過去の虚偽報道と偏向報道からみたマスコミのあるべき姿
【Truth Z(トゥルースゼット)】より

おはようございます みなさん







日本を代表する2大週刊誌
週刊文春
週刊新潮による芸能人やスポーツ選手など
著名人公人の首合戦が加熱の一途をたどっ
ていますまず

昨年12月に週刊文春によって報じられた
ダウンタウン松本人志氏による
性加害疑惑に関する報道です




こちらについては
両者の言分真っ向から対立
松本氏や実明が報道された芸人なども
芸能活動を休止して
文春を相手取って
億単位の訴訟の準備を行っていて
徹底的に交戦する姿勢を示しています

週刊文春に続いて
1月下旬
ライバル氏週刊新潮がサッカー日本代表の伊藤純也選手による
同様の性加害疑惑を報じました

こちらも両者の言分は真っ向から対立
伊藤選手側は即座に被害を訴える女性に対して
虚偽告訴罪容疑の告訴状を提出し
警察はこれを受理してます

同時に多額の損害賠償を盛り込んだ
民事訴訟も起こす動きを見せており
週刊誌ではなく女性側を相手取って
徹底的に戦う姿勢を見せています

この両案件についての判断は
警察や司法の場に任せたいと思いますけれども
刑事告訴にまで発展している事件報道として考えれば
刑事裁判における大原則と言える
無罪推定の原則である
「疑わしは罰せず」ということが
マスコミ報道にも適用されることがルールだと言えます


しかし
週刊誌レベルではそれが実践されず
一般人ではなく公人であるという
建前から犯罪者のごとく
面白おかしく報道されているのが現状ではないでしょうか

こうした文春や新潮などに代表される週刊誌のやり口は
あらゆる面から著しく公平性を欠いたものであることは
間違いありません

第1点目として
記事が出た時点でネタにされた側には
絶対的な実害が発生するという点です

伊藤選手の事例で考えますと
事実関係がどうだったか違法性があったかは別として
記事が公に出た時点で
伊藤選手のパブリックイメージの低下は免れません

今回はアジアカップ真っ只中
ということで注目度も非常に高かったため
即座にスポンサーが降りたり
また
全てのサッカー選手にとって悲願と言える
一国の代表選手からの離脱を余儀なくされるということで
選手戦の短いアスリートにとって
知命的な実害が発生しています

仮に垂れ込み元の真の意図が
「司法による正義」を願っておらず
ただ痛めつけたい
不利益を与えたいというものだったとしたら
この時点である種目標は達成しているというのが
皮肉な真実だと言えます

第2点目として
その後
例えば民事裁判で名誉棄損に基づいた
損害賠償請求が決着したとしても
過去の判例から考えてもその金額は
数10万から数百程度に落ち着き
訴訟にかかる経費などを考えても
決して大きな額ではないと言えます

週刊サイドとしてはこの賠償金をコストと考えても
記事を出すことによって得られる成果の方が
圧倒的に大きく
例え真実性が低いと分かっていても記事を出す
という判断に至りやすいわけです

この点
「懲罰的損害賠償」という考え方がない日本においては
国際的に比較しても
損害賠償額がかなり低額となっていて
メディアにとって書き徳
の状況は
否めないと専門家も指摘しています

第3点目として
ネタにされる側はもちろん実名ですけれども
週刊誌側は匿名で記事をかける
ということです

これはつまり
その記事に対する責任が
個人レベルで曖昧となっており
徹底的に
責任回避する体制が出来上がってい
ると言えます

重ね重ね真相について意見を述べるつもりも
資格も一切ありませんが
「真実はいかに」という
ところの警察や司法の判断が出る以前に
週刊誌側が不敗の地に立っているというのは紛れもない事実です



マスコミ権力が三権を凌いで
第一権力の座にいると揶揄されますけれども
現代社会における大きな問題点であることは
間違いありません

媒体ごとに
例えば日本新聞協会や日本民間放送連盟
そしてまた
日本雑誌協会といった団体が存在しており
加盟企業に対して報道倫理報道指針などを規定しています

そのほとんどに正確さと公平性公成性といった
2つの要素が記載されています

しかし
過去を振り返ってみても
各団体が報じる
こうした報道倫理を大きく逸脱した報道が
まかり通ってきたというのが現実ではないでしょうか

まず
虚偽報道マスコミによる嘘です
個人レベルにおいては
先ほどの習慣的手法によって打ち落とされ
大きく名誉を傷つけられた
著名人公人は無数にいることでしょう

また
社会レベルで代表的なものを1つ紹介すると
1992年朝日新聞によって報じられた
「従軍慰安婦の強制連行」という虚偽報道です

この裏付けとなったのが
「吉田証言」
ジャーナリストだった吉田政治氏が
強制連行があったと述べたものです

ここから国に対する謝罪外交が本格化していく
この大きな分岐点となってしまいました


こちらは
2014年朝日新聞社の社長が
記者会見を開いて
「吉田証言」に基づく一連の報道が虚偽であったことを
認め謝罪しています


この件において
22年間で損なってしまった国益
傷つけられた人々の数は
計り知れないものであったということは確かです

さらに
2点目として
公平性の欠如
いわば偏向報道と言われるものも横行しています


この公平性には様々な尺度があるとは思いますが
ここ数年で分かりやすい世界的な事例を
1つ上げるとすると
やはり
「ロシア・ウクライナ戦争」についてではないでしょうか
2年前の開戦当時から
国内外のメディアにおいて
「ロシア=完全な悪悪魔」という
レッテル張り
は長らく横行しています

ゼレンスキー大統領が一方的に英雄として扱うメディアが
溢れていたにも関わらず
プーチン大統領がなんで戦争に踏み切ったのかなどを
公平に扱ったメディアの少なさ
に少々呆れます

この点
元フォックスのジャーナリストのタッカー・カールソン氏が
モスクワに乗り込んみ自前メディアで
プーチン大統領への単独インタビューを敢行し
その足でゼレンスキー大統領にも話を聞こうという姿勢とは
全く対象的だと言えます

この公平性という点についても
幸福実現党の党名自体が出ずに
選挙報道において諸派と書かれたり


我々が1番訴えたい
政策部分が削られていたり
立補しているにもかわらず
存在自体がないものとして扱われたり
様々な黙殺権の行使によって
実害に遭ってきて
実態験をしてきたというのも
我々にとっての事実です


幸福実現党と大川隆法総裁は
このマスコミの姿勢に継承を鳴らし続けてきましたが
2009年に発表された
「新日本国憲法試案」
[第12条]
において
次のようにマスコミに関する規定を明記し




著書「新・日本国憲法試案」の中では
マスコミの権力乱用について

『マスコミには謝らないという基本的な特徴があります
マスコミはいくら間違いを書いても
謝らなくて責任を取らないのです
交通事故で言うと
ひき逃げ(ヒットエンドラン)と同じで
「見つからなければ良い」
「誰からも追求されなければ良い」という姿勢です
以前
マスコミは「第4権力」と言われていましたが
今はもう現実には
「第1権力」になっているので
「その権力を乱用してはならない」ということが大切です
まず
「個人に対して攻撃して良い範囲」が
やはりあるだろうということです
個人には
プライバシー権や名誉などが色々とありますが
マスコミが個人を攻撃する場合
「寄ってたかって襲いかかる」という傾向があります
それからマスコミが談合して
報道内容を決めてるような場合もあり
政治に対する影響力も現実にはかなりあるので
権力の乱用を戒しめる必要があるのです』


また
マスコミが担う責任についてこのよう
に厳しく言及されています

『「国民に対して責任を負う」とは
「マスコミには報道に対して
神聖な責任がある」ということです

今は新聞社やテレビ局などに入れない人が
雑誌社に入り
その鬱憤を晴らそうとして
かなり過激な記事を書くことが多いようです

「大手のマスコミなら書けないだろう」というようなことを
過激に書いています
「社員が書くと会社に責任が生じるような場合には
フリーライターを使って書く」ということをしています

新聞も普通は署名記事ではないので
‶無名の権力”になっています
誰の責任か分からず「集合責任」とされていて
個人の責任を追求できないのです

署名していない記事には「責任を取る気がない」という
強固な意思が現れています

このような無名の権力をマスコミは持っているので
やはり「一定の責任がある」ということを
言っておいた方が良いと思います』


マスメディアが持つ
「世にはびこる悪を正し
社会正義を実現する」
という
使命感ジャーナリズムの精神には大いに賛同しますし
思想哲学や考え方の違いによって
報道スタンスに個性があるのも十分理解できます


しかし
ネット社会全盛の現代においては
個人がマスコミになり変わって
週刊誌的正義を振り上げ
無実の人々を吊し上げて傷つけ
社会を混乱に落とし入れるケースが散見されます


マスコミは社会の公器として
まず
こうした国民に範を示す存在となるべく
嘘と不公平は改めて
日本の未来と国民の繁栄に責任を負うような
良心に溢れたマスコミのあるべき姿を
取り戻していただきたいと思います




今日の光の言霊は【反省の習慣】です

ここに説かれているままです

マスコミは反省しない天狗なのです

天狗は最終的に高転びして

崖から落ちます



私自身が天狗なのだから実体験としてよく解るのです

ゼットコースターのような半生でした

そう反省が出来ていないのです



このままのマスコミであれば早晩凋落していきます

アメリカでは大手のマスメディアが倒産しました

週刊朝日も休刊に追い込まれました



こんなことでも書かないことには部数が伸びないのでしょう

哀れですね







 

【反省の習慣】






すぐに反省しないところが

また
天狗系の人たちの特徴なので

何度か失敗したら

少しずつ
反省する習慣を
つけたらよいと思います















HS

 
『悟りを開く』 P.169
 
 

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