一方で"科学の想定を外してくる"力への畏怖も必要
おはようございます みなさん



発生確率80%の「南海トラフ」新被害想定が公表
一方で"科学の想定を外してくる"力への畏怖も必要

https://the-liberty.com/article/22057/







《ニュース》

「南海トラフ巨大地震」について
政府の中央防災会議の作業部会が約10年ぶりに新たな被害想定を公表し
各紙が一面で報じています



《詳細》

南海トラフ地震の危険性は以前より警告されており
2003年に政府は
東海
東南海
南海地震が連動した場合の被害想定を策定

しかし
11年の東日本大震災で想定外の被害が出た反省に立って
14年に新たな被害想定がまとめられました


それから約10年が経ち
被害想定を左右する社会の状況も変化したことを受け
内閣府は被害想定の見直しに着手していました


新想定は
最大クラスのマグニチュード9級の地震により
最大の被害が起きるケースで約29万8千人の死者
が出ると
シミュレーションしています

内訳は
建物の倒壊で約7万3千人
地震火災で約9千人
津波ではすぐ避難する人を20%と仮定して約21万5千人
としました


前回の想定時に比べ
住宅耐震化率が約10%
海岸堤防の整備が約25%増えた一方
地盤や地形のデータが高精度化したことで
津波による想定浸水範囲が3割増えました
(深さ30センチ以上の津波を想定した場合)

前回想定では
死者想定32万人
という数字が波紋を呼びましたが
数字は大きく減少していないとして
各紙は防災対策の加速を訴えています


《どう見るか》

1707年の宝永地震をはじめ
歴史的に度々大きな被害を繰り返し生んできた
南海トラフ地震への備えは急務と言えます


建物の耐震化や
津波などの災害に強い都市設計などには
改善の余地は大きくあります

国民の生命と財産を守るこうした措置は
国防強化と並び
政府が加速する福祉政策やバラマキよりも優先度が高い
と言えます


また
被害規模を大きく左右するのが津波からの早期避難率とされます

沿岸地域などで
大きな揺れを感じてすぐに高台などに避難する住民の割合が
最悪想定2割から7割に高まれば
死者を半数以下に減らせると言われています
自治体の避難指示に判断を依存せず
自主的に自分や家族の身を守る行動をする
自助の姿勢の重要性

専門家からは指摘されています


一方
南海トラフ地震への警告や被害想定ばかりが注目を集めがちですが
地震などの天災がどこで起きるか
現在の科学では予測不可能
な面が大きいことも
知っておく必要があります


現に南海トラフ地震は
「地震はプレートのひずみが蓄積されることで
周期的に起きる」という考え方を前提として
歴史上の地震の発生周期から
「今後30年以内に
マグニチュード8~9クラスの地震が80%程度の確率で発生する」

(政府の地震調査委員会)と予測されています


南海トラフは過去数十年わたって
「次に来る大地震の一丁目一番地」と言われ続けてきました
しかし
実際に発生してきた大地震は
阪神・淡路大震災や東日本大震災
熊本地震や能登半島地震
など

政府も地震の確率が高いとは認識していない地域ばかりで
「大地震が起きやすい」とされるプレートの沈み込み地点からも離れた
「内陸型地震」も多いのが実際でした


大川隆法・幸福の科学総裁は
書籍『地球を包む愛』においてこう語っています

「何らかのかたちでピークを迎えて
人間が傲慢になっているときには
いずれの時代にも
地震とか津波とか
あるいは去年の台風のような風水害とか
『そこまでは予想していなかった』
というようなことが起きます


(中略)

二十世紀から二十一世紀にかけての文明というのは
唯物論に完全に加担して
さらに『科学こそ学問のすべて』というような感じになって
科学技術をもって
人間の知恵と考える方向に行きがちでありますけれども
そういうことで慢心している人々の鼻がポキッと折られる
ことがあります

(中略)

『不幸のなかにあって
まだ自分たちの未熟なるところ
まだまだ届かない大いなる力があるところに対して
謙虚に畏怖の念を持つべき』
だと思います」



科学的・合理的に考えて発生確率の高い災害について
対策を進めることは自助努力の観点から非常に重要ですが
一方で
昨今起きているさまざまな天災には
「科学で全てを予想できる」かのような
幻想を砕く意図も働いている
ことを
念頭に置いておく必要はあるでしょう
ザ・リバティweb



南海トラフ地震の被害想定は2003年に策定されて

最も危険な地震と恐れられていましたが

人間の意に反して

2011年には東日本大震災が起きてしまいました

南海トラフ地震と同様に東日本大震災もあると想定出来ていたら

津波による犠牲者ももっと少なかったかもしれません

2024年の能登半島地震の津波被害もしかりです



南海トラフ地震は

今後30年以内の発生の確率が30%以内と言われていますが

2003年から言われていたことですから

これから十年足らずの間に起きるということでしょうか

それとも発生する確率が90%以上に上がったということでしょうか



実際に人間の想定は外れるものでそれ以外の災害や

被害が起きる可能性のほうが高いでしょう

富士山の噴火があるかも知れません

台湾有事が起きる可能性も否定できません



海からの津波もあるので山へ逃げると

今度は豪雨などによる山津波に襲われるかもしれません

大川隆法総裁が説かれるように

人間は唯物論に惑わされ科学万能と思って傲慢になったり

大いなる大自然やそれを鎮守している神仏に

もっと謙虚に畏怖の念を持つべきです






今日の光の言霊は【心の力を使う】

今日の光の言霊は不思議な言葉です

強い心というのはありますが

心に力がある

受動的な力ではなく能動的な力

宗教的には当たり前のことでしょうが

それでも心に力があるとはっきり言っているのは

珍しいです



心に力があるということは祈りにも力があるということ

心から祈るから祈りに力がある



心の力を知ることは悟りに繋がり

人間の真実を知ることに繋がります

心の力を使うことによって不可能を可能にし

物事を引き寄せることもできるのでしょう

念力にも近いのでしょうか










 

【心の力を使う】






「心の力を使う方法をマスターする」
ことが

実は
「悟りへの道」
でもあり

それは

その人に許される範囲内で

誰にでも可能になっています




ただ

そういう
「心の力」
があることを知らない人には

それができないのです













HS

 
『創造的人間の秘密』 P.57​
 
 

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