増税がいかに愚かであるかを実証中!
おはようございます みなさん




富裕増税で資産家が「万単位」で流出し
慌てるイギリス労働党 増税がいかに愚かであるかを実証中

https://the-liberty.com/article/21935/






《ニュース》

2024年10月に労働党政権が発足して以降
イギリスでは増税路線を懸念する富裕層の流出が増加しています

英紙ザ・タイムズはこのほど
「45分に1人の割合で
億万長者が出国している」
と報じました



《詳細》

14年ぶりに保守党から政権を奪還した労働党のスターマー政権は
財政再建に向けて400億ポンド(8兆円)の増税を柱とする
予算計画を発表しました


具体的には
企業が納める国民保険料や
個人のキャピタルゲイン課税(株や債券などの売却益への課税)の引き上げ
「ノンドム税制(イギリスの外国人居住者の
海外の所得への課税を免除する制度)」の廃止など
企業や富裕層への課税を強化する方針を打ち出しました


これを財源にして
無償で医療を提供している
国民保健サービス(NHS)などの支出を増やすとしました


この労働党政権の増税政策への懸念から
富裕層の海外への流出が増加しています



昨年7月には
英コンサルタント会社ヘンリー・アンド・パートナーズが
100万ドル(1.6億円)以上の投資可能な流動資産を保有する
ミリオネアの流出数を予測

不況にあえぐ中国(1万5000人)に次いで
イギリス(9500人)が2位とする推計を発表し
話題を呼びました


そして実際には
調査会社ニュー・ワールド・ウェルスによると
増税派の労働党勝利を危惧したイギリスの富裕層の間では昨年
100万ドル以上のミリオネアが約1万800人
1億ドル(160億円)以上が78人
10億ドル(1600億円)以上が12人
流出した
とのことです

彼らの多くは
イタリアなど他のヨーロッパ諸国や
アラブ首長国連邦(所得税がない)に移住しています

こうした富裕層の流出が問題視されたことを受けて
リーブス財務大臣は慌てるかのように
今後の財政法案の修正を示唆しています


英政府統計局は24年末
7~9月期の実質国内総生産(GDP)を
前期比で「ゼロ成長」に下方修正し
イングランド銀行は10~12月期もゼロ成長を見込んでいます

スターマー政権の増税路線により
イギリス経済は減速しています


《どう見るか》

かつてイギリスは
ロンドンを中心に海外の富裕層の移住先として
人気を博していました


しかし近年
前述の「ノンドム」への課税強化や
キャピタルゲイン税・相続税の高さなどを理由に
富裕層の流出が増え続けていました

そして今回
"増税政権"の登場によって
さらに加速しています



特に富裕層が懸念しているのは
前述のノンドム税制の廃止です

リーブス財務相は
同制度の廃止により5年間で
約130億ポンド(年平均26億ポンド)の税収増になると発言

しかし
英調査会社オックスフォード・エコノミクスは
制度廃止で富裕層が大量に流出することで
年間10億ポンドの損失が生じるとし
ノンドム代表団体「イギリスのための外国投資家」は
「打撃を受けるのは企業
雇用
投資
経済への支出
税収
慈善活動だ」
と指摘しています


富裕層への課税強化によって
税収増を目指したいスターマー政権の思惑とは裏腹に
資産家の国外流出によって税を"取り損なう"だけでなく
それ以上の損失を被りかねないという
皮肉な結果をもたらしているのです


同政権は増税によって確保した
税収を無償の医療サービスなどの福祉政策に充てるとしていますが
これは典型的な「バラマキ」
です

イギリスでは第二次大戦後
同じく労働党のアトリー政権が
「揺りかごから墓場まで」というスローガンのもと
高所得者への増税やバラマキ政策を連発

結果
「イギリス病」と呼ばれる深刻な経済停滞をもたらしました

イギリスの立て直しを図った保守党のサッチャー元首相は
労働党政権が
「労働と自助努力を貴ぶ気持ちの代わりに
怠惰とごまかしを奨励するねじ曲がった風潮をもたらした」
と厳しく批判しています(『サッチャー回顧録』)


福祉の充実という名目で富裕層を敵視するかのような増税政策を行えば
「イギリス病」の再来をもたらしかねません

バラマキを繰り返し
増税の空気が漂う日本も例外ではありません
イギリスの失敗に
日本も学ぶべきです

今月30日発刊の本誌3月号「もらってばかりの人生は駄目!」では
増税とバラマキを連発し
自助努力の精神を忘れたイギリスの悲惨な結末を詳述
しています
ザ・リバティ



「自助努力」なしの国政は破綻する道を歩んでいるといえます

人生も同様「自助努力」の無い人生は家畜のような人生です

真なる自由はなく競争も生まれなく発展がありません

淀んだ水のようにいずれ悪臭を発し腐って行くのでしょう



「イギリス病」はまさにその典型です

富裕層はその状況を察知し逃げ出しているのでしょう

自由の無い一般国民は家畜の如く政府に飼い続けられます

「自助努力」した者が発展し自由を勝ち取ることが出来るのでしょう




今日の光の言霊は【仏法真理】です

【仏法真理】には「自助努力」が説かれています

人間の向かうべき方向性あるいは目標を教えてくれるとても大切なことがらです

今までの宗教には説かれていなかった言霊です

「愛」「知」「反省」は説かれていましたが

「発展」や「繁栄」は説かれていませんでした

それに至るには「自助努力」が必要なのです







 

【仏法真理】






仏法真理というものは

「人間の向かうべき方向性
あるいは
目標を教えてくれる」
という
大切な指標を意味しています




これがなければ

人々は
「人生」
という名の旅を
歩んでいくことができないのです














HS

 
『漏尽通力』 P.188​
 
 

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