鑑定を しても関係 無しと出る



昨今は生殖医療界は様々な方法を編み出して、倫理に引っ掛かる手法まで出現している。

医師が関わるのはあくまでも日本の法の管理下で出来る範囲になるから、そこは何とか問題を抑えて死守しているといったところ。

でも最近はネット社会で、勝手に商売始めている組織があるよね。

卵子提供します。

精子売ります。

代理出産します。

この手の規制は野放し状態だよね。NHKで放送している燕は戻って来ないというドラマは、なかなかしっかり事実に基づき描いてある。

月給手取り14万とか。多分世間では今頃にもなって何年も何年も勤めていてその給料は信じられない額だろうと思う。

でも病院って事務ベースが異常に低い。

つまりこれはかなり真実味がある。

今回の賃上げ勧告も診療報酬の点数に係わる技術系のみになっている。まぁそりゃそうだ。

何の職を何人雇用しようが病院の勝手だ。

患者サービスと安全確保の為に最低何人必要と定めた施設基準を守る人員について、今回は賃上げのための点数改定をしたのだ。

昨日は私は副業をテーマに書いた。

でも病院は副業禁止の筆頭でもある。何でか全く理解できない。生活保護より下みたいな生活してるのに、副業禁止。

ならばもっと出せばいいのに、それは話が別だという。でもトップ層は不動産で家賃収入を得ている者が多く、それは何故かお咎め無い。

その規則は下じもの下っ端を拘束する為だけの規則なのだ。副業がバレて処分されるのは管理職より下だけだ。

例えば講演をやって講演料をもらっても処分はされない。事前許可が必要というけれどアルバイト申請はまず許可されない。

生活費が足りないと言っているのにだ。

カツカツの極貧生活が病院事務員の現実。

あのドラマは身内の不幸にも帰省する足代が無く、極貧であるため代理出産をして稼ごうかな…とまで揺れ動く有り様を描いている。

そう。別腹だ。借りるの。

しかしこれは今までも問題が起きている。

産みの母が誕生してしまうのだ。引渡しで揉めたり、卵子提供までした場合は遺伝子が育ての親と違う事になる。

精子もインターネットで売り出されているという。男にしたらちょっとしごいて気持ち良くなりつつどうせ捨てるモノを容器に入れて渡せばいいだけ。何の負担も無いから罪悪感も無く小遣い稼ぎの感覚らしい。

その提供者情報も資格や経歴が本当なのかまでは確認なんて誰もしない。自己申告の世界だ。でも精子提供する考えを持つ時点で私は、こんな人なんか信用できない。

経歴詐称なんか軽々やるだろう。

「あ〜音譜この人、高学歴で高収入!運動もできるみたい。申し分無い、この人にしよう!」と何万円もお支払いしたけど、嘘が含まれているなんて常套やん。普通やろ。

でも何処の誰かもわからないから追及も調査もできないで信じるしか無い。

これは買う女性の立場からの話。
でも実際は卵子提供という逆バージョンもある訳よね。狐と狸の化かし合いってところ。
これは子供が本当に欲しい人には藁をも掴む話であるところ申しワケ無いが、嘘をつくも騙されるも親の勝手。生まれる子供にとっては気の毒としか言い様が無い。
親はわからない。
母親から聞かされてる上等オトコのはずの父ちゃんは単なる嘘つきで本当は凡人も凡人。
…とかなったら最悪だよ。
身元、明かすのがせめてもの責任だと思うよ。
だっていつ誰に使われるかもタネの主は知らない間に、自分の子が生まれているんだ。
それ、もしその子と我が子がいつか出逢ってご縁がある事にでもなれば近親になる。
ちょっと危険だよね。
子供もその内、似てないな〜とか、血液型合わないぞ?!とかそんな疑いから悲劇につながりかねない。
しかも重大事件が起きた時は必ずDNA鑑定がある。そこで実際の育ての親と全然違う結果が出たら誰だ?!ってなる。最悪の場合、真の親子関係が判明して全く知りもしない親族の為に逮捕される可能性だってある。
まさかの消息不明の死亡は行方不明届さえ出ていればDNA鑑定で辿り着くだろうが、育ての親と違うDNAである為に辿り着けず行旅死亡人として葬られてしまうかも知れない。
日本の国会議員さんがこの問題は難し過ぎて取り組まずこのまま放置すれば、いずれそういう日が来るのは想定内だ。
国会議員はやはり、問題を当事者意識にできるちょっと若い世代で且つ、アタマ良い人にやってもらわないとアカンなショボーン