やり過ぎて お産は損と 言い出した!




産婦人科医が不足している。全診療科の中でもハイリスクのトップだから嫌でもそうなる。

出産は自費だ。ものすごく高い。しかも予定日あっても赤ちゃんは実際いつ出て来るかわからない。赤ちゃんのご機嫌次第だ。

自由診療と言う言い方もする。でもその言い方に抵抗を感じるのは私だけだろうか?

自由ってまるで選択権があって勝手に好きにやるもの、という印象を受けてしまう。

でもどう見ても全然自由じゃない。

Q なぜ出産は自由診療なのか?

A 病気じゃないから

これが国の認識だからだ。この御時世、旧態然とした紋切り型の体質そのまま戦後を来てしまった感がある。

そうだろうか?

病気じゃないですけどね、確かに。でも出産はそもそも命がけ。放置していても勝手にすんなり育って生まれて母子ともども健康に回復していくのはなかなか難しい。

やはりケアもいるし医師の管理も必要やねん。

流産も増えている。何故なのか?この原因は特に現代の生活環境の影響が大きく、私は妊娠確定したら産前産後休暇に入るべきだと思う。

本気で少子化を止める気があるなら、だ。

ストレス、通勤、特に有害と思われるのが車だ。この揺れがどうやら良くない。

不妊治療をしてまずは妊娠してもらおうという試みも悪くは無い。子を切望する人にとってはそこに補助金が出るのであればエラい値段のこれこそ自由診療なので、負担は大きく半減する。何しろ年収に匹敵する単位だ。

そして妊婦高齢化しているだけに、妊娠高血圧等、中毒症も比例して増える。

この時点で病人同等と私は考えております。

つまり、健康保険適用であると。

早産あり手術で引っ張り出す事もあり、何らかの障害異常がある場合もあり、産婦人科には内科も小児科医も必要です。

健康保険適用は遅過ぎです。

私も含め、多くの現役世代は健康保険料を払っていてもほとんど使っていませんよね。

ここから子育て何ちゃらをへつって落とすより、出産費用を最低限の内容でパッケージ化してそこにのみ保険適用したらいいのに。

この方式を採用すれば、劣悪な個人開業医も標準レベルを守らざるをえなくなる。
中には「うちに不満あるならよそへどうぞ。産婦人科探すの大変だけどね。」みたいな態度もあるだろうし。
感染対策、赤ちゃん取り違え防止策、きっと色々改善されると思う。質が良くなる。
何年か前、まだ最近の話だよ、お産で呼び出された院長が飲んで赤ら顔で呂律も回って無い状態だったって話。
こういうモラルでも自由診療ならできてしまう。死なせなければ裁判にもまずならないし、官庁の監督下におかれて縛られる事もほとんど無い。野放しだ。
保険適用導入は妊婦にとっても保険だし、双方に悪い話じゃない。もちろん国民にとっても格別なにか損する話でも無いし、無事に生まれて育ってくれれば人口確保できるわけやもん。
折角生まれた子を死なせるなんて。少子化を本気で問題と思うなら死なせてる場合ではない。未来の納税者なんだから。
産婦人科は休日も時間外も無い本当に可哀想な診療科だ。そして何事かあると訴訟される。
楽しみにしていた子が死んだ。
母体に異常が残存した。
患者の不都合はいちいち訴えられる時代になった。先生達がヤバい妊婦でも何とか診ようとあの手この手でギリギリの攻防やっての結果でも、それが患者にはわからない。
母子共に健康で帰宅できるのは当たり前だという大きな勘違いが困る。
そこは明確に理解して頂きたい。
でもこんな発言も医療提供側からあったり
あ…って言った。
最近の産婦人科はスゴいサービス合戦だと聞く。お部屋はスイート並み、食事はコース、温泉もあります、ジムもあります、マッサージあります、エステもできます!
こうなるとやり過ぎ🙅🏻‍♀️✘
何の目的かもうわからん。こういうのは完全にオプションでやってもらわないと。
それこそ自由だ!
だから‪💢
コストって何や。出産に必要なところだけ税金使えるから後は自分らの好きにしたら?
混合診療の禁止の例外だ。まさかパッケージ料金になったら他のサービスは無償になるから大損だとでも言いたいのか?
元々客寄せの為に増やした娯楽だろ。
そこだけ別料金でいいやん。やりたい人だけ満喫するんなら。
無痛分娩も保険適用対象とするか、それこそ自由選択だから自費オプションにするか。
ある程度考えなくてはならない。これはいいの悪いの1個ずつ上げ連ねるんじゃなくて考え方を明確にして例示するとか。
このバラつきは何だろう?その、客寄せサービスの結果だろうか。それなら安い高いの議論以前の問題だ。
東京はマッサージサービス付きが標準とか?
熊本や沖縄、あと鳥取が安いのは…何か食事が魚主体だとか?
そんな差が広がる事由もしっかり調べて決めて欲しい。簡単だ。厚労省に標準の請求一覧を出させれば良い。
しかし私は産婦人科医会の偉いさんが損という言葉を使った事に驚いた。
病院は一般に診療報酬で経営しているが、損なのは初めから。儲かる要素は透析やるか、健診などの青天井な自費診療で利益をガバッと叩き出すしかない。でも患者を診て損益とは思わない。手のかかる治療をしてこの患者には大損させられて採算合わへん…という風には考えない。患者は患者。時にスゴいの来て結果的に大赤字になる事はあるけど、元から有料サービスが付随していないので仕方ないと感じるようになっている。
でも産婦人科医は違うんやなぁ。
この妊婦が夜中に産気づいたら損だなぁ、とか、院内ジム使わせるのやめなきゃ…とか皮算用な感じ方があるんだなぁ。
もう豪華なお食事、売りにしてたけどやめましょうとか?
産婦人科はサービス過多になり過ぎた。
保険適用導入したら少しはVIP並のおかしなシステムは改まって、貧乏でもちゃんと妊婦検診受けて産婦人科で産んでくれるように思う。
1人目は3割負担も後から自治体補助で帳消しにさせたらいいな。
2人目からは普通に3割負担してもらって。
子供に支援ばかりして甘やかすより、お母さんに安全なお産をしてもらうべきだと思うね。