マイナス金利が経済に何をもたらしたのか
おはようございます みなさん
先般金融政策決定会合が行われ
焦点となっていた
マイナス金利政策の解除が決定されました

先週にも株式市場で
日銀がマイナス金利を解除する可能性が高いと見られ
円高株安が進みました
2月から3月にかけ
日経平均株価は最高値を更新しましたが
生活実感に乏しいというのが現状です
株高をもたらしたものとしては直近では
中国経済のバブル崩壊の懸念から
中国に流れていたマネーが
日本株に流れるといった影響も上げられます
また
この10年スパンで見ると
日銀が日本株を買った影響が非常に大きく
この点から
この株価は官製株高と言えます
マイナス金利が経済に何をもたらしたのかについて
見ていきます
2013年4月以降
黒田全総裁は世の中に大量にお金を流す
量的質的緩和を行い
家計や企業がお金を借りやすくして
景気を良くしデフレから脱却することを
目指してきましたが
2014年に行われた8%への消費増税が大きく影響し
デフレ脱却には至りませんでした
そこで日銀は金融緩和策の深掘りを行います
それが2016年1月に導入が決まった
マイナス金利政策です
マイナス金利政策ととは
民間の金融機関が日銀に預ける預金の一部を
マイナス金利にするというものです
マイナス金利政策が
経済にもたらしてきた影響を
3つ取り上げます
1つ目は
そもそも
マイナス金利政策は
資本主義の精神を傷つけるというものです
資本主義はいわば勤勉と節制で富を蓄積し
その富で新しいものを作る
そして
さらなる富を獲得して
さらに付加価値あるものを作っていくという
高循環を生み国家に繁栄をもたらすものですが
マイナス金利は考え方の根底において
資本主義の精神とは逆行するものと言えます
小峰隆夫教授(大正大学)も
著書『平成の経済の中』で
「マイナス金利について
お金を預けると減っていき
お金を借りると増えていくという世界になる
そんな世界はありえないと思う」
と述べています
2つ目は
景気回復にほとんど効果がなかったことです
日銀のマイナス金利政策の狙いとは
一般の金融機関が
日銀にお金を預けておけば
マイナスの金利すなわちペナルティを貸すことで
一般の金融機関が日銀にお金を預け続けるのではなく
お金を企業や家計に回させようとするものでした
しかし
お金を借りる方から言えば
非常に低くなった金利がさらに低くなったからといって
企業や家計が投資のために
借入れを増やすことはなく
日銀の意図の通りに景気が良くなることはありませんでした
3つ目は
銀行の経営を圧迫するという点です
一般的に金利について信用が同じ程度の債券であれば
長くお金を貸す方が返ってこないリスクも高まり
長期の金利の方が高くなります
銀行は基本的に
預金などの短期のお金を低い金利で借り入れて
長期のスパンで企業や個人に高い金利で貸し出しますが
高い金利で貸し出した部分と
低い金利で借りた部分の差が銀行にとっての収益になります
日銀がマイナス金利政策を実施した際
何が起きたかと言えば
短期金利はすでに0付近にあったことから
金利が低下する余地はほとんどなく
相対的に長期の金利の方が低くなっていきました
すると
銀行にとっては収益が少なくなることになり
経営が大きく圧迫されることになりました
経営難に陥った地銀などは
リスクを避けるようになり
日銀の意図とは裏腹に
むしろ
貸出しを躊躇するという動きも見られました
幸福実現党大川党総裁は
『富の創造法』の中で
マイナス金利政策によりもたらされる
銀行の経営難が日本経済に与える影響の可能性について
次のように述べています
「銀行が危なくなると
銀行から大口の融資を受けているところも
皆危なくなるので
経済政策が失敗すれば
大きなドミノ倒し型というか
将棋倒し型で
経済の不の連鎖が起き
ある意味での経済恐慌が起きる可能性もなくはありません
マイナス金利を一時的な
カンフル剤として使っているだけならば
そこまではいかないでしょうが
もし
これが恒常的なものになってきた場合
産業の構造自体が壊れる可能性が高いのです」
銀行は実体経済に血液としてのお金を送り込む
心臓のような存在とも言えます
経済にとっての心臓である銀行が機能不全に陥れば
日本経済は立ち行かなくなってしまうに違いありません
以上3点を踏まえると
今回のマイナス金利の解除は
妥当と言えると考えます
「資本主義の精神」の下で
日本経済を発展繁栄に導くためには
金融政策においても正しい政策というものが求められます
今後
日銀は結果的に増税によって
景気回させることはできなかった金融緩和策を
どう落とし前をつけていくのかについて
議論が進められていくでしょうが
幸福実現党としても引き続き
私たちが考える金融作のり方について提言を行ってまいります
【Truth Z(トゥルースゼット)】
マイナス金利政策で非常に危険な状態にあった日本経済
ようやくその危険性に気が付いたのか気付かなかったのか
油断はできませんが何とか危機は脱しそうです
マイナス金利で経済にアクセルを踏んだつもりが
増税のブレーキで経済は再び低迷して
エンジンふかっしっぱなしでタイヤが空回りして
タイヤがパンクするかエンジンが壊れるか
非常に厳しい状態だったのです
しかし
増税のブレーキを踏み続けると
少々の部分的な減税をしてカンフル剤を打っても
焼け石に水でしょう
消費税の減税しなければ
庶民の財布の紐は固く閉ざしたままです
今日の光の言霊は【一人ひとりを愛している存在】です
仏が人々を誰も逃さず一人ひとりを愛しているように
日本の政府も誰も逃さず減税して
重税から解放してください
それには消費税の減税しかないのです
なくせとは言いませんが5%に戻してください
このカンフル剤は効きますよ
おはようございます みなさん
先般金融政策決定会合が行われ
焦点となっていた
マイナス金利政策の解除が決定されました

先週にも株式市場で
日銀がマイナス金利を解除する可能性が高いと見られ
円高株安が進みました
2月から3月にかけ
日経平均株価は最高値を更新しましたが
生活実感に乏しいというのが現状です
株高をもたらしたものとしては直近では
中国経済のバブル崩壊の懸念から
中国に流れていたマネーが
日本株に流れるといった影響も上げられます
また
この10年スパンで見ると
日銀が日本株を買った影響が非常に大きく
この点から
この株価は官製株高と言えます
マイナス金利が経済に何をもたらしたのかについて
見ていきます
2013年4月以降
黒田全総裁は世の中に大量にお金を流す
量的質的緩和を行い
家計や企業がお金を借りやすくして
景気を良くしデフレから脱却することを
目指してきましたが
2014年に行われた8%への消費増税が大きく影響し
デフレ脱却には至りませんでした
そこで日銀は金融緩和策の深掘りを行います
それが2016年1月に導入が決まった
マイナス金利政策です
マイナス金利政策ととは
民間の金融機関が日銀に預ける預金の一部を
マイナス金利にするというものです
マイナス金利政策が
経済にもたらしてきた影響を
3つ取り上げます
1つ目は
そもそも
マイナス金利政策は
資本主義の精神を傷つけるというものです
資本主義はいわば勤勉と節制で富を蓄積し
その富で新しいものを作る
そして
さらなる富を獲得して
さらに付加価値あるものを作っていくという
高循環を生み国家に繁栄をもたらすものですが
マイナス金利は考え方の根底において
資本主義の精神とは逆行するものと言えます
小峰隆夫教授(大正大学)も
著書『平成の経済の中』で
「マイナス金利について
お金を預けると減っていき
お金を借りると増えていくという世界になる
そんな世界はありえないと思う」
と述べています
2つ目は
景気回復にほとんど効果がなかったことです
日銀のマイナス金利政策の狙いとは
一般の金融機関が
日銀にお金を預けておけば
マイナスの金利すなわちペナルティを貸すことで
一般の金融機関が日銀にお金を預け続けるのではなく
お金を企業や家計に回させようとするものでした
しかし
お金を借りる方から言えば
非常に低くなった金利がさらに低くなったからといって
企業や家計が投資のために
借入れを増やすことはなく
日銀の意図の通りに景気が良くなることはありませんでした
3つ目は
銀行の経営を圧迫するという点です
一般的に金利について信用が同じ程度の債券であれば
長くお金を貸す方が返ってこないリスクも高まり
長期の金利の方が高くなります
銀行は基本的に
預金などの短期のお金を低い金利で借り入れて
長期のスパンで企業や個人に高い金利で貸し出しますが
高い金利で貸し出した部分と
低い金利で借りた部分の差が銀行にとっての収益になります
日銀がマイナス金利政策を実施した際
何が起きたかと言えば
短期金利はすでに0付近にあったことから
金利が低下する余地はほとんどなく
相対的に長期の金利の方が低くなっていきました
すると
銀行にとっては収益が少なくなることになり
経営が大きく圧迫されることになりました
経営難に陥った地銀などは
リスクを避けるようになり
日銀の意図とは裏腹に
むしろ
貸出しを躊躇するという動きも見られました
幸福実現党大川党総裁は
『富の創造法』の中で
マイナス金利政策によりもたらされる
銀行の経営難が日本経済に与える影響の可能性について
次のように述べています
「銀行が危なくなると
銀行から大口の融資を受けているところも
皆危なくなるので
経済政策が失敗すれば
大きなドミノ倒し型というか
将棋倒し型で
経済の不の連鎖が起き
ある意味での経済恐慌が起きる可能性もなくはありません
マイナス金利を一時的な
カンフル剤として使っているだけならば
そこまではいかないでしょうが
もし
これが恒常的なものになってきた場合
産業の構造自体が壊れる可能性が高いのです」
銀行は実体経済に血液としてのお金を送り込む
心臓のような存在とも言えます
経済にとっての心臓である銀行が機能不全に陥れば
日本経済は立ち行かなくなってしまうに違いありません
以上3点を踏まえると
今回のマイナス金利の解除は
妥当と言えると考えます
「資本主義の精神」の下で
日本経済を発展繁栄に導くためには
金融政策においても正しい政策というものが求められます
今後
日銀は結果的に増税によって
景気回させることはできなかった金融緩和策を
どう落とし前をつけていくのかについて
議論が進められていくでしょうが
幸福実現党としても引き続き
私たちが考える金融作のり方について提言を行ってまいります
【Truth Z(トゥルースゼット)】
マイナス金利政策で非常に危険な状態にあった日本経済
ようやくその危険性に気が付いたのか気付かなかったのか
油断はできませんが何とか危機は脱しそうです
マイナス金利で経済にアクセルを踏んだつもりが
増税のブレーキで経済は再び低迷して
エンジンふかっしっぱなしでタイヤが空回りして
タイヤがパンクするかエンジンが壊れるか
非常に厳しい状態だったのです
しかし
増税のブレーキを踏み続けると
少々の部分的な減税をしてカンフル剤を打っても
焼け石に水でしょう
消費税の減税しなければ
庶民の財布の紐は固く閉ざしたままです
今日の光の言霊は【一人ひとりを愛している存在】です
仏が人々を誰も逃さず一人ひとりを愛しているように
日本の政府も誰も逃さず減税して
重税から解放してください
それには消費税の減税しかないのです
なくせとは言いませんが5%に戻してください
このカンフル剤は効きますよ
【一人ひとりを愛している存在】
「他の誰からも
自分は愛されていない」
と思っている人が
もし
みなさんのなかに
一人でも
存在しているとするならば
私はあえて言います
私は
そんなあなたも
愛しています
あなたがた
一人ひとりを愛しています
HS
『青銅の法』 P.286


