食料品高騰、企業倒産、雇用減少といった副作用が国民を待ち受ける
おはようございます みなさん




最低賃金が全都道府県で初めて1000円超え ─
しかし、食料品高騰、企業倒産、雇用減少といった
副作用が国民を待ち受ける
https://the-liberty.com/article/22359/






《ニュース》

厚生労働省の発表で最低賃金が全国で初めて
1000円を超えることが分かりました

石破茂首相は
「賃上げが成長戦略の要という基本的な考え方が浸透し
着実に成果をあげている」と発言しましたが
現場では経営への打撃など副作用が懸念
されています



《詳細》

2025年度の最低賃金は
5日の発表で全国の加重平均が1121円となり
24年度より66円上昇して過去最大の引き上げ幅となりました

国が「2020年代に1500円」という目標を掲げ
24年から63円(6%増)という
過去最高水準の引き上げ目安
を示し
補助金の対象拡大を訴えていたことが大きく影響しています


しかし
給与を払う雇用者側の反発は大きく各地の審議会では
雇用者側の負担軽減が最大の焦点となりました

通常最低賃金の改定は10月に発効しますが
今年度は27府県が11月以降にずれ込むことが決まり
福島
徳島
熊本
大分は1月
群馬
秋田は3月にずらします

急激な引き上げが
社会保険料の扶養から外れることを危惧しての
年末の働き控えにつながったり
賃金体系の変更に時間がかかることなどが理由とされています

日本商工会議所の小林健会頭は5日の記者会見で
人件費の高騰に耐えられない企業が倒産する可能性を指摘し
「上げ幅が急すぎるとけが人が出る」

と引き上げ幅が企業の支払い能力を超えることを危惧
最低賃金の決め方に制度疲労が出てきていると指摘
しています

また
第一生命経済研究所の調査によると
急激な最低賃金の上昇は
食料品価格の値上がりにつながりやすく

賃金上昇が緩やかな現役世代にとっては
かえって財布を直撃する恐れがあるといいます


《どう見るか》

最低賃金の引き上げによって企業の人件費は高騰しています

東京商工リサーチの調査では
2024年の人件費高騰などによる
「人手不足倒産」は292件となり
2025年は8月までに237件と前年を超える勢いで推移しています

賃上げによるコスト増が収益を圧迫し
企業経営が行き詰まってしまっている状況
にあるのです

人件費高騰に苦しむ企業は
セルフレジの導入や人工知能(AI)による発注システムを導入するなど
省人化を進めています

結局は最低賃金を上げたら雇用を維持できなくなる
という現実が露呈してきていると言えるでしょう

政府は補助金を出すとして
企業に引き上げを迫っていますが
その補助金の中身も不透明
であり
「年を越さないと補助金が本当に出るのか見えてこない」
と政治に翻弄されている姿も伺えます

6日付朝日新聞は
ある地方の審議員の声として
「そもそもなんで
賃金を上げるのに税金を使うのか
麻薬と一緒
まったく持続可能的な仕組みじゃない」と
不満を漏らしているといいます


大川隆法・幸福の科学総裁は
政府が「最低賃金を決められる」ということについて
「中国や北朝鮮
あるいはかつてのソ連などにかなり近い体質がある」
と指摘考え方の中に
「企業経営の自主権」を奪うものが入っていて
企業が自分たちで努力して
経費を節減し
売上を伸ばし
利益を出そうとすることができないようにしている

としています(『正義と繁栄』)


賃金をいくらにするかを決めるのは
企業経営の根幹にかかわる問題です

一時的に政府が補助金を出すからと言って
その影響を吸収することは難しく
企業生命を奪いかねない問題となります

結局は国民を苦しめることになる
「最低賃金1500円」という目標は見直すべきでしょう
ザ・リバティweb



日本の政治は社会主義国のようになって

政府が企業に口出しして

企業活動を制約することになってきています



そうなると

企業は政府に頼りきりになるか

企業努力をしなくなり

発展が止まり

企業間の競争力が無くなり

先細りの企業ばかりとなって

最終的に価格は上昇して

国民生活は圧迫されるようになります



最低賃金価格も政府が設定していると

市場原理が阻害され

歪な雇用体系が生れ

主役はロボットなどに代わり

人手に頼らなくなるのではないでしょうか



民営化しなければサービス業などは無駄が多くなります

政府によって

国営化に替わろうとしています

政府は

民間企業の発展繁栄を阻害するものであってはならないでしょう




今日の光の言霊は【波長同通の法則】です

心の波長が合う者同志が共鳴し合い

類が友を呼ぶということになります

これは成功者だけに限らず



反対に失敗者や犯罪者なども同様で

心の波長がネガティブになっていると

その波長に合った者たちが集まってくるということです



自分の心を常に点検し

心がポジティブな思いで満たされるようにしなければりません









 

【波長同通の法則】






成功者は成功者を引き寄せ

失敗者は失敗者を引き寄せるのです



これは
「類は友を呼ぶ」
という言葉で
表現されます


「波長同通の法則」
と呼ばれることもあります







HS

 
『幸福の革命』 P.63