中東の戦争の及ぼす影響はどこまで来るか
おはようございます みなさん
ハマスとイスラエルとの交戦に端を発した中東情勢は
イスラエルがガザへの地上戦を開始し
イランが戦争に介入する危険性が大きくなっています
万一イランとイスラエルとの間で戦争になれば
原油の輸入を95%中東に依存している
日本には
1970年代のようなオイルショックが
やってくるのでしょうか

まず
70年代のオイルショックとはどういうものだったのか
簡単に振り返ってみたいと思います
第1次オイルショックは1973年10月
エジプトとシリアの軍隊が
イスラエルに占領された
シナイ半島やゴラン高原の奪還を目的に
イスラエルに攻撃を仕掛けたことから始まりました
この戦争は第4次中東戦争と呼ばれています
この戦争を支援するために
ペルシャ湾岸の6カ国はこれまで
1バレル3ドル程度だった原油価格を4倍の
約12$と値上げしました
これが世界経済
に大きな衝撃を与えました
現在の100ドル近い原油価格と比べると
随分安い気がしますが
当時はエネルギーが石炭から石油に変わり
ただ同然の石油を前提に
色々な産業が成り立っていました
その石油が4倍に
上がったということはほぼ全ての
産業に影響することでした
また
アラブの原油産出国はイスラエルが
占領地から撤退するまで
イスラエル支持国には石油を禁輸することを
決定しました
当時原油の輸入の85%を
中東に依存していた日本は
イスラエルを支援する
アメリカの軍事同盟国であり
禁輸対象国になるのではないかと大騒ぎになりました
1974年の物価は23%も上昇乱物価と呼ばれ
インフレを抑えるために
消費や投資を抑える総需要抑制策が取られました
その結果
戦後で初めてマイナス成長になり
高度成長は終わりました
日本経済の転換点となった出来事だと言えます
社会現象としては
石油製品や石油を大量に使う製品が
なくなるのではないかという
風評が出回り
特に当時は紙を製造するために
重油を大量に使っていたため
トイレットペーパーの買い占め騒動で
長蛇の列ができたりお1人様何個までという
販売制限も出されました
本当はトイレットペーパーは再生紙が主流だったので
石油不足の影響は少なかったのですが
水洗トイレが普及されていない地方でも
買い占めが起こるなど
パニックになりました
雑誌や新聞のページ数も減らされました
書籍も紙を節約するため
文字が小さくなり1ページに入る文字数が増やされました
また
当時の少年たちの愛読書であった
少年マガジンはページが半分となり値段も
80円から100円へと25%ほど値上がりしました
子供たちからは悲鳴が上がったそうです
自動車メーカーも
加速性や安定性が高い
排気量の大きい車を開発競争していましたが
この頃から燃費競争が始まり
燃費の悪い車は売れなくなりました
ガソリンスタンドは日曜日が休業となり
実質的に車による行楽ができなくなりました
また
節電のために
政府は電気の使用制限を行いました
昔
歓楽街によくついていた
ネオンサインの消灯えデパートの
エスカレーターの運転の停止デパートや
スーパーの影響時間の短縮
飲食店や映画館の深夜の営業の中止
テレビの放送時間の短縮
例えば昼間の15時から16時頃までは
番組は休止し夜の11時には全チャンネル
でテレビが終了しました
まるで
東日本大震災時の節電やコロナの時の営業自粛を
同時にやってるような状況でありました
これらのオイルショックを通して
日本はエネルギー政策の抜本的見直しを図りました
原子力発電を推進し電力の自給率の向上を目指しました
満一に備え石油の備蓄も始まりました
産業界も製造現場における
省エネへの投資を進めるとともに
製品においても燃費のいい
自動車の開発消費電力の少ない家電の開発競争が
激化しました
さて
11月9日現在ハマスとイスラエルの戦闘は続いていますが
イランが本格的に介入はまだしていません
この戦いにイランがどこまで関わるかが
新オイルショックが起きる引き金になると思われます
イランが介入すればアメリカもも介入し
大きな戦争になると予測されます
幸福実現党の大川隆法党総裁は
「2019年アメリカとイランの緊張が高まった時
イラン以外からの石油があるとしても
どの国から運んでもホルムズ海峡を通るため
そこで攻撃を受けたらタンカーは通れなくなります」
「つまり
日本のエネルギー事情には非常に危機が迫っているわけです」
「日本の某大臣は『エネルギー危機はない
大丈夫だ供給はできる』
などと言っているのですが
そんなことはありません危機は迫っています」
「戦争の危機も迫っているでしょう
その意味では幸福実現等だけが
ずっと主張してきているように
日本は原子力エネルギーの発電設備を
数多く持っているにもかわらず
それらの多くを稼働させずに止めているのは間違っている」
と著書「日本の使命」の中で述べておられ
1974年当時日本はイランから原油の4割近くを
輸入していましたが
現在はイラン制裁に加わっており
イランからはほぼ輸入はしておりません
サウジアラビアやアラブ首長国連邦などが
イランに加担して
日本に原油の輸出を禁止するという可能性は
極めて低いと考えます
ただ
湾岸諸国から輸入する原油は必ず
ホルムズ海峡を通るのです
イラン制裁に加わっている日本に向かうタンカーが
無事ホルムズ海峡を通過できるのかは疑問です
また
火力発電は石炭と天然ガスが主力で
石油は4%だから大丈夫だという方もいますが
エネルギー全体に占める原油の依存率は30%に登ります
自動車などの
ガソリンやボイラーや
石油ストーブなどの灯油にも
使われています
これらの代替になるものは
電気自動車や電気ストーブのように
電気なのですから
もし
オイルショックが引き起こされたら
電気需要が急激に上がることが予測されます
また
石油の供給が不安定になれば
火力発電用の石炭や天然ガスの需要が高まり
供給がひっ迫する可能性もあります
1974年と違って
現在は備蓄が90日程度ありますので
すぐにパニックを起こすことはありません
冷静に対処すべきだと思いますが
事前の備えは必要だと思います
まず
すぐできることは原子力発電所の再稼働です
7柏崎や浜岡などの発電能力の高い原発が
まだ休止状態です
まずはこれらの原発を再稼働させ
電力の万全な供給体制を作ることが
大切だと思います
電力の供給に対する安心感は
新オイルショックを起こさない重要なポイントです
日本のエネルギー事情を左右する
情勢はウクライナ戦争を始め
中東紛争台湾危機と余談を許さない状況です
日本のエネルギー自給率はもちろん
食料自給率も高めていく努力は
日本の安全保障上も重要な課題だと考えます
Truth Z(トゥルースゼット)より
オイルショック!覚えています
大量にトイレットペーパーや軽油・灯油を買い溜めしていたのを
思い出します
しかし
すぐに供給されて在庫の山になっていました
ただ
節電は随分叫ばれて全産業が落ち込んでいったようでした
またあれが来るのかと思うと気が重くなります
今日の光の言霊は【仏の大いなる愛】です
本来
人間は何もかも与えられている存在です
原発もあるのに動かせない
与えられていたのです
それを
民主党政権時の東日本大震災の福島原発事故を受けて
バカが全部原発を止めてしまいました
亡国党が政権を取った途端に
自然の驚異が日本を襲いました
エネルギーは国の根幹です
それを安易に止めてしまうことがどれほど危険なことか
わからないでやってしまったのです
今の日本もエネルギーにおいて
危険な綱渡りをしています
バカがまた出てこないようにしてほしいですね
おはようございます みなさん
ハマスとイスラエルとの交戦に端を発した中東情勢は
イスラエルがガザへの地上戦を開始し
イランが戦争に介入する危険性が大きくなっています
万一イランとイスラエルとの間で戦争になれば
原油の輸入を95%中東に依存している
日本には
1970年代のようなオイルショックが
やってくるのでしょうか

まず
70年代のオイルショックとはどういうものだったのか
簡単に振り返ってみたいと思います
第1次オイルショックは1973年10月
エジプトとシリアの軍隊が
イスラエルに占領された
シナイ半島やゴラン高原の奪還を目的に
イスラエルに攻撃を仕掛けたことから始まりました
この戦争は第4次中東戦争と呼ばれています
この戦争を支援するために
ペルシャ湾岸の6カ国はこれまで
1バレル3ドル程度だった原油価格を4倍の
約12$と値上げしました
これが世界経済
に大きな衝撃を与えました
現在の100ドル近い原油価格と比べると
随分安い気がしますが
当時はエネルギーが石炭から石油に変わり
ただ同然の石油を前提に
色々な産業が成り立っていました
その石油が4倍に
上がったということはほぼ全ての
産業に影響することでした
また
アラブの原油産出国はイスラエルが
占領地から撤退するまで
イスラエル支持国には石油を禁輸することを
決定しました
当時原油の輸入の85%を
中東に依存していた日本は
イスラエルを支援する
アメリカの軍事同盟国であり
禁輸対象国になるのではないかと大騒ぎになりました
1974年の物価は23%も上昇乱物価と呼ばれ
インフレを抑えるために
消費や投資を抑える総需要抑制策が取られました
その結果
戦後で初めてマイナス成長になり
高度成長は終わりました
日本経済の転換点となった出来事だと言えます
社会現象としては
石油製品や石油を大量に使う製品が
なくなるのではないかという
風評が出回り
特に当時は紙を製造するために
重油を大量に使っていたため
トイレットペーパーの買い占め騒動で
長蛇の列ができたりお1人様何個までという
販売制限も出されました
本当はトイレットペーパーは再生紙が主流だったので
石油不足の影響は少なかったのですが
水洗トイレが普及されていない地方でも
買い占めが起こるなど
パニックになりました
雑誌や新聞のページ数も減らされました
書籍も紙を節約するため
文字が小さくなり1ページに入る文字数が増やされました
また
当時の少年たちの愛読書であった
少年マガジンはページが半分となり値段も
80円から100円へと25%ほど値上がりしました
子供たちからは悲鳴が上がったそうです
自動車メーカーも
加速性や安定性が高い
排気量の大きい車を開発競争していましたが
この頃から燃費競争が始まり
燃費の悪い車は売れなくなりました
ガソリンスタンドは日曜日が休業となり
実質的に車による行楽ができなくなりました
また
節電のために
政府は電気の使用制限を行いました
昔
歓楽街によくついていた
ネオンサインの消灯えデパートの
エスカレーターの運転の停止デパートや
スーパーの影響時間の短縮
飲食店や映画館の深夜の営業の中止
テレビの放送時間の短縮
例えば昼間の15時から16時頃までは
番組は休止し夜の11時には全チャンネル
でテレビが終了しました
まるで
東日本大震災時の節電やコロナの時の営業自粛を
同時にやってるような状況でありました
これらのオイルショックを通して
日本はエネルギー政策の抜本的見直しを図りました
原子力発電を推進し電力の自給率の向上を目指しました
満一に備え石油の備蓄も始まりました
産業界も製造現場における
省エネへの投資を進めるとともに
製品においても燃費のいい
自動車の開発消費電力の少ない家電の開発競争が
激化しました
さて
11月9日現在ハマスとイスラエルの戦闘は続いていますが
イランが本格的に介入はまだしていません
この戦いにイランがどこまで関わるかが
新オイルショックが起きる引き金になると思われます
イランが介入すればアメリカもも介入し
大きな戦争になると予測されます
幸福実現党の大川隆法党総裁は
「2019年アメリカとイランの緊張が高まった時
イラン以外からの石油があるとしても
どの国から運んでもホルムズ海峡を通るため
そこで攻撃を受けたらタンカーは通れなくなります」
「つまり
日本のエネルギー事情には非常に危機が迫っているわけです」
「日本の某大臣は『エネルギー危機はない
大丈夫だ供給はできる』
などと言っているのですが
そんなことはありません危機は迫っています」
「戦争の危機も迫っているでしょう
その意味では幸福実現等だけが
ずっと主張してきているように
日本は原子力エネルギーの発電設備を
数多く持っているにもかわらず
それらの多くを稼働させずに止めているのは間違っている」
と著書「日本の使命」の中で述べておられ
1974年当時日本はイランから原油の4割近くを
輸入していましたが
現在はイラン制裁に加わっており
イランからはほぼ輸入はしておりません
サウジアラビアやアラブ首長国連邦などが
イランに加担して
日本に原油の輸出を禁止するという可能性は
極めて低いと考えます
ただ
湾岸諸国から輸入する原油は必ず
ホルムズ海峡を通るのです
イラン制裁に加わっている日本に向かうタンカーが
無事ホルムズ海峡を通過できるのかは疑問です
また
火力発電は石炭と天然ガスが主力で
石油は4%だから大丈夫だという方もいますが
エネルギー全体に占める原油の依存率は30%に登ります
自動車などの
ガソリンやボイラーや
石油ストーブなどの灯油にも
使われています
これらの代替になるものは
電気自動車や電気ストーブのように
電気なのですから
もし
オイルショックが引き起こされたら
電気需要が急激に上がることが予測されます
また
石油の供給が不安定になれば
火力発電用の石炭や天然ガスの需要が高まり
供給がひっ迫する可能性もあります
1974年と違って
現在は備蓄が90日程度ありますので
すぐにパニックを起こすことはありません
冷静に対処すべきだと思いますが
事前の備えは必要だと思います
まず
すぐできることは原子力発電所の再稼働です
7柏崎や浜岡などの発電能力の高い原発が
まだ休止状態です
まずはこれらの原発を再稼働させ
電力の万全な供給体制を作ることが
大切だと思います
電力の供給に対する安心感は
新オイルショックを起こさない重要なポイントです
日本のエネルギー事情を左右する
情勢はウクライナ戦争を始め
中東紛争台湾危機と余談を許さない状況です
日本のエネルギー自給率はもちろん
食料自給率も高めていく努力は
日本の安全保障上も重要な課題だと考えます
Truth Z(トゥルースゼット)より
オイルショック!覚えています
大量にトイレットペーパーや軽油・灯油を買い溜めしていたのを
思い出します
しかし
すぐに供給されて在庫の山になっていました
ただ
節電は随分叫ばれて全産業が落ち込んでいったようでした
またあれが来るのかと思うと気が重くなります
今日の光の言霊は【仏の大いなる愛】です
本来
人間は何もかも与えられている存在です
原発もあるのに動かせない
与えられていたのです
それを
民主党政権時の東日本大震災の福島原発事故を受けて
バカが全部原発を止めてしまいました
亡国党が政権を取った途端に
自然の驚異が日本を襲いました
エネルギーは国の根幹です
それを安易に止めてしまうことがどれほど危険なことか
わからないでやってしまったのです
今の日本もエネルギーにおいて
危険な綱渡りをしています
バカがまた出てこないようにしてほしいですね
【仏の大いなる愛】
本来
人間は何もかも
与えられている存在です
人間が
生きているということ
その事実自体が
「仏から大いなる愛を受けている」
ということを
意味します
それゆえに
人間は
「これから
どのようにして
愛を分け与えていくか」
ということを
根本に考えて
いかねばなりません
それが愛の基本
と言うべきものです
HS
『幸福の科学とは何か』 P.89