今日は私としてはかなり悲しい話です。

京都市山科区、薬科大の向かいにあった中華料理「ちゅん」。

https://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/nekota/5087# 

この方の記事👆🏻がとてもよく伝わるのでリンク貼らせて頂きます。

市内…いえ、ちゅんも山科区で市内なのですが山科は山の向こうなのでちょっと感覚として市内とは違うんですよね。市内からはちょっと外れていて遠く、しかも駅からもかなりありますから数回しか行ったことはありませんが某病院の宴会御用達的なお店でした。

以下、写真をお借りしています。


大学生の食堂な役割でもあり、何しろ量が多かった。そして、どれも美味しかった。
昼の定食に定評があったのだと思いますが、私が行くのは職場の忘年会や親睦会などで仕事終わりなので、ランチメニューの食事は経験がありません。


だからインターネット上で載っているこんな記事は、写真で見た事はある感じなだけでした。しかしこの中華ポテトが何しろ楽しみで!



お芋がホックホクで飴がけがカチコチの厚い飴がかかっていて、水につけて食べるやつ。
しかし宴会終わりにはもうお腹いっぱい。ちょっと食べて後は折詰くれるので皆で残り物を山分けして詰めて持って帰るワケです。
帰った頃に少しお腹がすくのでこの名物芋をおやつに食べるんですね〜飛び出すハート
このちゅん、ここ数年、閉店したり再開したりしていました。それというのも店主が体を悪くされていたかららしい。
ともかくも地元で大絶賛ですよね。


何の病気だったのかな…。
ともかく復活したと聞いて、行きたい、行きたいと思っていたのですが行けませんでした。
しかし今日、先日が誕生日🎂であったこともあり家族がケーキを買ってあげるというので意を決して再びローヌ本店へ行ってみる事に。
山科は専用レーンが突然出て来て気付くのが遅れたり、路駐も多くゴミゴミして道路事情がかなり嫌いです。
そしてちゅんに行ってみる事にしたのです。駐車場が路地に囲まれた裏手の住宅街の中にあるので車では行きにくいです。
やっと着いた…何ここ?
従業員寮?ボロボロのアパート。廃墟寸前。
線も引いてない…適当に停めりゃええんか?
ここからの、表の通り沿いの店迄が迷路。
はっ?みたいな住宅地の隙間みたいな細ーーーい道をぐるぐると。
こんな外観でしたが…パッと見わからない位



思わず探してしまいました。よ〜く見ると小さくちゅんと残してありますね。
どうなってるんだろう?
改装され、入った所は立ち飲み屋になっていて通路を奥に行くと宴会でお馴染みのお座敷。
回る年季の入ったテーブルはそのまま。棚が入れてありますね。普通の家のタンスみたいな家具がありましたが変わっていました。
調味料はカタカナでスと書いてあるのが酢で。
クは黒酢らしい。こりゃ聞かんとわからん。
チャーハンは黒かった。
チャーハン定食の餃子は小さ目8個。
小鉢が幾つかあって、四角は一口サイズの杏仁豆腐。茶色いのは初めて。
肉団子定食は甘酢か訊ねたけど黒酢で甘くないって言われた。でもやっぱり甘酢だった。
これにも小さなカップが付いていて、何かと思ったらコーンスープみたい。
う〜ん、どういうセンス?
量も普通。味も別にどうというものは無い。
結局、メニューもまるで変わってしまい
全然ちゅんとは違う店になっていた。
中華ポテトもできなくなっていた。
店員さんは残っているみたいだけど、ここと向こうのテーブルで説明もバラバラ。
ご飯お代わり自由とか、店主が亡くなったとか。支払いも現金だけなのに最後、レシートも出なかった。いかにも誤魔化してるのわかって気分悪い。美味しくもなくなっていて、もう全然違う店なんだな…ってわかった。
もうあの作ってたおじさん、居ないんだ。経営の問題じゃなく、できないんだ。
どうしてちゅんの名前を残しているの?
山科ではちゅんの知名度が高いから、その名前を使うのが手っ取り早く集客できると目論んでいるんだろうな。
でも1回行ったら、また行こうとは思わないな。もうちゅんは無いんだなってわかった。
店主に跡目が居なかったんですね、残念。
松崎さん、楽しいひと時を、感動するお料理を、ありがとうございましたぐすん

そしてローヌ本店へ。
雛祭りケーキです。昨日今日の2日限定。
上段にある左のが5寸4000円。ローヌは号じゃなく寸なんですよ。ちょっとわかんないよね。
そして右手には四角の小さ目のが1500円。
三層です。下から緑、白、赤。菱餅の色です。
苺スライスがサンドされています。
小さいのを2個買いました。
次々、お客さんが来て店内混み始めました。
かくして誕生日ケーキは雛祭りケーキとなり、ちゅんを思い返すちょっと悲しい日になりました。