佐川急便~運送上のトラブル対応 | Dr.Pipo's Laboratory 2 Experimental Report

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楽しくなければ模型じゃない!大人の趣味として楽しもうと思っております。それ故、独りよがりで的を射ない内容もあるかもしれませんが、それはそれで御笑読くだされば幸いです。

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AsiaTamのポルシェティーガーのRCキットを棚から引っ張り出して組み立てようとしたら、思わず失態でスプロケットを破損。

これがないとラジコン走行はもちろん、組み立てもままなりません。

 

しかし、天のお助けか、AYARDさんに予備のスプロケットセットがあるとのことで、早速注文。

そこまでは良かったのですが、輸送上のトラブルで、破損した状態で配達されました。

運送業者は佐川急便。

佐川さんには、ヤフオクやアマゾン、楽天等、いつもお世話になっていますし、地方は運送担当者と顔なじみになってしまいます^^;

不在のことも多く、お手間をかけていたり、配達時間に融通を利かせてくれたり、ありがたい限りです。

 

いつも通り、荷物を受け取って、、、何か嫌な予感。

袋がいつになくよれてしわだっています。

さらにガチャガチャ音がします。

金属のスプロケットですが、割れてないか心配になり、慌てて開封。

 

佐川の袋に入っていますが、エアーパッキンの中に白い箱があり、その中のビニール袋にスプロケットが入っていました。

金属のスプロケットですので、結構重さがありますが、箱が空いて、ビニールの袋ごとエアーパッキンの中に出てきています。

AYARDさんも、出来れば段ボールで送ってくれればいいものをと、不愉快になります。

すでに、エアーパッキンに中に、破損片らしきものが見えていましたが、悪い予感的中、4組8個のスプロケットのうち、3個が割れていました。

 

 

外袋の裏側になにやら押し当てられた跡があり、中の白い箱も潰れて穴が開きかかっています。

岐阜からですので丸2日間かかっていましたが、おそらく、重いものが上に乗った状態で運ばれていたのでしょう。

 

貴重で、手に入りにくいものですので、佐川急便に破損の連絡を入れ保証をお願いしました。

お金が帰っても、スプロケットは手に入らないので、悲しいこと極まりないのですが、、、。

 

やり取りの詳細は以下の通りです。

2月16日に配達され、破損確認。楽しみに待ちわびていただけに、かなりショック。

 

2月17日午前 破損のクレームの電話を佐川急便へ。応対は丁寧。破損状況と連絡先を聞かれ、追って担当者から連絡させるとなる。

折り返し直ぐに、担当者から連絡があり、現物を確認させてほしいとのことで、日程を翌日の夜7時に調整。

 

2月18日 予定の時刻過ぎに担当者が来て、現物を確認する。4セット8個のうち、3個が破損していることを確認。ここで、担当者曰く、保証が全損ではなく3/8になると、遠回しに言ってきたので、「それでは納得しない、入手不可能な貴重なパーツで、戦車の車輪4つのうち1つでも欠ければ完成できない。つまり、スプロケット前後左右の4セット8個で1つの構成単位であり、1個でもかければ価値はゼロで、全損と同じである」「3/8の保証しかできないのであれば、返金は要らないので、破損した3個と全く同じ新しいものを、日本はおろか世界中、ドイツだろうが中国だろうが、走り回って探して持って来い」と手厳しく申し付けるたところ、担当者は了解され、全損で対応することになる。後ほど申請の書類を作って持ってくることとなる。

また、破損物は証拠の為に佐川の会社の方へ引き取らせてほしいと言われたが、保証後は廃棄処分するとのことだったため、破損したものから型を取って複製するなど処理は私の方で行いたいので、保証がすんだら速やかに返却するよう約束をえる。

 

2月19日 午前中に担当者から、今日の夕方以降に書類を渡したい旨の連絡があり、午後7時を約束する。7時過ぎに、別の係りの者が当該商品輸送の業務日報と貨物事故賠償請求書を持ってやって来る。保証金(全損;品代+送料)や輸送状況など内容を確認し、請求書の指定の欄に振込先口座などの記入を行い、これらの書類は係りが持って帰った。応対はとても丁重。

 

3月15日 指定の口座に入金を確認。

 

3月16日 担当者から保証が完了したので破損物を返却したいとお詫びの連絡が入り、破損物を預かっていった状態で届けられる。

ここで、菓子折りの一つでも添えられれば、満点ですけどねえ。

 

以上が流れです^^;

対応はいたって丁寧で迅速ですが、いくつか留意点がありそうです。

1)セット物の場合、最初に言われたように、部分損を前提としていること。例えば、10個のうち3個が壊れていたら、3/10の保証になる。

しかし、同じものが10個で破損がそのうちの3個であっても、再度分割して購入ができない時や、10個で1つの価値とみなされる場合などは、その理由と共に全損を強く推すことが肝心だと思いました。

2)また、当然ではありますが、補償には消費税や送料も含まれていることの確認もしたほうがいいと思いました。

3)破損した物は引き取りを前提としているようです。しかし、永久に保存するわけではなく、補償が完了したら直ちに廃棄処分されるので、全く不要なら任せてもいいでしょうけれど、破損品でも何某か必要ならば、処理は自分で行うので補償が完了したら速やかな返却を確約することです。

4)あと、補償の振込まで4週間ほどかかっていることです。個人的に1週間くらいかな~と思っていましたが、結構日数を要しています。

 

長年、国内外の輸送業者を利用していますが、不良品が届いたことはあっても、輸送での破損の経験は初めてでした^^;

あまり経験したくはないですが、もし万一、トラブルの際にご参考になれば幸いです。