近年最大規模のキリスト教弾圧
共産党が恐れる2億人の宗教者

おはようございます みなさん




中国
近年最大規模のキリスト教弾圧で牧師ら30人拘束 ─
共産党が恐れる2億人の宗教者
https://the-liberty.com/article/22434/






《ニュース》

中国各地で今月
キリスト教の牧師ら約30人
が警察当局に相次いで拘束されたことが報じられています



《詳細》

拘束されたのは中国のキリスト教会
「シオン教会」に所属する牧師やスタッフ
及びその家族
です

10月9日~11日にかけて
広西省
北京
浙江省
上海
山東省
四川省など各地で連行され
ほとんどの人が消息不明になっています


近年における非公認教会への弾圧としては
最大規模の取り締まりと見られています


シオン教会は
金明日氏(10日に逮捕)が
2007年に設立したキリスト教組織で
中国政府に活動が認められていない非公認教会です


2018年9月に
政府によって教会閉鎖や財産没収となりましたが
その後も金牧師らがインターネットを使って
説教や礼拝を行っていました


中国は9月
「インターネット上で宗教を広めてはならない」とする
規範(「宗教教職人員網絡行為規範」)を発表しています

そのため
当局は今回の逮捕について
「インターネットを通じた宗教情報の違法な拡散」の罪で
刑事訴追する
可能性を示唆しています

逮捕者の住居は家宅捜索され
パソコンや携帯電話などの電子機器が押収されたといいます


事件に対し
同教会の牧師・教職団は
10月11日に発表した「緊急祈祷要請書簡」で
「なぜこの国で
神を愛し
人を愛し
法を守って生きる多くのキリスト者たちが
罪人のように不当に
扱われなければならないのでしょうか」
と訴えています


アメリカのマルコ・ルビオ国務長官も12日
逮捕を非難し
中国政府に牧師らの釈放を強く求めました


また
同教会関係者は
「全国のさまざまな教会で迫害が強まっていて
新たな宗教弾圧が始まった」と指摘
しています

同教会では今年に入り150人の信徒が連行され
11人の牧師及びスタッフが行政勾留を受けたといいます

「金灯台教会」など
別のキリスト教教会においても
複数の教会スタッフが6月に"詐欺罪"で有罪判決を受け
伝道者が懲役15年の重刑を言い渡されるなど
中国政府による宗教弾圧が強まっています


《どう見るか》

中国の習近平国家主席は2015年から
「宗教の中国化」を提唱し
2018年2月には改訂版「宗教事務条例」を施行して
宗教への弾圧を強化
してきました

それ以降
今まで黙認されてきた地下教会での礼拝を取り締まり
教会から十字架を強制撤去して習近平氏の肖像画を設置し
礼拝堂内に監視カメラを設置するなどの圧力をかけました



同時に
中国政府が認めない宗教団体に所属する信者に対する
弾圧を強めました

ラジオ・フリー・アジアによると
中国当局がキリスト教徒を拘留し
地下室に設置できる移動式の「改心」施設に収容し
拷問と洗脳により
信仰を放棄させている
ことが明かされています

アメリカ国務省の報告書によると
中国当局は毎年
数千人の信者を逮捕し続けているとも指摘されています


さらに
中国全土の公認教会の牧師に対し
習近平思想に沿った説教をさせるための
研修プログラムを行うなど
宗教の教義そのものを骨抜きにする政策を行っています


中国共産党の考えに合う聖職者のみを
"正当"とした上で
2023年には
「"偽聖職者"による詐欺行為を取り締まる」として
キリスト教
イスラム教
仏教
道教の聖職者に関する
オンラインデータベースと認証システムも立ち上げました


中国国民はこのデータベースにアクセスすることで
中国共産党が認めた
聖職者の名前や写真などを確認することができ
"偽の"僧侶
イマーム
牧師らに接触させないことを目的としています


こうした宗教弾圧の動きについて
トランプ大統領も
「大統領として
宗教の自由の保護は
私の最大の優先課題の1つだ」とし
「米国は宗教迫害を終わらせるよう世界に呼び掛ける」
と述べ
批判してきました


このように
中国当局が宗教への弾圧を強めるのは
「この世を超えた価値観」が体制にとって脅威
だからです


中国から亡命した牧師は
当局が宗教弾圧を強める理由について
「人々が普遍的な教会とつながっていれば
彼らは自由
民主主義
人権といった
普遍的な価値観に傾倒する可能性がある」と述べています
(2024年7月30日付ラジオ・フリー・アジア)

また
作家・劉燕子氏は
本誌2021年1月号の取材に対し
「信仰を持つ人はなかなか共産党の教育に染まらない
宗教に流れる超越的な視点からの
『普遍的な価値』を知っているからこそ
共産党の洗脳にかからないのです」
と指摘しています


中国では
何らかの宗教に属している人は
約2億人とも言われており
9千万人の共産党員を上回って
います



近代の政治原理の根底には
宗教が説く普遍的な価値観があります

人間を「機械」としかみない
「無神論・唯物論」国家では
国民を拘束して拷問したり
あらゆる自由を奪ったりすることも憚らなくなります


一方
欧米をはじめとする自由主義圏も
「信仰」という民主主義の原点に立ち返ってこそ
人間を手段とする無神論・唯物論国家に
反省を迫ることができます


日本としても
アジアに信教の自由を広める動きを後押しする必要があります
ザ・リバティweb



中国政府が宗教信者を拘束し拷問しようとも

身体は捉えられても

信者たちの心の中までは拘束できない

そして

信仰も変わることはないでしょう



信仰者は犯罪者ではない

犯罪者は信仰者を拘束し拷問にかける

中国政府であり習近平です

神仏からの厳しい裁きが下されることでしょう



これらの事象は中国共産党の存続を

自ら危うくしているものであり

9千万人ほどの中国共産党は

宗教的な人民の心を弾圧し続ければ

大きなうねりとなって中国共産党の乗っている船など

あっという間にひっくり返り沈んでしまうでしょう




今日の光の言霊は【苦しみの原因】です

愛ということを機縁として
人間はひとつの苦悩におちいってゆく


の方向性が間違っていたら

苦しみになってしまう



「奪う愛」ではなく「与える愛」に徹することでしょう

人から愛されたいと

人からの愛を求める気持ちは「奪う愛」

その愛は神を独り占めにしようとする

わがままな愛であり

そこには神の愛はありません



本当の愛は

他人に見返りを求めることの無い「愛を与える」こと

「愛を与える」ことによって神から愛が与えられる









 

【苦しみの原因】






苦しみの原因は

自分は
ほかの人を愛しているのに

ほかの人は
自分を愛してくれない
と思っているところに
あるのです




いえ

ほかの人が
自分を愛してくれない
のではありません

自分が期待している
ほどには

ほかの人が
自分を愛してくれないと
思うからこそ

愛ということを
機縁として

人間はひとつの苦悩に
おちいってゆくのです













HS

 
『太陽の法』 P.150​
 
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