「世界最大の直接選挙」として注目された
ロシアに配慮し対中では微妙な立ち位置など今後の動向が注目
おはようございます みなさん
「世界最大の直接選挙」として注目された
インドネシア大統領選でプラボウォ国防相が事実上の勝利宣言
ロシアに配慮し対中では微妙な立ち位置など今後の動向が注目
https://the-liberty.com/article/21229/

《ニュース》
14日に投票が行われたインドネシアの大統領選挙で
ジョコ現大統領の政策を継続すると訴え
ジョコ氏から支援を受けたプラボウォ国防相が
事実上の勝利宣言を行いました
《詳細》
インドネシアは
世界第4位の人口(2.7億人)を有し
その有権者は2億人を超え
半数以上が40歳以下です
今回の大統領選は「世界最大の直接選挙」として注目されていました
大統領選には
プラボウォ国防相
前ジャカルタ州知事のアニス氏
前中部ジャワ州知事のガンジャル氏が出馬していました
地元メディア「コンパス」は14日夜時点で
プラボウォ氏の得票率が58%で
アニス氏が25%
ガンジャル氏が16%だと伝えました
ただし
正式な開票結果は
選挙管理委員会が3月下旬に発表することになっています
正式な集計でいずれの候補も過半数に届いていなければ
6月に上位2候補による決選投票が行われます
そうした中
プラボウォ氏は14日夜
首都ジャカルタでの集会で
副大統領候補としてペアを組んだ
ジョコ氏の長男のギブラン氏(ソロ市長)とともに演説し
「この勝利は全てのインドネシア人のためのものだ」と
事実上の勝利宣言をしました
プラボウォ氏の大統領選への立候補は今回が3回目で
前回
前々回ともジョコ氏に敗れています
《どう見るか》
プラボウォ氏は
かつてインドネシアで独裁的な政治を執ったスハルト元大統領の娘の元夫です
またスハルト政権の軍幹部として
1990年代の民主活動家の拉致事件などの人権侵害に関わった疑いで
軍籍をはく奪され
一時ヨルダンで事実上の亡命生活を送っています
こうしたマイナスイメージを払拭するために
今回の選挙では
7割近い支持率のジョコ氏から支援を得ることで
選挙戦を有利に展開
さらにコミカルなダンスを披露したり
イメージキャラクターをつくったりして
親しみやすさを前面に出し
若い世代にアピールしてきました
ただし
40歳以上に制限されていた正副大統領の資格要件を変え
36歳のジョコ氏長男を副大統領に擁立したことは
「民主主義の後退」だと批判されています
プラボウォ氏が訴えたジョコ氏継承路線の柱の1つは
バリ島のジャカルタからカリマンタン島のヌサンタラへの首都移転です
首都ジャカルタは
地盤沈下や洪水
渋滞
環境悪化が問題となっているため
ジョコ政権は今年8月に首都移転を開始することを目指してきました
プラボウォ氏も
カリマンタンでの集会で「新首都への移転を通じて
インドネシアをさらに発展させる」と訴えています
また「希少資源の輸出を制限することで
インドネシア国内で付加価値の高い工業生産を行うことを目指す」という
ジョコ氏の産業政策も継承するとしています
さらには
特定陣営に属さない中立外交路線も継承すると見られます
ジョコ政権は
西側諸国から「ロシア寄り」「中国寄り」などとして
批判を受けてきました
(関連記事:「インドネシア大統領がウクライナとロシアを訪問へ
国益を考えて中立を保ったインドネシア」)
プラボウォ氏は昨年6月のアジア安全保障会議で
ロシア-ウクライナ戦争の和平案として
ロシアとウクライナが即時停戦した上で
非武装地帯を設置し
国連の監視下で住民投票を実施する「朝鮮半島方式」を提案しました
会議に参加したウクライナのレズニコフ国防相は
「提案はロシアを利するものであり
受け入れられない」と即座に拒否しています
また
プラボウォ氏は昨年8月
「我々と中国との関係はとても良い
ロシアも友好国だ
アメリカも尊重している
全ての国と友好的なのがインドネシアの立場だ」
とも強調しています
実際のところ
中国への警戒は強めていて
南シナ海問題をめぐっては中国に譲らない一方で
経済関係については維持または強化していくと見られます
プラボウォ氏に対しては
「人権を軽んじて権威主義的な体制に戻るのではないか」との指摘もあり
親中路線も気になるところです
日本の「脱中国」の受け皿にもなり得るインドネシアの行方を
注視していく必要があります
ザ・リバティweb
インドネシアには身内がいる私にとって他人事ではない
インドネシアで暮らしていたとき(2000年頃)は
まだまだ発展途上で電力が足りなくよく停電が起きていました
妻の実家はモアランケと言う近くに漁港がある下町
実家の前は商店街で人々でごった返していました
あの頃の人口は2億人を超えようとしていた頃
今は人口2億7千万人の世界第4位の国となりました
日本と違って若い国で子供も大勢いて
街はどこも活気づいていました
当時はまだスハルト大統領の独裁政権から抜け出したところ
スハルトはスカルノから政権を奪い取ったと言われていました
その影響からか
当時の大統領はスカルノの娘のメガワティでした
あれから随分発展したように思います
次期大統領と目されるプラボウォ氏は独裁政治だった
スハルト大統領の娘の元夫
微妙な感覚を覚えるのですが
インドネシア人はその辺は敏感なので
独裁政権には行かないとは思いますが
要注意ですね
インドネシア人の多くは日本人には親日的で
先の戦争の時に日本兵がインドネシアに残り
オランダからの独立に大きく貢献した経緯があるのです
そのため
日本人を尊敬しているようなところがあります
一方中国に対してはいい印象を持っていなく
過去に中国系の企業をターゲットに暴動が起きたぐらいです
今ではどうか分かりませんが
インドネシアの経済の8割は中国系の人たちが担っていました
また
アメリカに対してもあまりいい印象は持っていません
インドネシア人の9割がイスラム教だからでしょう
日本はインドネシアにいい関係を維持したほうがいいでしょう
これからますます発展していく国です
今日の光の言霊は【師といわれる方】です
今の日本には「師といわれる方」はいませんが
過去の偉人は日本は随分輩出してきました
二宮尊徳はそのお手本でしょう
日本は今一度
インドネシアも二宮尊徳の報徳精神で発展していってもらいたいですね
ロシアに配慮し対中では微妙な立ち位置など今後の動向が注目
おはようございます みなさん
「世界最大の直接選挙」として注目された
インドネシア大統領選でプラボウォ国防相が事実上の勝利宣言
ロシアに配慮し対中では微妙な立ち位置など今後の動向が注目
https://the-liberty.com/article/21229/

《ニュース》
14日に投票が行われたインドネシアの大統領選挙で
ジョコ現大統領の政策を継続すると訴え
ジョコ氏から支援を受けたプラボウォ国防相が
事実上の勝利宣言を行いました
《詳細》
インドネシアは
世界第4位の人口(2.7億人)を有し
その有権者は2億人を超え
半数以上が40歳以下です
今回の大統領選は「世界最大の直接選挙」として注目されていました
大統領選には
プラボウォ国防相
前ジャカルタ州知事のアニス氏
前中部ジャワ州知事のガンジャル氏が出馬していました
地元メディア「コンパス」は14日夜時点で
プラボウォ氏の得票率が58%で
アニス氏が25%
ガンジャル氏が16%だと伝えました
ただし
正式な開票結果は
選挙管理委員会が3月下旬に発表することになっています
正式な集計でいずれの候補も過半数に届いていなければ
6月に上位2候補による決選投票が行われます
そうした中
プラボウォ氏は14日夜
首都ジャカルタでの集会で
副大統領候補としてペアを組んだ
ジョコ氏の長男のギブラン氏(ソロ市長)とともに演説し
「この勝利は全てのインドネシア人のためのものだ」と
事実上の勝利宣言をしました
プラボウォ氏の大統領選への立候補は今回が3回目で
前回
前々回ともジョコ氏に敗れています
《どう見るか》
プラボウォ氏は
かつてインドネシアで独裁的な政治を執ったスハルト元大統領の娘の元夫です
またスハルト政権の軍幹部として
1990年代の民主活動家の拉致事件などの人権侵害に関わった疑いで
軍籍をはく奪され
一時ヨルダンで事実上の亡命生活を送っています
こうしたマイナスイメージを払拭するために
今回の選挙では
7割近い支持率のジョコ氏から支援を得ることで
選挙戦を有利に展開
さらにコミカルなダンスを披露したり
イメージキャラクターをつくったりして
親しみやすさを前面に出し
若い世代にアピールしてきました
ただし
40歳以上に制限されていた正副大統領の資格要件を変え
36歳のジョコ氏長男を副大統領に擁立したことは
「民主主義の後退」だと批判されています
プラボウォ氏が訴えたジョコ氏継承路線の柱の1つは
バリ島のジャカルタからカリマンタン島のヌサンタラへの首都移転です
首都ジャカルタは
地盤沈下や洪水
渋滞
環境悪化が問題となっているため
ジョコ政権は今年8月に首都移転を開始することを目指してきました
プラボウォ氏も
カリマンタンでの集会で「新首都への移転を通じて
インドネシアをさらに発展させる」と訴えています
また「希少資源の輸出を制限することで
インドネシア国内で付加価値の高い工業生産を行うことを目指す」という
ジョコ氏の産業政策も継承するとしています
さらには
特定陣営に属さない中立外交路線も継承すると見られます
ジョコ政権は
西側諸国から「ロシア寄り」「中国寄り」などとして
批判を受けてきました
(関連記事:「インドネシア大統領がウクライナとロシアを訪問へ
国益を考えて中立を保ったインドネシア」)
プラボウォ氏は昨年6月のアジア安全保障会議で
ロシア-ウクライナ戦争の和平案として
ロシアとウクライナが即時停戦した上で
非武装地帯を設置し
国連の監視下で住民投票を実施する「朝鮮半島方式」を提案しました
会議に参加したウクライナのレズニコフ国防相は
「提案はロシアを利するものであり
受け入れられない」と即座に拒否しています
また
プラボウォ氏は昨年8月
「我々と中国との関係はとても良い
ロシアも友好国だ
アメリカも尊重している
全ての国と友好的なのがインドネシアの立場だ」
とも強調しています
実際のところ
中国への警戒は強めていて
南シナ海問題をめぐっては中国に譲らない一方で
経済関係については維持または強化していくと見られます
プラボウォ氏に対しては
「人権を軽んじて権威主義的な体制に戻るのではないか」との指摘もあり
親中路線も気になるところです
日本の「脱中国」の受け皿にもなり得るインドネシアの行方を
注視していく必要があります
ザ・リバティweb
インドネシアには身内がいる私にとって他人事ではない
インドネシアで暮らしていたとき(2000年頃)は
まだまだ発展途上で電力が足りなくよく停電が起きていました
妻の実家はモアランケと言う近くに漁港がある下町
実家の前は商店街で人々でごった返していました
あの頃の人口は2億人を超えようとしていた頃
今は人口2億7千万人の世界第4位の国となりました
日本と違って若い国で子供も大勢いて
街はどこも活気づいていました
当時はまだスハルト大統領の独裁政権から抜け出したところ
スハルトはスカルノから政権を奪い取ったと言われていました
その影響からか
当時の大統領はスカルノの娘のメガワティでした
あれから随分発展したように思います
次期大統領と目されるプラボウォ氏は独裁政治だった
スハルト大統領の娘の元夫
微妙な感覚を覚えるのですが
インドネシア人はその辺は敏感なので
独裁政権には行かないとは思いますが
要注意ですね
インドネシア人の多くは日本人には親日的で
先の戦争の時に日本兵がインドネシアに残り
オランダからの独立に大きく貢献した経緯があるのです
そのため
日本人を尊敬しているようなところがあります
一方中国に対してはいい印象を持っていなく
過去に中国系の企業をターゲットに暴動が起きたぐらいです
今ではどうか分かりませんが
インドネシアの経済の8割は中国系の人たちが担っていました
また
アメリカに対してもあまりいい印象は持っていません
インドネシア人の9割がイスラム教だからでしょう
日本はインドネシアにいい関係を維持したほうがいいでしょう
これからますます発展していく国です
今日の光の言霊は【師といわれる方】です
今の日本には「師といわれる方」はいませんが
過去の偉人は日本は随分輩出してきました
二宮尊徳はそのお手本でしょう
日本は今一度
インドネシアも二宮尊徳の報徳精神で発展していってもらいたいですね
【師といわれる方】
師といわれる方は
認識力において
一段と高いところがある
HS
『幸福の科学の十大原理(下巻)』 P.56