【チャイナリスクの死角】
おはようございます みなさん



台湾をめぐる南太平洋での中国の外交戦
【チャイナリスクの死角】
https://the-liberty.com/article/22427/






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国際政治学者
佐久間 拓真(ペンネーム)
国際政治の中でも特に米中関係
インド太平洋の安全保障
中国情勢を専門にし
この分野で講演や執筆活動
現地調査などを行う
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中国は近年
南太平洋地域において
台湾と外交関係を結ぶ国々に対し
国交を断絶させ
中国に切り替える圧力を強化している

台湾の国際的地位を低下させ
最終的には"統一"に向けた政治的な環境を整える戦略である




◎経済援助と引き換えに台湾との断交を迫る

南太平洋には従来
台湾と外交関係を維持する国々が多かった

しかし近年
これらの国々が相次いで中国との国交に切り替えている



例えば
2019年には
キリバスとソロモン諸島が台湾との断交を発表し
中国と新たに国交を樹立
した

こうして台湾と外交関係を持つ南太平洋の国々は減少し
台湾の国際的孤立が進んでいる


中国は経済援助やインフラ整備を通じて
南太平洋の島嶼国に対する影響力を強化している

これらの支援は
島嶼国の経済発展に寄与するかにも見えると同時に
中国との関係を深化させる手段としても機能している

例えば、ソロモン諸島は台湾との断交後
中国からの経済支援を受けていることが報告されている


中国は「一帯一路」構想を通じて
南太平洋地域での存在感を高め
島嶼国も構想に参加することで
経済的利益を享受している




◎米豪も島嶼国との関係強化で対抗

中国の南太平洋進出は地政学的な観点からも注目される

この地域は米国やオーストラリアにとって戦略的に重要であり
中国の影響力拡大は懸念材料である


特に
ソロモン諸島との安全保障協定には
中国の軍事関連施設設置の可能性が含まれており
地域の安全保障環境に影響を与える可能性がある


これに対抗するため
米国やオーストラリアは南太平洋地域への関与を強化
している

米国は中古の巡視船を活用して
太平洋上での中国の影響力を抑制しようとしている


また
オーストラリアは地域のインフラ整備や経済支援を通じて
島嶼国との関係を深め
中国の影響力拡大に対抗している

同国は10月6日
パプアニューギニアと
第三国からの武力攻撃に共同で対処する
相互防衛条約に署名した


南太平洋で影響力を強める中国を念頭に安保協力を深化

発効すればオーストラリアにとって70年ぶりの新同盟となる



◎西側諸国が連携して対処すべき問題

中国の南太平洋進出は今後も続くと考えられる

台湾との外交関係を維持する国々は
経済支援やインフラ整備の面で
中国からの圧力に直面する

一方で
米国やオーストラリアなど西側諸国は
地域の安定と安全保障を確保するため
積極的な外交・経済支援を行う必要がある

また
島嶼国自身も経済的利益と安全保障リスクを天秤にかけ
慎重な外交戦略を採ることが求められる


台湾の国際的地位を維持するためには
国際社会全体の協力と連携が不可欠
である

南太平洋における中国の影響力拡大は
単なる地域問題にとどまらず
国際的な課題として認識する必要がある

そのためには
外交的努力とともに
地域の安定と発展を支援する具体的施策が求められる


中国の南太平洋進出は
台湾との外交関係を巡る国際競争の一環である

この地域の安定と発展を確保するためには
関係諸国が協力し
共通の利益を追求することが重要
である

今後の動向に注目し
適切な対応を検討していく必要がある
ザ・リバティweb



トランプ大統領は

「中国が台湾に侵攻すれば北京を爆撃する」と明言しています

これは中国にとって強烈なインパクトであり

台湾に直接侵攻することを避けて

台湾を徹底的に孤立させる作戦で

台湾衰退を図っているようです



しかし

近年の中国経済の衰退は台湾の比ではなく

明らかに不動産バブル以来

大きな中国経済崩壊が始まろうとしています



このままでは

内部分裂も懸念されるところまで発展するのではないでしょうか

今後の中国の動向には目が離せません




今日の光の言霊は【人のふり見て わがふり直せ】です

「歴史は繰り返す」にも当てはまるような言霊

過去にはこんなことがあった

自分はそれに当てはまっていないか

わがふり直せということにつながる



まさに

同工異曲「見た目は違うが 内容は同じであること」です








【人のふり見て わがふり直せ】






やはり
「人のふり見て
わがふり直せ」
というのは
永遠の真実です




初めてのことなど
起きやしないのです




同工異曲であって

多少は違うとしても

似たようなことなど
いくらでもあります













HS

 

​ 『生霊論』 P.98
 
 
 
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