「脱炭素」の一環でバイデン氏が掲げた急速なEV普及目標は空理空論だった
おはようございます みなさん




バイデン米政権が排ガス規制を緩和し
EVに加えハイブリッド車も認める 自身の掲げた
「脱炭素」の空理空論ぶりが鮮明に

https://the-liberty.com/article/21309/



《ニュース》

バイデン米政権が20日
過去にまとめていた自動車の排出ガス規制を緩和する形で
最終案を発表しました

急進的なガソリン車規制・EV(電気自動車)推進のスケジュールを
遅らせるものとなっています



《詳細》

最終の規制内容は
過去にまとめられていた素案から大きく2つの点で緩和されました

1つ目は
2027~32年の規制適用期間の前半3年間は
二酸化炭素(CO2)削減ペースを緩め
30~32年でペースを上げる
ことです

自動車メーカーに規制に対応するための猶予を与える格好となります

2つ目は
過去にまとめた素案で
32年の乗用車販売のうち
67%をEVとする」としてきた数値目標について
最終案ではそれを最高で56%
最低で35%に下方修正
したことです

素案ではEVのみを数値目標で提示していましたが
ガソリンエンジンとモーターを組み合わせた
ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)も
「CO2削減に役立てられる」と認めたことにより
数値目標が下げられました

排ガス規制自体は強化されましたが
当初検討していた規制を緩和し
EV拡大への対応に苦しむ自動車メーカーに
配慮する姿勢を見せることで
11月に控える米大統領選において
自動車業界票を獲得する狙いがあります


《どう見るか》

「脱炭素」の気候変動対策を看板政策として掲げるバイデン氏にとって
今回の規制緩和は
「一度振りかざした看板政策自体は引き下げられないものの
大統領選の集票のために背に腹は代えられない」
という苦渋の決断を迫られた末の「妥協」でした

「脱炭素」の一環でバイデン氏が掲げた急速なEV普及目標は
これまでEV拡大に苦戦する米自動車メーカーから
見直しを求める反発の声
が上がっていました

今回
バイデン氏がその反発を受け容れ
大統領選に向けて妥協を見せたことは
過去に掲げた政策がいかに空理空論だったかを
自身で認めた
ことを物語ります

自動車メーカーが
アメリカ国内でEV拡大に苦戦している原因は複数ありますが
そもそも消費者にとって
EV自体に課題が多いことが主因の一つです






EVは
「1回の充電で何キロメートル走れるか」を表す
「航続距離」が安定しません


温度や平均速度に大きな影響を受けるからです

また
気温が極端に下がった場合
バッテリーが上がり
動かなくなってしまいます

今年に入って寒波に襲われた地域では
動かなくなった大量のEV
が問題となりました

また
充電設備の不足も挙げられます

19日付米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は
「(車を買いに来る)顧客はEVについて尋ねてくることが多いが
航続距離や充電設備の利用のしやすさを気に掛けている」と
消費者が懸念している実態を報道しています

これまでEVを主に購入してきた層は
環境意識が高く
また流行に敏感なアーリーアダプター層でした
しかし
これらの層にはすでにEVは行き渡ったと言われており
さらなる普及には
その外側の層の取り込みが必要です

しかし
上記のように
EVの抱える問題に二の足を踏み
EVを買いに来たつもりが
ハイブリッド車に目移りする消費者も多いといいます

また
バイデン氏は22年に「インフレ抑制法(IRA)」に署名

EVのアメリカ国内での生産に補助金を支給し
国家主導でEV供給網の構築を目指してきました

しかし
自動車メーカーにとって
中国の供給網からの切り離しは容易ではなく
EV最大手のテスラですら
新型EV「サイバートラック」の電池部材を
自前で生産できなかったため
中国からの調達に頼る事態に陥りました

バイデン氏は
トランプ前政権の敷いた対中関税路線を継続し
中国からの輸入を減らす方針をとる一方で
「脱炭素」政策で急速なEV普及を無理に目指した結果
中国からの輸入が必要になるという矛盾を生んだ
のです

現状では消費者と自動車メーカー
双方にとってデメリットの多いEVを
バイデン氏はその実態を無視して
国民に押し付けてきたと言えるでしょう

大統領選の世論調査では
現在
バイデン氏とトランプ氏の支持率は拮抗しています
そのため
なんとか自動車業界票を取りたいバイデン氏は
今回の規制緩和という妥協案を決めたわけですが
トランプ氏は一連の規制自体を
大統領就任初日に取り消すと公約
しています

自動車業界の支持を集めるのが
トランプ氏であることは明らかでしょう
ザ・リバティweb



もう中国ではEVは終わっています

EV車の生産企業も倒産が相次いでいます

欠陥だらけだし

毎日8台もEV車が

バッテリーから発火して燃えているという情報もあります



急速に寒冷化した場所では

何百台ものEV車が動かなくなっていました

日本のハイブリッド車がバカ売れしているようです

トヨタの戦略が正しかったことが実証されました



日本では充電設備が十分になく

航続距離が読めない

EV車の遠乗りは考え物です



日本では水素自動車が発展するように思うのですが

これもまだ水素補給所が少なく

遠い未来のようです

当面はハイブリッド車が主流になるんでしょうね




今日の光の言霊は【宗教の本道】です

それは

三次元の生命と肉体を脱ぎ捨てたあの世の生命を

一致させることなのでしょう







 

【宗教の本道】






「宗教の本道」
とは

この世の幸福と
あの世の幸福を
一致させること

——これに尽きるということです















HS

 
『真実を貫く』 P.126
 
 

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