マスコミが報じない「派閥解消」で生じる新たな危険性
おはようございます みなさん




岸田首相は
1月23日岸田派の解散を発表しました




岸田派の正式名所は高知会と言います

吉田茂元首相の流れを組み
池田覇元首相が創立した派閥です
初期の頃官僚出身の議員を中心に形成されたため
今日に至るまで政策に通じた議員が
多く在籍していました

安倍派と比べると
党内ではややリベラルといけられている集団で
池田隼人・大平正芳・鈴木善幸・宮沢喜一・岸田文男と
5人の首相を輩出した名門派閥と言われます

岸田首相はそんな高知会を解散したのですが
その原因となったのが
自民党派閥の政治資金パーティを巡る事件です


具体的には派閥の資金集めのために開催した
パーティー券の売上を政治資金収支報告書に
記載しなかったことを検察が摘発したことです

今回の問題は政治資金規制法違反のはずですが
岸田首相は世論の先手を取るかのように
自派閥の高知会の解散を宣言しました

なぜ
パーティー権の問題から派閥を解散するのか
国民にも分かりにくく党内でも
異論は出ていますが
岸田首相は「派閥政治=悪」という
マスコミ世論に迎合したようにも見えます


安倍総理の暗殺事件を統一協会解散問題へと
論点をすり替えた手法と同じように
パーティー権で作った裏金の使途ではなく
派閥政治批判に向けさせようとしているように思われます

また
派閥が首相候補を排出する機能を持っているため
自分の対立候補を作らせないようにするために
派閥解消を言い出したのではないかと
勘繰る向きもあります

今回は派閥解消は日本の政治にとって
本当にいいことなのかを考えたいと思います

この点について
幸福実現党の大川隆法党総裁は
著書『理想国家日本の条件』
の中で
次のように述べられています



「マスコミでは『派閥解消』『派閥が諸悪の根源』だという
言い方をしていますが
これも必ずしも正しくないと思います
それは2つの点から言えます

第1点はこうした派閥が
有効に機能している点が
相当に多いということです
これはどういうことかと言うと

1つは現在は派閥による
一種の連合政権になっているということなのです
派閥は英語でファクションと言います
ドイツ語ではゼクトといい
さらに
英語でもフラグメント・サブパーティーなど
他にも色々な言い方があります

このように派性というものは
どこにでもあるものなのです
そして
政党内の党派の権力が
交代しているということが新陳代謝になって
政権が腐敗しないための非常に良い仕組みになっているわけです」

と述べられています

「派閥よりも2大政党が理想的だと
言われることがありますが
本当にこれは正しいでしょうか
イギリスには保守党と労働党のように
全く違った思想を持つ政党がありますが
これらが交代で政権を担うと
鉄道が国有化されたり
また
民営化されたりというように
国の政策が根本的にコロコロと変わり
経済がめちゃくちゃになって
国はガタガタになってしまいます

常に新陳代謝を促しながらも
大きな流れにおいては
基本的な政体事態は変えず
経済の安定をもたらすために
派閥が存在していると言えます

また
派閥が有効に機能している
もう1つの点は
派閥が若手の政治家を養成するための
システムになっているということです

派閥に入ることによって
1回正2回正議員は次第に教育されますし
やがては大臣の経験をさせるなどして
だんだんに偉くしていくシステムが出来上がっています

また
新人の場合には資金集めが十分にできないので
グループ単位で面倒を見るという
システムができているわけであり
これは非常に合理的なシステムだとも言うことができ
人材育成の機能も持っています」

さらに
大川総裁は
民主主義や言論の自由を守る意味においても
派閥は機能しているとされ
派閥解消を叫ぶことが正しくないことの
第2点としては

「もし派閥が解消されて
大きな派が1万岩となり強力なリーダーが立った時に
どうなるかということです

そうした強力なリーダーは
おそらく情報統制をするだろうと
私は考えています」
と述べられています

今回のパーティー権問題も安倍派が最大派閥で
長らく政権の座にいた時には摘発されなかったにも関わらず
岸田派に政権が移った影響だとも言えます

しかし
これを逆手にとって
派閥を解消し自民党内の300名以上いる議員を
全部統制下に置くことは
かえって独裁的で強権的な政権を作り
日本にとって良いことではないと考えます

共産主義政党など全体主義的な政党では
派閥を認めず
派閥同士が殺し合いをしてきたのが
歴史的な真実です

自由主義的に派閥がお互いの違を認め合い
切磋琢磨することや
平和的に集合離散することは
民主主義国家の活力にも
なっているのではないでしょうか

ただ
戦後から続く自民党の派閥政治は
現在では権力や金銭での結びつきが強く
「何が正しいのか」ではなく
「誰が強いのか」

意思決定がなされています

その結果
国民が望む真実の政治からはほど遠く
欲望によって成り立つ民主主義
欲望の民主主義
となっているのが現状です

この派閥の力関係によって
行政の長が選ばれるという仕組み長田町の論理で
国民の代表である首相が選ばれる方法が
果たしてふさわしいのかという疑問が残ります

そもそも
国民が派閥に胡散臭さを感じているのは
派閥の長が首相になるという
民主主義とは異質なシステムに対してではないでしょうか

大川隆法党総裁は
『新日本国憲法試案』
の中で






「今の時代においては
直接投票で行政の長を選ぶ方が
権力の基盤はより強固なものになると思いますし
民主主義の基本的な考えから言っても
そうあるべきだと思うのです

そうしないと
国民が本当に望んでいる人が
選ばれない状況が生まれてくるわけです

例えば国会で多数派を形成できるものが
行政の長になれるということであれば
派閥のボス的な人
金権政治家などが
非常に生まれやすい状況になると思われますし
そうした長田町で人気や権力のある人
権謀術数にたけた人が
行政の長になることもあると言えます」

と述べられております

派閥のマイナス面として弱小派閥の首相だと基盤が弱く
1年ごとに首相が変わるという事態になったり
また
巨大派閥で基盤が強固になれば
行政と立法が抑えられて
独裁的になる危険性もあります

今こそ
誰が強いかではなく
何が正しいかを
論じ合えるマスコミの出現


そして
欲望の民主主義から脱却し
政治や日本の未来に責任を持つ
国民の誕生が望まれます

首相公選制や大統領性の導入まで含めて
根本的な政治制度の見直しを図る時期

来たのではないでしょうか
【Truth Z(トゥルースゼット)】



岸田首相は支持率の低迷に

自民党崩壊の危機から

「派閥=悪」に仕立ててトカゲの尻尾切りを図ったのでしょう

浅はかですね



マスコミもそういう論調で政権を叩いています

他に大事な論点が山積しているというのに

北朝鮮のミサイル実験などは由々しき問題です



中国の動きにも注視しなければいけません

習近平体制が崩壊しようとしているように見えます

中国の人民解放軍のロケット部隊は機能不能に陥っています



習近平は軍のトップを粛清したり大きな動きがありました

現状で台湾侵略は考えにくいが

尖閣には揺さぶりをかけて来ています

中国は経済的にも危機を迎えているようです

一つの節目が近づいてきているようです




今日の光の言霊は【「節」を作る時代】です

中国も節目ならば地球も「節」を作る時代


節目に当たるということは

悩み

苦しみ

焦り


の時です

文明の創成期に当たります



中国で大変なことが起きようとしています

まず

習近平の独裁政権

そして

中国共産党の崩壊

国家は南北に分裂し

チベットや内モンゴルは独立していくようです



2021.12.24のノストラダムスの予言です

主がお留守になっているということは

予言が成就していくということでしょう







 

​【「節」を作る時代】






「節」
を作る時代は

自分が
成長していないと思えて

悩み

苦しみ

焦る




しかし

その節の存在が

竹が高く高く
天に伸びるためには

どうしても必要なのだ




(本文より)












HS​

 
『小説 竹の子の時代』 P.2

野狐禅.png