チャリ🚲→徒歩 騒いだだけで 来なかった
かれこれ1週間もまだか、まだかと騒がせた台風10号でしたが、結局こっちまでは来なかったんですね。
自転車並みの速度と言ってたと思ったら、徒歩だと言い出すし。
せめてスキップくらいしてみろよ💢
温暖化、いや、熱帯化した海の上で体力増強し育ちまくった過去最強クラスと散々に前宣伝されたもんだから、交通機関は止まる宣言するわ水や諸々の備え買い占めが続出。
私も今回は公休日を木曜から土曜に移動させ、出勤見送りしました。私はこういう事はした事がありません。そういう時こそ1人でも必要なので、よっぽどじゃなければ出勤です。
しかし7年前ですか?あの、京都市にも大規模停電を起こした最強台風。私はここで痛い目にあいました。
出勤してくれる人を1人でも確保するのに病院は大わらわで、あの時は前日には通達が出ました!
何とタクシー使用許可が前日に出たのです。それほど人が薄くなるのが目に見えていました。JRは10時頃から停るのが決まっていたし、それでは帰れなくなるのでJR組は午前だけ半日勤務もできません。休む一択でしたから、私みたいな根性出勤組は重宝ですよね。
でも帰りはやはり電車が止まったので、でも今回はタクシーOKやし〜って気楽に構えていたら、行ける所まで公共交通機関を使ってその先から乗れと。
後から言い出したんです💢
話が違う。
そんなら最初から言えや。電車も、というより市内が停電したのです。皆が、はっきり言うけど台風来るのに出掛けて行ったバカは全部、帰宅困難者になるんです。でもタクシー乗ってもいいから来てくれる人って話が先にあったから安心して出て行ったのです。
病院からならタクシーに乗れます。タクシー乗り場に待機しているんですから。
でも最寄りの地下鉄まで自力で歩き、地下鉄で行ける所まで行ってからタクシー乗り換えしろ、というなら最初から行きませんでした。
歩き25分に地下鉄20分、バリバリの市内でタクシーがつかまるはずがありません。
案の定、長蛇の列に1時間並び、信号も消えた暗い市内はダダ混みの車が譲り合いで交差点をやり過ごすノロノロ具合。
日中、私は院内で何ら困ること無く過ごせます。しかし家は違いました。
「風がすごい。怖い」
停電です。冷蔵庫は切れ、母はアイスを食べながら過ごし、持ち出したばかりのスマホ初心者なので四苦八苦しながら連絡してきました。
「暑い…」
ハッ!としました。家はこの暑いのにクーラーがつかず、私は一刻も早く帰ってあげたかったのにいつもの3倍も時間がかかって帰宅。辛く長い時間を1人で耐えさせてしまったのです。
途中、スマホの電池がもう無い…とかLINEが来ます。スマホってすぐバッテリー減りますから停電したら連絡も途絶えます。
幸い日本製のバッテリーを買ってあったので、すぐ「テレビの横の箱にあるやろ?」と探させ、接続の仕方を説明し、スイッチを押してランプが着くかとか仕事しながら必死でやり取りしていました。
それで連絡は何とか続けられたのですが、いつもより遅い帰りになってしまい可哀想に帰ったら暑さでぐったりしてしまっていました。
病院から約束通りタクシー許可されればもっと早く帰れたはずです。
私はその時、学んだのです。
病院なんて私が行かなくても何ともないのです。私は何とかなってもダメなのです。
絶対に家が大事です。もしもの時、安月給の使命感と引き換えに取り返しのつかない後悔をするべきではありません。
その教訓を胸に、今回は超強力との前評判の台風であったため水曜日に公休変更の判断をしたのです。
ところがこの台風、関西に到達せず勢力をガクンとダウン