 

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私もこんな詩を吟じたいものだが

筆不足。。。せめて李白の詩を

思い出して、詩の味わいを深くして

人生を楽しもうと思う。

 

それでは、みなさま

素敵なナイトライフを!