苗の植え替えです。

種はプランターに蒔いています。
1ヶ月ほど経った苗です。↓


2005/5/29/8:43 撮影


根はこうなっています。↓


2005/5/29/9:53 撮影


植え穴に苗を置く。↓
そのご周りの土を戻す。
植え穴は縦横30cmほど。
孔底に土を入れながら高さを調整してから苗木を置く。


2005/5/29/9:53 撮影


双子の苗です。↓
私の経験では、オニグルミの種子は数%の割合で双子苗になります。


2005/5/29/8:38 撮影


孔底に設置して↓


2005/5/29/8:39 撮影


土を戻す。↓


2005/5/29/8:42 撮影

条件さえ良ければ、
このあと4年ぐらいで結実し始めます。

なお、上記写真を見ると、この時には、腐葉土を混ぜているようです。




今朝の写真です。
栄養豊富でとてもおいしいオニグルミの果実がたくさん落ちています。


2008/10/8/7:42 撮影

きょうはオニグルミのことをまとめておきます。


オニグルミの種の蒔き方、育て方
オニグルミの種子は地面に自然落下したまま放置しておいても発芽しますが、それはわずかです。
下記の方法で種をまけばほとんど発芽します。

1、秋に落ちた種子を網に入れる。
2、排水のいい土地に深さ30cm前後の穴を掘る。
3、穴底に種子を入れた網を置く(11月末ごろまでに)。
4、穴を埋め戻す。
5、翌春(3月下旬)、埋めておいた種を掘り出す。
6、用意したポットやプランターに種をまく。
用土は市販の種まき用の土でもいいし花と野菜の土でもOK。
7、種の上に3~4cm土を掛ける。
8、乾燥したら水をやりながら芽が出るのを待つ。
9、1ヵ月後の4月下旬頃から発芽が始まる。
10、すべて揃って発芽するわけではない。4月下旬に始まった発芽は6月初旬までかかることがある。
11、芽を霜に当てないこと。
12、発芽して1ヶ月ほど経ったら路地に植え替える。
13、植え穴は縦横30cm程度でよい。
14、植え替え時の肥料分はやるとしても腐葉土程度でよい。

以上は私のやり方です。


2008/3/18/18:44 撮影 写真1

こんなネット↑(タマネギ用とか)に種を入れて穴底に置きます。
外へ飛び出さないよう上の方を結びます。



下の写真2と写真3は木から落ちた種が発芽したものです。↓


2008/10/8/12:51 撮影 写真2

右の幼木がオニグルミ。
左はグァバです。
両方とも勝手に芽を出したもの。


ここでは4本かたまって芽を出しています。
実を拾うときにこの辺に集めたのでしょう。
そのまま放っておいたのかもしれません。


2008/10/8/12:54 撮影 写真3

多量の種子が落ちますから発芽率が落ちると言ってもやはりあちらこちらに幼木が生えてきます。
リンゴや柿木やブルーベリーの中に居たりしますから植え替えるしかないのですが。

害虫
コウモリガの幼虫などが幹や枝に侵入することがあります。
その時には、私は、虫穴に針金を入れて潰します。それがだめなときには、私は、スミチオン希釈液を穴に注入し、穴の出口に紙片を詰め塞いでおきます。
注入時には十分な注意が必要です。目に薬液がはいらないよう必ず防護用のメガネを掛けてください。
私もそうしています。
いつも見回っていれば早い段階で見つけることが出来ます。
早く見つければ針金で潰せます。


しばしば幼木に侵入されましたが、
しかし、4年も経つと木は大きくなり、被害はほとんどなくなりました。

植え場所
痩せて乾燥する土地での生長は遅いです。
それ以外の土地、畑地での生長は非常に速いです。
日当たりのよい場所を好みます。

あとは放っておいてもぐんぐん生長します。
ここでは発芽から4年目に結実しはじめました。




タビビトノキモドキの花


2008/10/5/14:24 撮影

透明感のある白い花です。
ゴクラクチョウカの花に似ていますが、もっと大型です。

5月に測ったとき、木の高さは2.5m、葉の幅は45cm、葉の長さは90cmでした。


2008/10/5/14:22 撮影

耐寒性
タビビトノキモドキ(オウギバショウモドキ)、この木はここ数年の冬季の最低気温の極値である氷点下4.8℃に耐えています。
そんな低温に遭うと、幹の上部や葉は枯れてしまいます。
しかし春に回復します。

害虫
この木は害虫による食害を受けたことはありません。

病気
かかったことはありません。

育て方(増やし方)
株分け。