中国があるから天は崩れ落ちない⁈
おはようございます みなさん



トランプ政権の失笑を買った北京の稚拙な反応
【澁谷司──中国包囲網の現在地】

https://the-liberty.com/article/22110/


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アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
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トランプ政権は4月15日夜
重大ニュースを配信した

ホワイトハウスは公式サイトに
中国への関税を145%から
(一部の製品に対し)245%に引き上げ
るとする
声明を掲載したのである



中国商務部はこれに対し
米国関税の道具化・武器化は「不合理極まりない」
「断固として対抗し
最後まで付き合う」
と反論した


さらに米WSJ(4月15日付)の記事によれば
トランプ政権は現在進行中の関税交渉を利用し
貿易相手国に中国との取引を制限するよう
圧力をかけるつもりだという

4月15日夜のホワイトハウス声明によると
目下
75カ国以上が米国との新たな貿易取引について
話し合うため接触してきているという



◎ワシントンを挑発していた中国財務省

さて
トランプ政権はなぜ対中関税145%から
突然
245%にアップしたのか

この数字は明らかに米国が中国に対し
全面的な貿易戦争・金融戦争を開始した
ことを
物語っているのではないだろうか



どうもこの発表に先駆けて
北京はワシントンを挑発している



第1に
米中貿易関係が激化する最中の4月10日
中国外務省の毛寧(もう・ねい)報道官は
1953年2月7日の中国人民政治協商会議第1回全国委員会第4回会議で
演説する毛沢東の古いビデオを「X」に投稿している


その上で毛報道官は「いつまで戦うかは
私たちが決めることではない
かつてのトルーマンや未来のアイゼンハワー
あるいは将来の大統領が誰だろうと
それは彼ら次第だ」と訴える


そして
「好きなだけ戦えばいい
私たちは完全に勝利するまで戦い続ける」
と勇ましい


毛報道官は英語のキャプションを使って
「我々は中国人であり
挑発を恐れず
引き下がらない」
とも述べている


第2に
翌11日
毛報道官は再び「X」プラットフォームに
毛沢東に関連する投稿を掲載した

英語で
「China never bluff - we've seen through those who bluff
(中国は決して脅したりしない
我々は脅す者を見抜いている)
」と述べている


毛報道官は
1964年1月30日に
毛沢東がフランスの国会議員代表団との対話の中で行った演説を英訳し
その画像を掲載したのである

毛沢東はその時
「米国は特定の国々を威嚇し
我々との取引を妨げている
しかし
米国は張り子の虎にすぎない
ハッタリを信じるな
一突きすれば
破裂する!」と言った



第3に
翌12日
今度は中国外務省が微博で2本のビデオを公開した

それぞれ中国語と英語2カ国語の字幕付きとなっている


ビデオは
「米国が巻き起こした関税の嵐は世界中を駆け巡り
マーケットは喪に服した」
という批判で始まる

そして
「自称
世界の灯台であるこの国は
今や『アメリカ・ファースト』の旗印の下
同盟国を煽動して平手打ちをさせた」
「米国は世界のネギ(庶民)を切り
様々な国の背中を引っ張り
ただでさえ非常に脆弱な世界経済にダメージを与え
自らを世界の公敵に変えた」
とする


ビデオは続けて
「(だが)幸いなことに
中国があるから
天は崩れ落ちない」
「中国の経済規模は
この数年で約5%の成長率を維持している」
と主張した
(この数字には大きな疑問符が付くが)


そして
「毎年
欧州の中規模経済以上の成長率を維持し
中国には数億人の質の高い労働力があり
中国人の勤勉さは世界でも高い評価を受けている」
「中国の科学技術革新の活力は大きく
追従からリーダーへ
『中国製造から中国の知恵を使った製造』へと進化しており
飛躍がある」と自画自賛した



さらに
外国の投資家は中国への投資を増やしており
一般的に外国企業は
「次の中国はより良い中国になる」と見ているとまで訴えている


他方
600年前の「鄭和の航海」を例に挙げ
自国開放と他国とのウィン・ウィンの関係構築は
中国人の遺伝子であるとし
当時
鄭和は戦争をせず
現地の人々と対等に交易を行った
と述べている

いまや中国は150以上の国と地域の主要貿易相手国となり
国交を樹立した途上国すべてに対しても
100%の租税製品についてゼロ関税待遇を与えているという


目下
トランプ関税が世界を席巻する中
北京は積極的に近隣諸国を取り込もうとしているという分析もある

動画の最後に
世界と市場に対し「世界は公平と正義を
市場は信頼を再構築する必要がある
小さな池が必要なのか
それとも大海が必要なのか
どちらを選ぶのか?」
と問いかけた


結局
世界がトランプに不信感を抱いている隙に
中国が米国に代わって
世界的覇権を握ろうと狙っている
のかもしれない
ザ・リバティweb



米中の関税戦争の勝敗は最初からついている

貿易は中国からの輸入4272億ドル

中国への輸出1478億ドルです(2023年ジェトロ)

貿易額はアメリカの方が圧倒的に多い

中国がアメリカに同じだけの関税をかけると

貿易の差の分だけアメリカの関税分が増える

それだけ不利な条件になります



特に中国は商品ロンダリングをしています

どういうことかと言えば

商品を中国国内で作らず

労組動力の安いベトナムなどで作らせて

中国製として売っているのです

この商品ロンダリングのシステムが狂い

アメリカはベトナムから安い商品を直買いが出来ることになるのです



中国はアメリカで黒字貿易していた分だけ赤字になっていき

中国市場からお金が消えていきます

中国は今不動産バブルから経済バブルになっています

そこへアメリカの関税戦争となると

中国経済は一気に縮小していくでしょう

中国分裂の危機はそこまで来ています

中国分裂ということは中国共産党の最期ということです




今日の光の言霊は【試練のなかで強い信仰を持つ】です

これから厳しい時代が来ます

複合災害の時代です

しかも一部の災害ではなく日本全体に災害が起きます

それが戦争であったり世界大恐慌であったり

天災が同時に起きたりするかもしれません



日本人はこの苦難を乗り切らなければならない

かつての日本人はそうした災害を乗り切る心構えがありました

しかし

今は失っています

それが神への信仰心です



唯物思想に染まり無神論者が増えています

そういう人々は選ばれし民とは成れない

厳しい時代です



信仰心が糧となって生き残って行く時代となる

それが未来社会です






 

【試練のなかで強い信仰を持つ】






今後も

さまざまな試練は続きますが

その試練のなかで

どうか

強い信仰を持ち

それを

未来に向けて生きていく糧

光としていただきたいと思います













HS

 
『逆境の中の希望』 P.53
 
 

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