日米の関税交渉が難航する中、中国の「アメ」と「ムチ」に要注意
おはようございます みなさん
中国でアステラス製薬社員に
懲役3年6カ月の実刑判決が言い渡される ─
日米の関税交渉が難航する中
中国の「アメ」と「ムチ」に要注意
https://the-liberty.com/article/22253/

《ニュース》
2023年に中国で拘束され
スパイ罪で起訴されたアステラス製薬の日本人社員に対し
中国・北京市の地方裁判所が
懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡しました
《詳細》
この社員は60代の日本人男性で
23年3月の帰国直前に
中国でスパイ摘発機関の国家安全当局に拘束され
24年8月に起訴されました
同年11月には初公判が行われましたが
中国当局が
男性のどのような行為を問題視したのかは不明なままでした
7月16日に北京市第2中級人民法院(地裁)で行われた裁判は
報道関係者には公開されず
金杉憲治・駐中国大使が傍聴
金杉大使は
男性の意向として詳細は明らかにしないとしつつ
「一定程度の説明はあったが
我々が透明だと考えられる内容ではなかった」
と話しています
中国で14年に反スパイ法が施行されて以降
日本人11人の実刑判決が確定しており
最長の刑期は「懲役15年」でした
今年5月にも
50代の日本人男性が懲役12年の判決を受けています
「『懲役3年6カ月』は比較的短い方」
との見方もありますが
日中を取り巻く状況から考えると
いずれにしても外交カードの一環と見たほうがよいでしょう
《どう見るか》
アメリカとの関税交渉で日本が難航する中
中国は日本を引き込もうと
「アメ」と「ムチ」を使い分けています
「アメ」としては
6月末に日本産水産物の輸入を一部再開
7月11日には
24年ぶりに
日本産牛肉の輸入を再開するために必要な協定が発効しました
特に牛肉の輸入に関しては
2019年に日中両国が協定に署名していたものの
中国が国内の手続きを行わず発効しないままとなっていましたが
このほど中国が手続きを完了させたといいます
トランプ米大統領が日本に課す相互関税の税率を
「25%」に引き上げたことで
日本からの対米輸出は少なからず減る恐れがあります
あえて
このタイミングで
中国が日本からの農水産品の輸入を再開させることは
日本への秋波であるとともに
参院選を控える自民党・石破政権への
「後押し」のようにも見えます
一方
スパイ容疑で拘束されている日本人について
日本政府は再三にわたって釈放を求めてきましたが
中国側は国家安全保障を理由に対応してきませんでした
今回の実刑判決後も
中国外務省は「中国へ駐在・訪問する外国人は
法律を順守し
法律に基づき業務を行う限り
何も心配や不安を抱えることはない」としらを切っています
そもそも罪状が不明瞭なため
判決も刑期も
恣意的に決めることができます
「中国と友好的な関係であれば
拘束された日本人の刑期も短くなる」が
「敵対的であれば重刑になる」といったように
外交カードの一環としても使い得るでしょう
本誌2025年8月号記事
「トランプ関税の正しい見方」で紹介したように
関税交渉におけるトランプ大統領の狙いは
「中国包囲網」をつくることにあります
中国は「自由貿易体制維持」のための反関税同盟を発信し
アメリカの関税に抵抗しようとしていますが
トランプ氏は各国との関税交渉を通じて
「米中のどちらに立つのか」と選択を迫っています
しかし残念ながら
日本はアメリカの意図を理解しておらず
中国に飲み込まれようとしています
ここで中国を選び
経済的にも関係を深めていくとなれば
中国在住の日本人がいつでも
「人質」に取られる状況を放置することになります
台湾有事への備えも必要な中
目指すのは「日中友好」ではなく
やはり「脱中国」
「アメリカとの中国包囲網の構築」であるべきです
ザ・リバティweb
今の自公政権の中に親中派が数多くいて
その影響で「日中友好」を進めていく傾向にあります
この度の参議院選で
このような親中議員を一掃しなければならないでしょう
自民党は大きく議員数を減らすのではないでしょうか
日本は真の独立国家となるべく
舵を切るべ時に差し掛かっています
日本がアジアのリーダーとなって
アジアを引っ張っていける存在になるか
屈辱の70~80年を迎えるか
今こそ運命の分岐点にあります
今日の光の言霊は【反省の本当の目的】です
真の反省の意味は
過去を振り返るだけではない
過去の自分の行いと思いを正し
未来に生かしていくこと
非常に能動的で積極的なことです
おはようございます みなさん
中国でアステラス製薬社員に
懲役3年6カ月の実刑判決が言い渡される ─
日米の関税交渉が難航する中
中国の「アメ」と「ムチ」に要注意
https://the-liberty.com/article/22253/

《ニュース》
2023年に中国で拘束され
スパイ罪で起訴されたアステラス製薬の日本人社員に対し
中国・北京市の地方裁判所が
懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡しました
《詳細》
この社員は60代の日本人男性で
23年3月の帰国直前に
中国でスパイ摘発機関の国家安全当局に拘束され
24年8月に起訴されました
同年11月には初公判が行われましたが
中国当局が
男性のどのような行為を問題視したのかは不明なままでした
7月16日に北京市第2中級人民法院(地裁)で行われた裁判は
報道関係者には公開されず
金杉憲治・駐中国大使が傍聴
金杉大使は
男性の意向として詳細は明らかにしないとしつつ
「一定程度の説明はあったが
我々が透明だと考えられる内容ではなかった」
と話しています
中国で14年に反スパイ法が施行されて以降
日本人11人の実刑判決が確定しており
最長の刑期は「懲役15年」でした
今年5月にも
50代の日本人男性が懲役12年の判決を受けています
「『懲役3年6カ月』は比較的短い方」
との見方もありますが
日中を取り巻く状況から考えると
いずれにしても外交カードの一環と見たほうがよいでしょう
《どう見るか》
アメリカとの関税交渉で日本が難航する中
中国は日本を引き込もうと
「アメ」と「ムチ」を使い分けています
「アメ」としては
6月末に日本産水産物の輸入を一部再開
7月11日には
24年ぶりに
日本産牛肉の輸入を再開するために必要な協定が発効しました
特に牛肉の輸入に関しては
2019年に日中両国が協定に署名していたものの
中国が国内の手続きを行わず発効しないままとなっていましたが
このほど中国が手続きを完了させたといいます
トランプ米大統領が日本に課す相互関税の税率を
「25%」に引き上げたことで
日本からの対米輸出は少なからず減る恐れがあります
あえて
このタイミングで
中国が日本からの農水産品の輸入を再開させることは
日本への秋波であるとともに
参院選を控える自民党・石破政権への
「後押し」のようにも見えます
一方
スパイ容疑で拘束されている日本人について
日本政府は再三にわたって釈放を求めてきましたが
中国側は国家安全保障を理由に対応してきませんでした
今回の実刑判決後も
中国外務省は「中国へ駐在・訪問する外国人は
法律を順守し
法律に基づき業務を行う限り
何も心配や不安を抱えることはない」としらを切っています
そもそも罪状が不明瞭なため
判決も刑期も
恣意的に決めることができます
「中国と友好的な関係であれば
拘束された日本人の刑期も短くなる」が
「敵対的であれば重刑になる」といったように
外交カードの一環としても使い得るでしょう
本誌2025年8月号記事
「トランプ関税の正しい見方」で紹介したように
関税交渉におけるトランプ大統領の狙いは
「中国包囲網」をつくることにあります
中国は「自由貿易体制維持」のための反関税同盟を発信し
アメリカの関税に抵抗しようとしていますが
トランプ氏は各国との関税交渉を通じて
「米中のどちらに立つのか」と選択を迫っています
しかし残念ながら
日本はアメリカの意図を理解しておらず
中国に飲み込まれようとしています
ここで中国を選び
経済的にも関係を深めていくとなれば
中国在住の日本人がいつでも
「人質」に取られる状況を放置することになります
台湾有事への備えも必要な中
目指すのは「日中友好」ではなく
やはり「脱中国」
「アメリカとの中国包囲網の構築」であるべきです
ザ・リバティweb
今の自公政権の中に親中派が数多くいて
その影響で「日中友好」を進めていく傾向にあります
この度の参議院選で
このような親中議員を一掃しなければならないでしょう
自民党は大きく議員数を減らすのではないでしょうか
日本は真の独立国家となるべく
舵を切るべ時に差し掛かっています
日本がアジアのリーダーとなって
アジアを引っ張っていける存在になるか
屈辱の70~80年を迎えるか
今こそ運命の分岐点にあります
今日の光の言霊は【反省の本当の目的】です
真の反省の意味は
過去を振り返るだけではない
過去の自分の行いと思いを正し
未来に生かしていくこと
非常に能動的で積極的なことです
【反省の本当の目的】
反省を
「過去を振り返るのみ」
と誤解している人が
数多くいますが
反省の本当の目的は
自分の思いと行いを
正すことによって
より
積極的なる人生を
展開するところにあるのです
HS
『幸福の科学の十大原理(下巻)』 P.245