「北朝鮮ロシア派兵」への動揺【澁谷司──中国包囲網の現在地】
おはようございます みなさん





習近平政権の「米大統領選」への本心と
「北朝鮮ロシア派兵」への動揺【澁谷司──中国包囲網の現在地】

https://the-liberty.com/article/21778/






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アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師
澁谷 司
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米大統領選ではトランプ氏が勝利した

習近平・中国国家主席は電話で祝意を伝えたと報じられたが
内心
どのような思いだったのだろうか


今年に入ってから
中国共産党が誰を支持するのかについて
さまざまな憶測が飛び交っていた

もちろん習近平政権が陰に陽に行ってきたことをつぶさに見れば
トランプ氏の方を警戒するであろうことは明らかだ

だが公式では
「これは米国の内政問題であり
我々は民主党・共和党どちらかの味方をするつもりはないし
興味もない」と答え続けてきた


◎"ハリス氏批判記事"から見える策略

10月末
親中派メディアの「香港01」が掲載した米大統領選挙に関する記事も
そうしたはぐらかしの一環かもしれない

ハリス氏を侮辱し
トランプ氏を期待するかのようなその論調を
多くの転載メディアが
「北京の思惑はいかに? 香港メディア
『もしこの人が当選すれば
世界は大混乱に陥る』

という見出しをつけて紹介した



以下は記事の一部である

・今日
世界秩序は"崩壊の危機"に瀕している
この時期に
民主党のハリスを米大統領の座に就かせ
彼女を世界の権力中枢のリーダーにしたら
一体
どうなるか

・歴史を振り返れば
ロシアのプーチン大統領による
クリミア併合とウクライナ4州の併合は
オバマとバイデンという軟弱な米国の大統領の時に行われた

・オバマやバイデンよりも更に軟弱なハリス
(党予備選すら参加していない)が
米大統領になることを想像してみてほしい
ロシアはどうするだろうか?

・一方
トランプは奔放で予測不可能な性格だが
個人的な人間関係を構築して国際問題に対処することを好む
それこそが
リーダーシップを発揮する効果的な行動だろう

・もしハリスが当選すれば
大国のリーダーたちが立ち上がり
他国の領土や資源を奪おうとして
「弱肉強食」の戦いを繰り広げるに違いない
まさに中国共産党の思う壺ではないか

・けれども
トランプならば
一歩も譲らずに戦うだろう
ただ
その状況下でも中国共産党は依然
混乱の中で世界のヘゲモニーを掌握しようとするかもしれない



一見
この記事は
ハリス当選にネガティブである

しかし
だからといって
共産党側がトランプ氏の当選を望んでいると考えるのは早計だ

この記事は
多くの華僑や中国系アメリカ人の目にも触れるであろう

彼らのなかには
中国共産党を嫌う者も多い

そうした人々に
共産党の意向を汲んだメディアが
ハリス氏への"敵意"を見せることで
「敵の敵は味方」という心理で
ハリスを応援させようとする意図があると見られる


自分の意図に反する発信をすることで
相手側(反中派とトランプ派)を分断するという意味で
いわば中国兵法で言う「反間苦肉の計」


こうした情報発信が当たり前のように行われているので
習政権が大統領選で誰を支持しているのかが
表向き
分かりにくくなっているのだ


◎中国をよそに深まる露朝関係

さて目下
北朝鮮のロシアへの派兵が習政権を悩ませている

10月25日
北朝鮮政府でロシア問題を担当する
金正奎(キム・ジョンギュ)外務次官は
「北朝鮮がロシアに軍隊を派兵しているという
最近の国際世論に注目している」と語り
「もし国際世論の言うような事があるとすれば
それは(北朝鮮として)国際法規範に則った行動である」

と正当性を主張した



同日
中国外務省は定例記者会見でその件について質問されると
「中国は関連状況を把握していない」と答えるだけだった

数週間前
中朝は中国建国75周年を祝い
両国の関係が緊密であることを再確認していたが
今回の件で中国側も動揺していると見られる


実は
数年前から金正恩総書記は中国から
核兵器開発計画に必要な科学技術援助や
人工衛星や原子力潜水艦の技術支援を受けることを望んできた

しかし習政権は西側の圧力によって
できる支援には限りがあった

北朝鮮が巨大になれば
朝鮮半島情勢がさらに不安定になり
自国の利益を脅かすという警戒もあった


一方で
北朝鮮とロシアの双方は互いを支援する関係を深めていった

特に北朝鮮は
武器や兵力のロシアへの提供と引き換えに
軍事・宇宙分野の技術援助
食糧援助
武器販売や兵力配備による経済的
軍事的利益を得る


プーチン大統領は金総書記に宇宙分野での技術支援を約束し
2度の失敗を経て昨年11月
北朝鮮の軍事観測衛星「万里鏡(マンリギョン)1号」が
ついに軌道に乗った



今年10月
平壌は兵士をロシアに移送し始めた

北朝鮮の羅先(ラソン)港と
ロシア極東最大の港
ヴォストーチヌイ港の間を
ロシアの貨物船が頻繁に行き来している


中国は
北朝鮮による絶え間ない核実験と
「韓国を消滅させる」という脅しに対して何もできないので
平壌はますます北京を挑発するようになった


どうもさまざまな次元で
中国が孤立していく方向に
世界の力学が働きだしているようにも見える

ザ・リバティweb



バイデン・ハリス政権では政策や外交がある程度予測できました

ところが

トランプ大統領になると予測不可能で

先が読めないところがあるのです



習近平は

前トランプ政権の時に訪米して

トランプ大統領と昼食をとっていたときに

トランプは突如中東にミサイル攻撃を行い

食事中の習近平を驚かせたことがあります



トランプは表面上は平穏にやっているが

次の瞬間何を打ち出すか分からない

そして

行動力があり

なんと言ってもディールが巧妙で

駆け引き上手だということです

習近平はトランプ再選に驚き

驚愕してるのではないでしょうか




今日の光の言霊は【魂と心】です

もしかしたらトランプ氏は

この【魂と心】のつながりを知っているのではないでしょうか

ディールの際に相手の魂と心に訴えかけているのかも知れません



あれだけの訴訟に対して公然と立ち向かい

大統領になっています

通常なら有罪判決が出て犯罪者となる人が

大統領になるなどあり得ません



それでも国民の支持を受けて

大統領になったということは

犯罪者ではないということを

国民が認めたということです



恐るべきパワーで

強烈なの持ち主です

【魂と心】の強さ大きさが尋常ではありません

それが故に敵も味方も飲み込んでしまうのでしょう








 

【魂と心】






魂は
心の部分を通じて
無限の世界に
つながっています




個々の魂は
孤立分断されたものですが

心の部分が
無限の世界に
つながっているのです














HS

​​

 
『釈迦の本心』 P.233
 
 

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