トランプ・ゼレンスキー会談後心穏やかでない中国
おはようございます みなさん
トランプ・ゼレンスキー会談後
心穏やかでない中国
【澁谷司──中国包囲網の現在地】
https://the-liberty.com/article/22016/
------------------------------
アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
------------------------------
中国人有名ブロガーの施化(せ・か)によれば
今年2月28日のトランプ米大統領と
ウクライナのゼレンスキー大統領の会談は
ヴァンス米副大統領を含め3人の立場が明確に示された
大まかに言えば次のようにまとめられるのではないかという

◎知性に欠け 一国の主にふさわしくないゼレンスキー氏
・ゼレンスキー氏は「ブダペスト覚書」に由来する恨みを抱いており
核兵器を放棄していなければウクライナの現在はなかったと考えている
・「ブダペスト覚書」とは
1994年12月にハンガリーの首都ブダペストで開催された
欧州安全保障協力機構会議で
米・英・露の核保有3カ国が署名した覚書のこと
ウクライナ・ベラルーシ・カザフスタンが核不拡散条約に
加盟したことに関連して
米・英・露がこの3カ国の安全を保障するという内容である
(フランスと中国は、別々に個別の保障をしている)
・ゼレンスキー氏はその恨みを飲み込むことができず
すべての不満をトランプ氏にぶつけている
しかし
同氏は勇敢だが
成熟しているわけでもなく
少なくとも一国の大統領にふさわしいほどの大人物でもない
また
長期的な思考を持ち合わせていないし
知性にも欠けている
・「ブダペスト覚書」は
その条文を破らないという約束を文書で交わしただけで
法的文書ではなく
罰則条項もない
過去の覚書だけを根拠に"正義"を語り
自分が"正義"の側に立つことや被害者であることを根拠に
他者の利益や感情を顧みないのは
"正義"に惑わされていると言えよう
・一方
トランプ氏は率直な人間だった
ゼレンスキー氏に対し
笑顔とちょっとした「おだて」で
無事に契約書にサインして利益を手にする
ただ
もし彼が本当に計算高く
ウクライナとの
レアアース採掘契約が国益にかなうとわかっているのなら
状況に応じて掌を返すだろう
あそこまでゼレンスキーを追い込む必要はなかったのではないか
(その後
ゼレンスキー氏側が折れて
米国とウクライナの関係は改善されつつある)
・ヴァンス副大統領は少しイライラしていた
彼は
ゼレンスキー氏が米国と大統領に敬意も謝意も示さず
怒鳴ったり叫んだりするのを見るのに耐えられなかったのだろう
・こうした中
各国の態度が露呈しつつある
・ロシアは多少なりとも戦争勝利の可能性があるのならば
停戦したくないのではないだろうか
ウクライナも
トランプ政権の圧力等に屈する事なく
最後の最後まで戦争を継続しようとするに違いない
・他方
欧州は美辞麗句を並べるだけで
現実的な解決策は一つも示そうとしない
・さらに中国は
米国とウクライナ間の決裂を見て
この状況を利用しようとするだろう
・そして米国の目的はただ一つ
戦争での殺戮を止め
死者を減らすことであり
それ以外のことは基本的に何もないのかもしれない
(施化は言及していないが
トランプ政権としては
アジア・太平洋での対中「封じ込め」に集中したいのではないか)
世界平和は国際社会の共通の目標である
残念ながら
その世界平和を担う国連は飾りにすぎず
ほとんど役に立っていない
ロシア・ウクライナ戦争の和平実現に関して
国連が一国の新大統領(トランプ氏)の肩だけに
その和平の責任を負わせるのは
不当ではないか
◎中露分断狙うトランプ氏に習近平氏は焦りか
ところで
米露から蚊帳の外に置かれた習近平政権は
米露接近をどのように見ていたのだろうか
評論家の古成(こ・せい)によれば
中国共産党が「天井知らず」と評する中露関係は
トランプ氏によって深刻な困難に直面しているという
2月12日
トランプ氏とプーチン露大統領は90分間の電話会談を行った
おそらく習主席や党幹部らは夜も眠れなかったのではないだろうか
2月24日
習主席はプーチンと電話会談したが
習主席は「歴史と現実は
中露が離れられない良き隣人であることを物語っている」と述べ
ロシアが米国に引き寄せられることを憂慮している
マルコ・ルビオ米国務長官は
米右派メディア「ブライトバート・ニュース」に
「米露双方にとってより良い結果は
ロシアが『弟分』として中国を純粋に頼るのをやめることだろう」
と述べ
「ロシアが永久に中国の『弟分』となり
中国の言うことを何でも聞かなければならないのであれば
それはロシアにとって良い結果になるとは思えない」と続けた
トランプ氏は
中露が手を組んで米国に対抗することを望まず
中露が分断されれば良いと考えているのではないか
2月28日
ゼレンスキーとトランプはホワイトハウスで対立し
一見
米国はロシアに近づいたかのように見える
習主席は内心穏やかではないだろう
ザ・リバティweb
少し見解が違いますが
トランプ大統領は戦争による大量殺戮をやめさせ
アメリカが鉱物の利権を求めると同時にウクライナの東部地区に
アメリカの企業などを進出させ
ロシアとウクライナの緩衝地帯としたいのだと見ています
そうすればウクライナからのロシアへの攻撃も
ロシアからの攻撃も防ぐことが出来ます
中国にとっては非常に厳しい状況となるしょうね
トランプ大統領の最良の中国包囲網となるでしょう
今日の光の言霊は【自己実現の動機】です
これからトランプ大統領とプーチン大統領はどのようなディールを行うか
世界の注目です
トランプ大統領の自己実現の動機は
エゴではありません
指導者的愛です
多くの人々が戦争によって死んでいく姿を見たくないのです
ところが
ゼレンスキーはエゴの塊です
何とか戦争を続けてプーチンを打ちのめしたいと思っています
光が勝つか闇が再び暗躍するか
中国の出方も気になります
おはようございます みなさん
トランプ・ゼレンスキー会談後
心穏やかでない中国
【澁谷司──中国包囲網の現在地】
https://the-liberty.com/article/22016/
------------------------------
アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
------------------------------
中国人有名ブロガーの施化(せ・か)によれば
今年2月28日のトランプ米大統領と
ウクライナのゼレンスキー大統領の会談は
ヴァンス米副大統領を含め3人の立場が明確に示された
大まかに言えば次のようにまとめられるのではないかという

◎知性に欠け 一国の主にふさわしくないゼレンスキー氏
・ゼレンスキー氏は「ブダペスト覚書」に由来する恨みを抱いており
核兵器を放棄していなければウクライナの現在はなかったと考えている
・「ブダペスト覚書」とは
1994年12月にハンガリーの首都ブダペストで開催された
欧州安全保障協力機構会議で
米・英・露の核保有3カ国が署名した覚書のこと
ウクライナ・ベラルーシ・カザフスタンが核不拡散条約に
加盟したことに関連して
米・英・露がこの3カ国の安全を保障するという内容である
(フランスと中国は、別々に個別の保障をしている)
・ゼレンスキー氏はその恨みを飲み込むことができず
すべての不満をトランプ氏にぶつけている
しかし
同氏は勇敢だが
成熟しているわけでもなく
少なくとも一国の大統領にふさわしいほどの大人物でもない
また
長期的な思考を持ち合わせていないし
知性にも欠けている
・「ブダペスト覚書」は
その条文を破らないという約束を文書で交わしただけで
法的文書ではなく
罰則条項もない
過去の覚書だけを根拠に"正義"を語り
自分が"正義"の側に立つことや被害者であることを根拠に
他者の利益や感情を顧みないのは
"正義"に惑わされていると言えよう
・一方
トランプ氏は率直な人間だった
ゼレンスキー氏に対し
笑顔とちょっとした「おだて」で
無事に契約書にサインして利益を手にする
ただ
もし彼が本当に計算高く
ウクライナとの
レアアース採掘契約が国益にかなうとわかっているのなら
状況に応じて掌を返すだろう
あそこまでゼレンスキーを追い込む必要はなかったのではないか
(その後
ゼレンスキー氏側が折れて
米国とウクライナの関係は改善されつつある)
・ヴァンス副大統領は少しイライラしていた
彼は
ゼレンスキー氏が米国と大統領に敬意も謝意も示さず
怒鳴ったり叫んだりするのを見るのに耐えられなかったのだろう
・こうした中
各国の態度が露呈しつつある
・ロシアは多少なりとも戦争勝利の可能性があるのならば
停戦したくないのではないだろうか
ウクライナも
トランプ政権の圧力等に屈する事なく
最後の最後まで戦争を継続しようとするに違いない
・他方
欧州は美辞麗句を並べるだけで
現実的な解決策は一つも示そうとしない
・さらに中国は
米国とウクライナ間の決裂を見て
この状況を利用しようとするだろう
・そして米国の目的はただ一つ
戦争での殺戮を止め
死者を減らすことであり
それ以外のことは基本的に何もないのかもしれない
(施化は言及していないが
トランプ政権としては
アジア・太平洋での対中「封じ込め」に集中したいのではないか)
世界平和は国際社会の共通の目標である
残念ながら
その世界平和を担う国連は飾りにすぎず
ほとんど役に立っていない
ロシア・ウクライナ戦争の和平実現に関して
国連が一国の新大統領(トランプ氏)の肩だけに
その和平の責任を負わせるのは
不当ではないか
◎中露分断狙うトランプ氏に習近平氏は焦りか
ところで
米露から蚊帳の外に置かれた習近平政権は
米露接近をどのように見ていたのだろうか
評論家の古成(こ・せい)によれば
中国共産党が「天井知らず」と評する中露関係は
トランプ氏によって深刻な困難に直面しているという
2月12日
トランプ氏とプーチン露大統領は90分間の電話会談を行った
おそらく習主席や党幹部らは夜も眠れなかったのではないだろうか
2月24日
習主席はプーチンと電話会談したが
習主席は「歴史と現実は
中露が離れられない良き隣人であることを物語っている」と述べ
ロシアが米国に引き寄せられることを憂慮している
マルコ・ルビオ米国務長官は
米右派メディア「ブライトバート・ニュース」に
「米露双方にとってより良い結果は
ロシアが『弟分』として中国を純粋に頼るのをやめることだろう」
と述べ
「ロシアが永久に中国の『弟分』となり
中国の言うことを何でも聞かなければならないのであれば
それはロシアにとって良い結果になるとは思えない」と続けた
トランプ氏は
中露が手を組んで米国に対抗することを望まず
中露が分断されれば良いと考えているのではないか
2月28日
ゼレンスキーとトランプはホワイトハウスで対立し
一見
米国はロシアに近づいたかのように見える
習主席は内心穏やかではないだろう
ザ・リバティweb
少し見解が違いますが
トランプ大統領は戦争による大量殺戮をやめさせ
アメリカが鉱物の利権を求めると同時にウクライナの東部地区に
アメリカの企業などを進出させ
ロシアとウクライナの緩衝地帯としたいのだと見ています
そうすればウクライナからのロシアへの攻撃も
ロシアからの攻撃も防ぐことが出来ます
中国にとっては非常に厳しい状況となるしょうね
トランプ大統領の最良の中国包囲網となるでしょう
今日の光の言霊は【自己実現の動機】です
これからトランプ大統領とプーチン大統領はどのようなディールを行うか
世界の注目です
トランプ大統領の自己実現の動機は
エゴではありません
指導者的愛です
多くの人々が戦争によって死んでいく姿を見たくないのです
ところが
ゼレンスキーはエゴの塊です
何とか戦争を続けてプーチンを打ちのめしたいと思っています
光が勝つか闇が再び暗躍するか
中国の出方も気になります
【自己実現の動機】
指導者的愛と
エゴのための
自己実現とは
結局
動機の部分に
違いがあります
ほんとうに
相手をよくしていこうと
しているのか
それとも
手柄をすべて
自分に帰するために
やっているのか
この違いです
HS
『感化力〗 P.104