「生涯現役人生」や「家族の助け合い」が必要になる時代へ
おはようございます みなさん




5人に1人が後期高齢者になる「2025年問題」が話題
「生涯現役人生」や「家族の助け合い」が必要になる時代へ

https://the-liberty.com/article/21886/






《ニュース》

2025年は
「団塊の世代」が全員75歳以上になり
国民の約5人に1人が後期高齢者となることが問題視されています



《詳細》

団塊の世代は
1947~49年の「第一次ベビーブーム」に生まれた人たちのことで
3年間の出生数は約800万人に上ります


その団塊の世代が今年
後期高齢者に分類される75歳以上になり
「2025年問題」としてかねてより懸念されてきました


国立社会保障・人口問題研究所の推計によると
後期高齢者は
今年で2154万人と人口の約5人に1人の割合になる
見通しだといいます

65歳以上の割合は3人に1人となる見込みです

一方
少子化が加速しており
24年の出生数は初の70万人を割ったと見られます


戦後1950年時点では
高齢者1人に対し現役世代は約12人でしたが
年を下るごとに減少し
25年には高齢者1人に対する
現役世代の人数は1.9人
になると予測されています


《どう見るか》

加速する少子高齢化が
新たな段階に入ることになります

これによりとりわけ危惧されているのが
介護や医療を必要とする人が一気に増えることで
国家財政がさらに圧迫され
社会保障制度の維持が困難になる

という問題です


現在
税や保険料で賄う年金
医療
介護などの社会保障給付費は年間約140兆円に及び
2040年には200兆円を超えるとの指摘もあります

(本誌24年3月号の蔵研也氏インタビュー参照)

特に年金については
30年後には政府の積立金がいよいよ枯渇するとも言われています


1100兆円もの政府債務がのしかかるなか
今の形のままで社会保障制度を維持することはもはや限界
です

無理やり存続させようとすれば
大増税や現役世代にかかる保険料の大幅な引き上げが必要となります


こうした延命策を強行すれば
現役世代への負担はますます大きくなりますが
懸念されるのは
経済的負荷を超えて
「お年寄りが大事にされない社会」という悲惨な結果
につながることです

大川隆法・幸福の科学総裁は
「日本では
すでに宗教性が落ちていて
先祖供養の習慣や
感謝の心
報恩の心が薄れています
そういう国情のなかで
若い人一人が高齢者一人を養わなくてはいけないような時代が
もうすぐやってくるわけですが
そうなると
お年寄りは嫌われるに決まっています」
と警鐘を鳴らしています
(『未来産業のつくり方』)



既存の制度の延命は
もはや不可能な領域に入りつつあります


必要なことは小手先の制度改革ではなく
「政府が老後の面倒を見る」
という根本的な社会の在り方そのものを考え直すことです


そのためにはまず
「高齢者が働き続けられる社会」を構築し
「高齢者のできる仕事を増やしていく」ことを考える必要があると
大川総裁は訴えています


現に生涯現役で活躍する高齢者は数多くいます

そうした人たちが生きがいをもって働くことができれば
国家としての発展・繁栄にもつながるでしょう


さらに
「政府を頼りにして当たり前」という前提ではない
社会・制度にすることで
逆に「家族の助け合い」の重要性が増してきます

大川総裁は
人口減少や少子高齢化は構造的に避けられない面があるとして
「これから
新しい家族観
家庭観というものが必要な時代が来る」
「国や都道府県が面倒を見ることができないというのは
一見
非常に不幸なことのようにも見えますが
逆に
それぞれの家族のなかに自衛手段が働いてくるため
家族のきずなというものが深くなっていくだろうと思うのです」
と述べています(『奇跡の法』)



こうして見ると
「2025年問題」は社会保障制度の限界を示す一方で
「生涯現役」の重要性や「家族観」を見直すきっかけにもなります

政府もこうした
「家族が助け合える社会」や「働きがいがある社会」の実現に向け
方針転換すべきではないでしょうか
ザ・リバティweb



親から子供への贈与税や相続税を見直し

親を大切にする風潮を作り出すことも大切です

今では高齢者は国が面倒を見ることが当たり前になっていますが

先祖を大事していていた時代には

子供が親を大切にするのが当たり前で

子供が親の老後を見ることが普通だったのですが



今の時代は親が子供に遠慮して

子供の迷惑にならないように老後の資金を溜めて

自活できるようにするのが当たり前です



宗教的な価値観からしても

親を大事にする価値観を持つべきであり

魂の親である神仏への感謝や愛の思いと

同じであるということでしょう




今日の光の言霊は【人生の問題の解き方】です

これは日本人の問題集ですね



団塊の世代の子供たちからの教育が

親への尊崇の気持ちを持つことが薄れたのではないでしょうか

新しい家族観・家庭観というものが必要な時代になって来る

これが大きな日本人の問題集です

日本人に与えらえたテーマのようです








 

【人生の問題の解き方】






「人生は一冊の問題集である」
とも私は説いていますが

「その問題集は
それぞれの人によって
解き方が違うのだ

それぞれの人にとって
ちょうどよい
テーマが与えられているのだ」
ということを
知らなければいけません














HS

 
『幸福の法』 P.29
 
 
 
 
 

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