アメリカとパナマの間で結んだ1977年「新パナマ運河条約」
運河を中立的に運営し法外な価格設定は行わないということを
義務付け
おはようございます みなさん
トランプ次期大統領が1月7日の記者会見で
記者の方からパナマ運河と
グリーンランドを獲得するために
軍事行動はありうるかという質問を受けました
それに対して
その2つについては
どちらも断言できないと答えて
含みを持たせました
これについて今いろんな憶測が出ています
そこでその真意はどこにあるのかということを
今日は見ていきたいと思います

最初にパナマ運河の歴史を振り返ってみたいと思います
パナマ運河は大西洋と太平洋を結ぶ
重要な位置にあります
経済上も安全保障上も
非常に重要な位置にあるということです
元々アメリカがこのパナマ運河を
建設しておりますので
アメリカにはこのパナマ運河に対する
関心というのはずっと持ってきました
建設時には伝染病で3万8千人のアメリカ人が
亡くなっているというような歴史もあります
当時のジミー・カーター大統領の時に
パナマ運河をパナマ政府に譲渡します
この時に当時の後のレーガン大統領は
これに非常に反対をしておりまして
アメリカが苦労してお金をかけて作った
このパナマ運河が西半球の安全保障を
台無しにするんじゃないかと言って
反対したわけなんですけれども
決議されまして
パナマ政府に渡ります
当時
どんな状況だったかというと
アメリカが植民地主義と思われたくない
というような風潮も強くあったことが
背景にはあります
この時にこのアメリカとパナマの間で結んだ
1977年「新パナマ運河条約」というものがあります
この条約には運河を中立的に運営して
法外な価格設定は行わないということを
義務付けています
もし
この中立性が破られた場合は
アメリカが軍事介入する可能性がある
としているものです
1970年代以降は割と順調に
このパナ運河の運営は進んでいたんですが
1989年に当時のジョージ・ブッシュ大統領の頃ですが
独裁体制のパナマに侵攻して
いわゆるパナマ侵攻を行います
攻撃にはパナマに駐屯していた米軍1万3000人に加えて
9500人の海兵隊陸海軍を動員しているという規模で
パナマ侵攻が行われました
アメリカに麻薬を密輸して
アメリカに危害を与えているという理由で
当時のノエ将軍は拘束され
アメリカの刑務所に入れられてしまいます
その後1996年に香港の企業が
パナマ運河の太平洋側と大西洋側の
両側の港の運営権を買収します
この香港企業による買収というのは
当時も条約の中立性に違反するんじゃないか
という議論もなされたのですけれども
まだ
1996年は香港がイギリスに変換される前の段階で
イギリスはアメリカの仲間だということで
脅威にはならないという話になり
結局条約違反とは見なされませんでした
しかし
1997年に香港は中国に変換され
その後民主化運動が起きますが
弾圧をされて今は中国の一部になっている
というような状況です
民主主義的な統治体制を50年は守るということは
約束は守られていません
その後2021年にはパナマ政府は
香港企業との契約を更新し
中国の影響力を残したままの状態を維持します
2022年までにこの中国による
パナマへの追加投資は
25億ドル約3750円と言われています
現時点で40社以上中国企業が創業している
と言われています
トランプ氏は我々はパナマ運河をパナマに与えたのであって
中国に与えたのではないと
中国が悪用していると批判していますが
その通りだと思います
2017年にはパナマは台湾とも断交をしております
中国の影響が強くなっているのは明らかです
さらに
パナマ運河には
13万5000人の中国人がすでに住んでおり
パナマの人口が約400万人で
約4%を占めて
中国はパナマ運河をラテンアメリカへの
足がかりとしているというのが現状です
このパナマ運河は
米軍が大西洋から太平洋に出る時に
必ず通らなくてはいけない場所になります
さらにこのパナマ運河を行き来する船の7割は
アメリカを発着点としているということもあります
しかし
この通行料についても
非常に法外なお金が課されているということで
トランプ氏は批判をしているわけです
このようにアメリカにとって
安全保障上も貿易上もとても重要なパナマ運河を
中国共産党の支配から取り戻そうというのが
トランプ氏の真意だと考えていいのではないかと思います
しかし
このパナマの大統領は
パナマ運河の1メートル足りとも譲れないと反論して
これを中国共産党も指示するというような状況です
今パナマには軍隊がいない状況にありますので
もし
パナマの大統領の姿勢が続けば条約違反ということで
米軍の介入を招いて中国企業は追い出される
そういう形になるのではないかと思います
言論チャンネル
このパナマ運河の中国共産党の独占は
トランプ次期大統領が言うようにパナマとアメリカの問題であり
パナマと結んだ「新パナマ運河条約」が護られていない以上
中国企業の自由にはさせないのは当然のことでしょう
トランプ次期大統領はブッシュ大統領のときのように
パナマ侵攻も辞さないことでしょう
今日の光の言霊は【根本仏の眼差し】です
この宇宙も根本仏によって創られたものであり
全ての事柄やその状態を根本仏を見守っておられ
この宇宙が消滅する数千億年先まで観ておられるのでしょう
この宇宙が消滅するときには今のように
満天の星が見えるような銀河はほとんど無くなり
わずかな銀河が見られるだけになる
つまり
シャボン玉が消える様に消滅するが
ほかにもシャボン玉の宇宙が次々と創られては消えていく
宇宙自体も儚いものである
全てのこの世のものは始まりがあり終わりがある
そのシャボン玉宇宙を創られ
見守っている存在があるということでしょう
運河を中立的に運営し法外な価格設定は行わないということを
義務付け
おはようございます みなさん
トランプ次期大統領が1月7日の記者会見で
記者の方からパナマ運河と
グリーンランドを獲得するために
軍事行動はありうるかという質問を受けました
それに対して
その2つについては
どちらも断言できないと答えて
含みを持たせました
これについて今いろんな憶測が出ています
そこでその真意はどこにあるのかということを
今日は見ていきたいと思います

最初にパナマ運河の歴史を振り返ってみたいと思います
パナマ運河は大西洋と太平洋を結ぶ
重要な位置にあります
経済上も安全保障上も
非常に重要な位置にあるということです
元々アメリカがこのパナマ運河を
建設しておりますので
アメリカにはこのパナマ運河に対する
関心というのはずっと持ってきました
建設時には伝染病で3万8千人のアメリカ人が
亡くなっているというような歴史もあります
当時のジミー・カーター大統領の時に
パナマ運河をパナマ政府に譲渡します
この時に当時の後のレーガン大統領は
これに非常に反対をしておりまして
アメリカが苦労してお金をかけて作った
このパナマ運河が西半球の安全保障を
台無しにするんじゃないかと言って
反対したわけなんですけれども
決議されまして
パナマ政府に渡ります
当時
どんな状況だったかというと
アメリカが植民地主義と思われたくない
というような風潮も強くあったことが
背景にはあります
この時にこのアメリカとパナマの間で結んだ
1977年「新パナマ運河条約」というものがあります
この条約には運河を中立的に運営して
法外な価格設定は行わないということを
義務付けています
もし
この中立性が破られた場合は
アメリカが軍事介入する可能性がある
としているものです
1970年代以降は割と順調に
このパナ運河の運営は進んでいたんですが
1989年に当時のジョージ・ブッシュ大統領の頃ですが
独裁体制のパナマに侵攻して
いわゆるパナマ侵攻を行います
攻撃にはパナマに駐屯していた米軍1万3000人に加えて
9500人の海兵隊陸海軍を動員しているという規模で
パナマ侵攻が行われました
アメリカに麻薬を密輸して
アメリカに危害を与えているという理由で
当時のノエ将軍は拘束され
アメリカの刑務所に入れられてしまいます
その後1996年に香港の企業が
パナマ運河の太平洋側と大西洋側の
両側の港の運営権を買収します
この香港企業による買収というのは
当時も条約の中立性に違反するんじゃないか
という議論もなされたのですけれども
まだ
1996年は香港がイギリスに変換される前の段階で
イギリスはアメリカの仲間だということで
脅威にはならないという話になり
結局条約違反とは見なされませんでした
しかし
1997年に香港は中国に変換され
その後民主化運動が起きますが
弾圧をされて今は中国の一部になっている
というような状況です
民主主義的な統治体制を50年は守るということは
約束は守られていません
その後2021年にはパナマ政府は
香港企業との契約を更新し
中国の影響力を残したままの状態を維持します
2022年までにこの中国による
パナマへの追加投資は
25億ドル約3750円と言われています
現時点で40社以上中国企業が創業している
と言われています
トランプ氏は我々はパナマ運河をパナマに与えたのであって
中国に与えたのではないと
中国が悪用していると批判していますが
その通りだと思います
2017年にはパナマは台湾とも断交をしております
中国の影響が強くなっているのは明らかです
さらに
パナマ運河には
13万5000人の中国人がすでに住んでおり
パナマの人口が約400万人で
約4%を占めて
中国はパナマ運河をラテンアメリカへの
足がかりとしているというのが現状です
このパナマ運河は
米軍が大西洋から太平洋に出る時に
必ず通らなくてはいけない場所になります
さらにこのパナマ運河を行き来する船の7割は
アメリカを発着点としているということもあります
しかし
この通行料についても
非常に法外なお金が課されているということで
トランプ氏は批判をしているわけです
このようにアメリカにとって
安全保障上も貿易上もとても重要なパナマ運河を
中国共産党の支配から取り戻そうというのが
トランプ氏の真意だと考えていいのではないかと思います
しかし
このパナマの大統領は
パナマ運河の1メートル足りとも譲れないと反論して
これを中国共産党も指示するというような状況です
今パナマには軍隊がいない状況にありますので
もし
パナマの大統領の姿勢が続けば条約違反ということで
米軍の介入を招いて中国企業は追い出される
そういう形になるのではないかと思います
言論チャンネル
このパナマ運河の中国共産党の独占は
トランプ次期大統領が言うようにパナマとアメリカの問題であり
パナマと結んだ「新パナマ運河条約」が護られていない以上
中国企業の自由にはさせないのは当然のことでしょう
トランプ次期大統領はブッシュ大統領のときのように
パナマ侵攻も辞さないことでしょう
今日の光の言霊は【根本仏の眼差し】です
この宇宙も根本仏によって創られたものであり
全ての事柄やその状態を根本仏を見守っておられ
この宇宙が消滅する数千億年先まで観ておられるのでしょう
この宇宙が消滅するときには今のように
満天の星が見えるような銀河はほとんど無くなり
わずかな銀河が見られるだけになる
つまり
シャボン玉が消える様に消滅するが
ほかにもシャボン玉の宇宙が次々と創られては消えていく
宇宙自体も儚いものである
全てのこの世のものは始まりがあり終わりがある
そのシャボン玉宇宙を創られ
見守っている存在があるということでしょう
【根本仏の眼差し】
この宇宙は
どこまで見渡しても
真空のなかに
小さな点にしか見えない
星のきらめく世界です
しかし
まったく
無生物の世界ではありません
この宇宙のなかにあって
生きているものたちがおり
それを慈愛の眼でもって
眺めている大きな存在があります
HS
『幸福の法』 P.292