米中関税交渉を先送りしたトランプ政権と次期中国外相候補の失脚
おはようございます みなさん




米中関税交渉を先送りしたトランプ政権と次期中国外相候補の失脚
【澁谷司──中国包囲網の現在地】
https://the-liberty.com/article/22343/






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アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
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米ホワイトハウスは8月11日
「トランプ大統領が行政命令に署名し
米国が中国に対して課している
関税の猶予期間を90日間再延長する」と発表した


中国側も数時間後に
「米中ストックホルム経済貿易会談共同声明」を発表し
米国に対する報復関税の適用を90日間猶予することを確認した



中国商務部は
「信頼できない企業リスト」に追加していた
17の米国企業に対する措置の適用を一時停止し
米国企業28社に対する輸出管理措置も一時停止すると表明した

これはホワイトハウスの声明に対する
積極的な対応と見なすことができるだろう



◎関税交渉に見る「トランプ流ディール」

周知の通り
米国が4月に世界各国への関税を発表して以来
米中両国は相互に関税を引き上げ続け
一時は歴史的な高水準
(米国は対中145%
中国は対米125%の相互関税)
にまで達した



その1カ月月後に
スイス・ジュネーブで「停戦」合意が成立し
関税率は大幅に引き下げられた

この合意は米中両国の貿易交渉に
90日間の休戦期間を設定しており
8月12日に終了する予定だった


そして7月末
両国はスウェーデンのストックホルムで第3回貿易交渉を開催した

交渉終了後に両国は
5月に設定された関税の猶予期間を
更に90日間延長することで合意したと表明
した


当初
彼らの発言には「確定的」というニュアンスはなかった

ベッセント米財務長官も
グリア米通商代表も
この合意をワシントンに持ち帰るだけだとし
最終的に90日間の延長を再承認するかどうかは
トランプ大統領の判断に委ねられていた

最終的にトランプ大統領が
猶予期間が切れる最後の瞬間まで待って
正式に決定を発表している


トランプ第1次政権で通商担当の高官を務めた
ケリー・アン・ショーは
「ギリギリまで緊迫した交渉でなければ
それはトランプ流の交渉とは言えない」

ロイター通信に語った

同氏はまた
トランプ大統領が延期に同意する前に
中国側にさらなる譲歩を要求する圧力を
かけていた
可能性が高いと述べた


「当初90日間の猶予期間を設定した目的は
より広範な交渉の基盤を築くためだった」
とショーは付け加えた


もし
休戦期間が延長されなければ
米中の互いの追加関税は再び高水準に戻り
米中貿易は停滞状態に陥っていたに違いない



◎米大統領側近と"密会"していた(?)次期中国外相候補が失脚

本来ならばトランプ政権は
8月12日に米中間の相互関税を発動する予定だったが
関税交渉を11月10日まで再延期した

なぜ政権は8月11日の時点で
交渉を打ち切らなかったのだろうか


このトランプ政権の対中関税交渉をめぐり
中国国内では「とある見方」が広がっている

それは
「トランプ政権は近く習近平主席が退陣するのを知り
次の総書記が決まって
次期政権の体制が整うのを待つ構えなのではないか」

というものである


それは
王毅(おう・き)外相の後任と目されていた
中央対外連絡部長の劉建超(りゅう・けんちょう)が
突如
失脚したこと
に端を発している


英語が堪能な劉建超は
対米外交でも活躍していた

だが
評論家の呉祚来(ご・そらい)によれば
最近
劉建超が海外でトランプ大統領の側近と
密かに会っていたところを
中国国家安全局の密偵に発見されたという

そのため
劉建超は帰国後まもなく拘束され
トランプの側近との"密談"に関して尋問を受けたとされる


香港の8月11日付星島日報も
「劉建超が7月下旬に海外訪問から北京に戻った後
調査を受けている
今後
外交分野での活動が困難になる可能性があるだろう」
と伝えた


現在
習政権は混乱状態に陥っているとみられるが
同時に
外交部内部の人事闘争も激化しており

その中で劉建超は失脚したのではないだろうか

劉建超は中央対外連絡部を率いて以来
外遊を重ね
外相の有力候補と見なされてきた

だが
今では「すべて過去の話となってしまった」
のかもしれない


そして
先に述べた「一つの見方」とは
「トランプ政権は
この劉建超から習主席が退任することを聞き
習主席の退位と新総書記の就任を
待っている状態ではないか」
というものである



もちろん真偽のほどは定かではない

こうした"噂"が飛び交うほど
習近平政権の失墜を多くの国民が
期待しているということでもある
のだろう

米中交渉は最後の着地まで見届けなければ
全体像は見えてこない


今後も注視していく必要がある
ザ・リバティweb



中国国内では

習近平退陣がまことしやかに出回っています



これは習近平が脳梗塞か何かで倒れて

一時期表に出られなくなっていました

この時に反習近平派が転覆を図ったと見られています



中国人民解放軍は習近平の権力から外れ

以前の習近平の側近たちもいなくなっているようです

習近平の最期は確実に近づいています



当然トランプの耳にも入っていることでしょう

関税などの外交問題はトップが変わるときに決められません

90日以内にはっきりすると見ているのではないでしょうか



習近平の最期がくれば

中国共産党の最期にもつながる恐れもあります

これから中国は変革期を迎えるのでしょう

それまでに台湾侵略など有事を起こす可能性も高いでしょう

日本は台湾への防衛強化を図るべきです

中国国内の内乱が起きたときも対処できるように

心構えをしておかなけれはならないでしょう





今日の光の言霊は【善の心】です

善悪の分別が付くということは

正しい信仰心を持っているということの証明でしょう

善悪の分別は神仏の判断によるものが大きいです

「善の心」を持っている人は菩薩の境地以上の魂です

正しい信仰心がなければそうはなりません



「善」「悪」

「時」と「人」と「場所」によって変わってしまうことがあります

例えば通常カラオケを歌うのは「善」でも「悪」でもなく

上手に歌うことが出来れば「善」になるでしょう

しかし

場所が学校の朝礼の時に突如カラオケを歌いだせば

いくら上手に歌っても「悪」となります

このように時と人と場所によって

善悪は逆転することがあるのです

それを見極める智慧が必要になります





 

【善の心】






「善の心」を
持っているということも

人間として
非常に
優れたことなのです




善悪の分別が
つくということは

別な意味での
人間としての賢さです













HS

 
『あげママの条件』 P.70
 
 

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