習近平の"改革・解放"の再始動と言える取り組みが暗礁に乗り上げている
おはようございます みなさん
空転する習近平政策の経済復活戦略と
抑えられない経済衰退論
【澁谷司──中国包囲網の現在地】
https://the-liberty.com/article/21870/

------------------------------
アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
「3中全会」が行われた今年の夏
習近平政権は「所得を向上させ
消費を後押しし
企業への銀行融資を増やすことで国内経済を復活させる」
と公約した
いわば"改革・解放"の再始動と言える取り組みだが
案の定
暗礁に乗り上げている
すでに数カ月経つが
北京の政策立案者たちは
経済を迅速に回すための大規模な景気刺激策を
未だ打ち出すことができていないのだ
◎経済政策のボトルネックは形式主義と官僚主義!?
中央政治局は
「草の根」の役人(地方政府職員)が
お役所仕事に負担をかけられたままでは
こうした計画を推進することは難しいと警告している
この停滞感に
より積極的な「改革」の再開を期待していた
エコノミストや投資家は失望した
役人に負担をかけているのは
過度の形式主義と官僚主義である
これが所得向上のための諸計画の実行を妨げていることは
政権側も認識はしていた
その是正をすべく
習近平主席は
「1億人近い共産党員を束縛から解放する」
という基本計画を掲げ
その実現に全力を挙げてもきた
具体的には
「会議の回数と時間を減らす」
「不必要な事務作業を減らす」
「地方公務員に退屈で非生産的な仕事を負担させてはならない」
「携帯電話のアプリを使って職員を追跡し
多くの指示を送るのをやめる」
「職員が本来の仕事をするのではなく
リーダーを喜ばせることに集中するような業績評価で
職員に圧力をかけてはならない」
といった指示がなされていた
新華社によると
多くの地方公務員は
毎週
毎月
四半期毎の報告書を提出しなければならず
時間とエネルギーを浪費していたという
ある幹部は
「仕事はうまくやらなければならないが
もっと重要なのは報告書を美しく書かなければならないことだ」
と不満を漏らしている
河南省政府へのSNS投稿によれば
政府職員は人事評価の準備に追われ
日常業務を中断せざるを得ないことが多いという
また
上司は部下を監視するためデジタル機器へ過剰なほど依存する
職員は常に携帯電話に釘付けにされ
さまざまなアプリを通じて上司に返信したり
報告書を提出したりしている
一連の指示は
一見
官僚たちの負担を軽くし
行政を効率化・迅速化させるものに見えるが
成功しているとは言い難い
生産性を上げるのならいいが
実際は役人に意図的に「寝そべり」(怠惰)を要求し
逆に「改革」の再始動を妨げていることに
つながっているのではないか
というのも
「改革」は反習派の主張であり
習主席は本心ではその動きを抑えたいはずだ
一方
反習派も関心は党内闘争に移ろい
「改革」を本気で実行することに関心があるようには見えない
こうしたなかでの役人の業務簡素化は
逆効果になるだろう
◎検閲されたあまりにも正鵠を射た「中国衰退論」
経済浮上に手が打てないなか
習近平政権は
12月11日に開催された中央経済工作会議を前に
再び「中国衰退論」を封じようとしたことも話題になった
報道によると
香港上海銀行(HSBC)グループのチーフエコノミストである付鵬と
国投証券(SDIC証券)のチーフエコノミストである
高善文がそれぞれ社内投資講演で
中国経済の状況についてスピーチを行った
「中国経済光明論」を謳う他の多くの学者たちとは異なり
今の中国経済の問題点を的確に語った内容は
ネット上で瞬く間に広まり
大反響を呼び
ネットユーザーらは彼らの正直な発言を称賛した
だがその後
彼らの微信(WeChat)や
ショートビデオ等のアカウントがブロックされるなどしたのである
確かにそれぞれの見解は
中国当局にとってあまりにも痛いところを突いていた
付鵬によれば
2015年以降
不動産価格の高騰は消費を刺激したが
かえって多くの人に莫大な負債を負わせたという
2019年以後も中国の総需要は減少し続け
「1980年生まれ」以降の若者にはもはや消費する能力がほとんどない
若年層の高い失業率や賃金カット等のためである
そこで
景気の下振れ圧力が急速に高まり
中国は今
有効需要不足に陥っていると明快に述べた
また
高善文は
2021年から2024年までの3年間
中国の経済成長率は10%過大評価されていると述べた
そして
この間
中国の都市や町では(コロナで人口が減少したか
あるいは
若者が帰郷したか)4700万人もの労働力が失われたと指摘した
高善文は「元気な老人
活気のない若者
絶望的な中年」というフレーズを使って
今の中国人の経済状況を要約している
やはり
中国経済が回復することは期待薄だろう
ザ・リバティweb
もはやどうすることもできない
バブル崩壊状態となっているのが中国経済でしょう
まだまだ衰退していくことが予想されます
特に不動産不況の上にゼロコロナ作戦の失敗が
西側企業の中国撤退に繋がり拍車をかけています
世界の工場でなくなった中国に未来はありません
今まで輸出で外貨を稼いでいた中国が
内需だけで生き延びようとするのは自殺行為です
このブログでも指摘してきたとおり
中国経済はあまりにもひどい状態です
当局は必死になって隠そうとしていますが隠せないほど酷い
この冬が越せるのか
多くのホームレスの人々が亡くなるでしょう
その次に来るのは人民の一斉蜂起しかありません
カウントダウンは始まっています
今日の光の言霊は【成功の秘訣】です
今の中国ではなかなか難しいことでしょうが
それでも【成功の秘訣】はあるはずです
日本のバブル崩壊後
成功した事業は100円均一ショップです
安さを売り物にした商売です
デフレになって行くときに成功するのは
徹底したコストカットでしょう
ユニクロもその一つですし
100円寿司チェーンもそうでしょう
どこまでコストカットできアイディアがだせるかが【成功の秘訣】です
おはようございます みなさん
空転する習近平政策の経済復活戦略と
抑えられない経済衰退論
【澁谷司──中国包囲網の現在地】
https://the-liberty.com/article/21870/

------------------------------
アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
「3中全会」が行われた今年の夏
習近平政権は「所得を向上させ
消費を後押しし
企業への銀行融資を増やすことで国内経済を復活させる」
と公約した
いわば"改革・解放"の再始動と言える取り組みだが
案の定
暗礁に乗り上げている
すでに数カ月経つが
北京の政策立案者たちは
経済を迅速に回すための大規模な景気刺激策を
未だ打ち出すことができていないのだ
◎経済政策のボトルネックは形式主義と官僚主義!?
中央政治局は
「草の根」の役人(地方政府職員)が
お役所仕事に負担をかけられたままでは
こうした計画を推進することは難しいと警告している
この停滞感に
より積極的な「改革」の再開を期待していた
エコノミストや投資家は失望した
役人に負担をかけているのは
過度の形式主義と官僚主義である
これが所得向上のための諸計画の実行を妨げていることは
政権側も認識はしていた
その是正をすべく
習近平主席は
「1億人近い共産党員を束縛から解放する」
という基本計画を掲げ
その実現に全力を挙げてもきた
具体的には
「会議の回数と時間を減らす」
「不必要な事務作業を減らす」
「地方公務員に退屈で非生産的な仕事を負担させてはならない」
「携帯電話のアプリを使って職員を追跡し
多くの指示を送るのをやめる」
「職員が本来の仕事をするのではなく
リーダーを喜ばせることに集中するような業績評価で
職員に圧力をかけてはならない」
といった指示がなされていた
新華社によると
多くの地方公務員は
毎週
毎月
四半期毎の報告書を提出しなければならず
時間とエネルギーを浪費していたという
ある幹部は
「仕事はうまくやらなければならないが
もっと重要なのは報告書を美しく書かなければならないことだ」
と不満を漏らしている
河南省政府へのSNS投稿によれば
政府職員は人事評価の準備に追われ
日常業務を中断せざるを得ないことが多いという
また
上司は部下を監視するためデジタル機器へ過剰なほど依存する
職員は常に携帯電話に釘付けにされ
さまざまなアプリを通じて上司に返信したり
報告書を提出したりしている
一連の指示は
一見
官僚たちの負担を軽くし
行政を効率化・迅速化させるものに見えるが
成功しているとは言い難い
生産性を上げるのならいいが
実際は役人に意図的に「寝そべり」(怠惰)を要求し
逆に「改革」の再始動を妨げていることに
つながっているのではないか
というのも
「改革」は反習派の主張であり
習主席は本心ではその動きを抑えたいはずだ
一方
反習派も関心は党内闘争に移ろい
「改革」を本気で実行することに関心があるようには見えない
こうしたなかでの役人の業務簡素化は
逆効果になるだろう
◎検閲されたあまりにも正鵠を射た「中国衰退論」
経済浮上に手が打てないなか
習近平政権は
12月11日に開催された中央経済工作会議を前に
再び「中国衰退論」を封じようとしたことも話題になった
報道によると
香港上海銀行(HSBC)グループのチーフエコノミストである付鵬と
国投証券(SDIC証券)のチーフエコノミストである
高善文がそれぞれ社内投資講演で
中国経済の状況についてスピーチを行った
「中国経済光明論」を謳う他の多くの学者たちとは異なり
今の中国経済の問題点を的確に語った内容は
ネット上で瞬く間に広まり
大反響を呼び
ネットユーザーらは彼らの正直な発言を称賛した
だがその後
彼らの微信(WeChat)や
ショートビデオ等のアカウントがブロックされるなどしたのである
確かにそれぞれの見解は
中国当局にとってあまりにも痛いところを突いていた
付鵬によれば
2015年以降
不動産価格の高騰は消費を刺激したが
かえって多くの人に莫大な負債を負わせたという
2019年以後も中国の総需要は減少し続け
「1980年生まれ」以降の若者にはもはや消費する能力がほとんどない
若年層の高い失業率や賃金カット等のためである
そこで
景気の下振れ圧力が急速に高まり
中国は今
有効需要不足に陥っていると明快に述べた
また
高善文は
2021年から2024年までの3年間
中国の経済成長率は10%過大評価されていると述べた
そして
この間
中国の都市や町では(コロナで人口が減少したか
あるいは
若者が帰郷したか)4700万人もの労働力が失われたと指摘した
高善文は「元気な老人
活気のない若者
絶望的な中年」というフレーズを使って
今の中国人の経済状況を要約している
やはり
中国経済が回復することは期待薄だろう
ザ・リバティweb
もはやどうすることもできない
バブル崩壊状態となっているのが中国経済でしょう
まだまだ衰退していくことが予想されます
特に不動産不況の上にゼロコロナ作戦の失敗が
西側企業の中国撤退に繋がり拍車をかけています
世界の工場でなくなった中国に未来はありません
今まで輸出で外貨を稼いでいた中国が
内需だけで生き延びようとするのは自殺行為です
このブログでも指摘してきたとおり
中国経済はあまりにもひどい状態です
当局は必死になって隠そうとしていますが隠せないほど酷い
この冬が越せるのか
多くのホームレスの人々が亡くなるでしょう
その次に来るのは人民の一斉蜂起しかありません
カウントダウンは始まっています
今日の光の言霊は【成功の秘訣】です
今の中国ではなかなか難しいことでしょうが
それでも【成功の秘訣】はあるはずです
日本のバブル崩壊後
成功した事業は100円均一ショップです
安さを売り物にした商売です
デフレになって行くときに成功するのは
徹底したコストカットでしょう
ユニクロもその一つですし
100円寿司チェーンもそうでしょう
どこまでコストカットできアイディアがだせるかが【成功の秘訣】です
【成功の秘訣】
物事には
必ず両面があるので
努めて
「明るく建設的な面を
見ていこう」
としてください
それが
やはり成功の秘訣です
そういう考え方の人のところに
他の人も
「協力したい」
と言って
集まってきますし
よきアイデアも
お金や物も集まってくるのです
HS
『不況に打ち克つ仕事法』 P.153