怒るというほどのことではないが、
あ、こう書き始めたが
世の中のほとんどのことは
怒るに値しないことで
あとは、タイミングとか虫の居所とか
いろんなものが関係する。
最寄駅の駐輪場に自転車を止めた
通勤時間帯を超えていたので
ほとんど満車の状態だった
駐輪スペースを探すのに苦労していた
最寄駅の駐輪場に自転車を止めた
通勤時間帯を超えていたので
ほとんど満車の状態だった
駐輪スペースを探すのに苦労していた
おっあった!と思うと
コーンで利用できないようになっていた。
ウロチョロしていたら、
「そっちにはないよ!」
と怒鳴られた。
ああ、と狼狽して
違う列に周り
やっとのことで駐輪できた。
駐輪所を出ようとすると
女子高生が現れた
やはり駐輪スペースを探すことになる
すると、先程 私を怒鳴った男が
コーンをサッと移動して
「ここ空いてるから」
と満面の笑み
「あ、ありがとうございまスゥ」
と 微笑
思わず 男を振り返ると睨み返された。
すっかり男の顔を覚えてしまった。
帰宅時
小銭を切らしたので
千円札を手に
「すみません、両替できますか?」
と近寄っていくと
振り返ったのが今朝の男
「ここは銀行じゃないんだよ」
凄まれた。
あまりのことに
また狼狽えて、後ずさりして
どうしようかとあたりを見回すと
自販機があったので、缶コーヒーを買った
駐輪代を払おうとした時
千円札の投入口が目に入った
両替することしか頭になく
見落としてしまったのだが、
それにしても、
千円札も使えますよ という指摘が欲しかった。
そうだ、そう告げようと
近寄って行くと
「ちょっと ここから通って!」
と大きな声で言われてしまったので
機先を削がれた
まいっか と
その場はやり過ごしたが
後から後からジワジワ込み上げてくるものを
抑えるのに必死だった。
まぁ 今こうして書いてみると
大したことはない
サウナで汗を流そうと
スーパー銭湯に行くことにした
TVでは
辺野古の綺麗な海が映ったので
思わず見とれた次の瞬間、
その海に土砂を流し入れるシーンだった
お子様な僕には
残忍な映像だった。
大人の事情があるんだろうが
この場面だけ見た僕は怒りしか覚えない
テレビってやはり人の神経を逆なでするように
演出してるに違いないと
思いなして、水風呂で頭を冷やした。