善悪の判断ができないAIの過度な利用は危ない
おはようございます みなさん





ブラジル市議会でチャットGPTが作成した条例が可決
善悪の判断ができないAIの過度な利用は危ない

https://the-liberty.com/article/21085/





《ニュース》

生成AI(人工知能)の「チャットGPT」が作成した条例案が先月
ブラジル市議会で可決されたことが明らかになり
物議を醸しています



《詳細》

条例は
ブラジル南部の都市ポルトアレグレ(人口約130万人)の
市議会において成立しました

「住宅の水道メーターが盗難に遭った場合
無償で交換が行われる」という内容で
議員36人の満場一致で可決され
先月23日から施行されたといいます

しかし
条例が成立した6日後
提案者のハミル・ホザリウ市議がX(旧ツイッター)で
「条例案はチャットGPTで作成した」と暴露しました


ホザリウ氏は
チャットGPTはわずか15秒で条例案を作成したといいます

さらに同案では
「盗まれた水道メーターを市が交換する期限は30日間とする」
「その期限が守られない場合
所有者の水道料金の支払いを免除する」という
きちんとした規定まで定められており
「自分の頭では浮かばないアイデアを思いついたことに驚愕した」
と明かしています

また
当初AI利用を伏せた理由については
「AIが作ったという理由で
有益な法律を否決されたくなかった」とし
今回の一件で
「このテクノロジーを使えば利益がもたらされることを示した」と述べています

同氏は
「政治家や公務員の時間を節約し
彼らが真に何をすべきかに焦点を与えるものだ」と強調したほか
AIによって「政治家の数が減る可能性」についても言及しました


《どう見るか》

ブラジルでは先月
州の連邦裁判所の判事がチャットGPTを用いて
判決文を書いていたことが話題になりましたが
今回のように
善悪を判断できないAIが法律まで定めるのは危険です



前述のホザリウ氏は
「シンプルで
論争の的になるような問題を避けた」としていますが
今後AIによる法案作成の流れが加速すれば
より大きな混乱をもたらしかねません


実際
心を持たないAIによって過去の悪法がよみがえったり
現行法の問題点が検証されずに継続されたりする危険性を指摘する声もあります


また
このようなケースは特に
小規模な地方自治体に起きやすいと言われています

日本においても
地方議員のなり手不足などが問題視され
定員割れしている議会もあります

その人手不足を補うためにAI利用が進む可能性は十分にあり得るでしょう

「AIが人間の仕事を手助けする」と考える人は多いかもしれませんが
考える力や創造性を磨かなければ
「人間がAIの脇役になる」おそれもあります(関連記事)
過度なAIの利用に対しては
一歩踏みとどまる冷静さが必要です

ザ・リバティweb



AIは対人間に関する事柄に

必要以上に使用するべきではないでしょう

法律の立案をAIにやらせるべきではないでしょう

その根本的な立案は人間がやるべきであり

足らざるところを補助させるような

使い方がいいのではないでしょうか



芸術的なクリエイトの部分はAIでは

一見素晴らしいものに思えるが

奥深いものがありません

誰かの猿真似を集めてきたものでしょう

芸術の深いところのインスピレーションの部分がなく

感動も浅いものになります



AIに人間が支配されるようであっては

善悪の判断が出来ないAIによって

人間が規制される

通り一遍の冷たい世界が待っているでしょう




今日の光の言霊は【真なる英才】です

「英才」の前に「真なる」という言葉がついています

英才を世のため人のために使う

「有徳な人」を作り出すための

英才教育が大事なんですね







 

【真なる英才】







真なる英才とは

その優れた才能

また学力

実力をもとにして

世の中に積極的な
プラスの貢献ができる人




そして

世の人びとを
正しい方向に導ける人




つまり
「有徳なる人」
という意味での英才教育を
おすすめしたいと思います















HS

 
『幸福のつかみ方』 P.186
 
 
 

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