アラブ諸国「ウイグル虐殺には沈黙」に疑問の声
おはようございます みなさん
アラブ側が「ガザ停戦案」を作成中
11月には中国がアラブ代表団を歓待
「ウイグル虐殺には沈黙」に疑問の声も
https://the-liberty.com/article/21169/

《ニュース》
イスラム武装組織・ハマスの奇襲攻撃に端を発するガザでの戦闘が勃発して
既に3カ月以上が経ちます
武力衝突による民間人の犠牲が問題視される中
英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙が
アラブ諸国が共同で
停戦協定に向けた新たな構想案を詰めていることを報じました(18日付)
アラブ諸国がガザをめぐって中国との連携を強める中
その内容に注目が集まっています
《詳細》
昨年10月7日、ユダヤ教の祭日にあたる日
ハマスはイスラエルに向けて短時間で数千発以上のロケット弾を撃ち込むと共に
戦闘員を侵入させました
これによってイスラエル側で約1200人が亡くなり
その際の残虐行為も明らかになっています
英BBCも昨年12月
遺体の状況などを受け
ハマス戦闘員による女性への強かんや体の切断などを報じました
奇襲時にはハマスによって約240人の人質が拘束され
昨年11月の停戦で約半数が解放されたものの
今なお多数の人質が拘束されています
ハマスは今月14日にも
イスラエル人の人質3人の動画を公開し
ガザへの攻撃停止を要求しました
奇襲を受け
イスラエル側はガザ地区の各地で軍事作戦を展開
市街地で守勢に入る戦闘員を攻撃する中で
市民の犠牲者が拡大し
ハマスが運営するガザ地区保健省の発表によれば
2万数千人を超える死者が出ているとのことです
停戦を求める世論が強まる中
FT紙がアラブ諸国の政府高官の話として
アラブ諸国が停戦協定に向けた構想案を詰めていることが報じられた形です
記事によると
停戦確保と人質解放を進め
イスラエルがサウジアラビアなどとの国交正常化を進める条件として
イスラエルがパレスチナ国家の樹立に向けた
「不可逆な」工程に同意することが挙げられているといいます
《どう見るか》
パレスチナの人々が平和に生きられるよう
イスラエルとパレスチナの「二国家共存」を求める声は
イスラエル側からも上がってきました
イスラエルの現・ネタニヤフ政権が特に進めてきた入植地拡大をめぐっても
抑制を求めるユダヤ人の動きは続いています
中東に平和が訪れるよう希求する思いは
民族や宗教を超えて存在してきました
ただこの度のアラブ側の提案に対しては
本心においてその狙いが何であるのか
見極める賢明さが求められるでしょう
大川隆法・幸福の科学総裁は
『ウクライナ発・世界核戦争の危機』のあとがきで
「国際政治においては
指導者の本心と力量を見抜くことが大事である」
と説かれています
中東諸国をめぐっては
中国との急速な接近が報じられてきました
経済利益を求めた協力にはじまり
アラブ首長国連邦(UAE)には
「ブラックサイト」と呼ばれる中国の秘密収容所があるとの証言まで相次いでおり
またアメリカの「友好国」という立場を利用して
中国にアメリカの先端技術を横流ししている危険性も指摘されています
(関連記事参照:「米中AI覇権戦争」激化受け
マイクロソフトと中国の"蜜月"に歯止めかけられるか
https://the-liberty.com/article/21154/ )
この度のイスラエル・ハマスの戦闘をめぐっても昨年11月
アラブ諸国の外相が中国を訪れ
中国の外交部門トップの王毅(ワンイー)政治局員兼外相と会談しています
パレスチナ自治政府や
サウジアラビア
ヨルダン
エジプト
インドネシアなど
アラブ・イスラム諸国の外相でつくる合同代表団が北京を訪れ
それを歓迎する形で王毅氏は
アラブ寄りの姿勢を鮮明に
ガザ地区で市民の犠牲が続く紛争の即時停戦を最優先すべきだとし
アラブ諸国の外交努力を断固支持すると表明しました
しかし
中国国内では
同じイスラム教徒であるはずのウイグル人が
中国政府による猛烈な人権蹂躙・虐殺に遭っています
ガザについて中国政府と話し合いながら
新疆ウイグル自治区に対しては沈黙を貫くという姿勢を踏まえると
同胞を大切に思う心が外交の基点にあるとは言えません
大川総裁は「イスラム教国家も
体制としては
"中国的な共産党一党独裁"の体制に近いのは近い」と
その全体主義的体制を指摘しています(法話「『メシアの法』講義」)
「(イスラム教は)かつての共産主義・社会主義運動に
代替するものとして広がっている面もある」とも説かれており
(『正義の法』)
地球に全体主義・共産主義を広げる母体に
なりかねないことへの懸念が示されています
こうした様々な問題について
イランから亡命した方へのインタビューを含め
本誌2月号に詳述されています(関連書籍参照)
恐れるべきシナリオは
パレスチナの人々が恨み心を利用されるような形で
全体主義を広げる"先兵"と化してしまうことです
人類をあまねく愛される創造主のお心を思うがゆえに
賢明な外交判断が不可欠です
ザ・リバティweb
「戦争ばかりを起こしている
イスラム教国は要らないという意見が多い」
このように2021年12月24日収録の
「ノストラダムス22世紀への道を語る」で
ノストラダムスは語っています
もしかしたら
イスラム教国VSキリスト教国に戦争が拡大するかもしれません
この時に核兵器が使用される可能性が高いでしょう
トランプが大統領になったら高い確率で
宗教戦争が起きるというようなことも示唆されています
今日の光の言霊は【「真理に目覚める」ということ】です
人間はすでに多くの愛を神から与えられているのです
それに気付くことが【「真理に目覚める」ということ】です
その愛に答えていくために
神仏の悲願を実践することがお返しするということです
【「真理に目覚める」ということ】
「真理に目覚める」
ということは
「神より
どれだけ多くの愛を
与えられているか」
ということを
知ることであるし
「愛を与えられている」
ことを知ったら
やはり
「お返しをしていきたい」
という気持ちが
これが当然のことなのです
HS
『エル・カンターレ 人生の疑問・悩みに答える
地球・宇宙・霊界の真実P.226


