必死に恐慌への道を止めようとする西側の資本主義経済
おはようございます みなさん



スイス金融不安を「注視」 米報道官、規制案公表へ
2023/3/17 07:02共同


ジャンピエール米大統領報道官は16日の記者会見で
金融大手クレディ・スイスの経営危機について
「状況を注視している
財務省はスイスの関係当局と連絡を取り合っている」と説明した
米シリコンバレー銀行などの相次ぐ破綻を受けて
再発防止に向けた銀行への規制強化案が
近く公表されるとの見通しも示した

記事冒頭





スイス国立銀行(中央銀行)などによる

クレディ・スイスへの資金支援が行われて

破綻はまぬがれていますが

実際はどうなんでしょう



及川さんのYouTube動画で詳しく紹介されました

以下要点を載せます



先週の金曜日にアメリカの地方銀行の一つである

シリコンバレー銀行(SVB)が破綻し

その余波が今ヨーロッパに行っています

それもスイスのクレディ・スイスです



今日はこのクレディ・スイスは

果たして破綻するのかについてです



一般的に多い声としては

そうは言ってもクレディ・スイスは資本金が分厚いので

破綻まではいかないだろう

2008年のリーマンショックの時の

リーマンブラザーズに

クレディ・スイスが当たるって事はない

というのが多い見方だと思います



去年からずっとこのクレディ・スイスを見ていて

かなり問題が多いのでもしかすると

というちょっと悲観的な見方をしています



クレディ・スイスはシリコンバレー銀行(SVB)よりも

大きなリスクがある結論部分です



SVBといっても地方銀行の一つです

大きなアメリカでの中では

10位ぐらいの大きな銀行ですけど

しかし

それとクレディ・スイスは比べ物になりません

スイスで2番目に大きな銀行です



ここが3月12日水曜日

ニューヨークのドル建ての株価でいうと

2ドル16セント

昨日1日で一番下がった時は30%下がっているんです



このクレディスイスの株は

普通は過去5年間の推移では30ドルぐらいです

どんなに安くても20ドルそれが今2ドルです



私がウォール街のメリルリンチという

インベスメントバンクに勤めていた頃には

クレディ・スイスは

10ドル切ったら倒産するということを言われてました

2ドルですのでこれは異常な数字です



実際何が起きてるかこのクレディ・スイス

思惑で売られてるのかっていうと

決してそうではないと思います

クレディ・スイスで今起きてることは

バンクラン預金流出です



先週のシリコンバレー銀行で起きたのも

このバンクランです

日本語で言うと取り付け騒ぎのような言い方するんです



その銀行にデポジットしていた預金していたが

お金をその預金者が引き出して

どんどんなくなっていく流出していく

これがバンクランというわけです



シリコンバレー銀行では先週から起きました

しかし

クレディ・スイスは

去年の秋ぐらいから起きているのです



SVBのように先週から起きたのと話が違うんです

また規模も違います

ものすごい規模で減ってるんです



今週になってクレディ・スイスが

バンクランが起きているので

デフォルトするんじゃないかということで

デフォルトの指標である

CDSクレジットが上がっています




デフォルトスワップこれは

クレディ・スイスの債券を保証するコストのようなもの

保険です

クレディ・スイスにお金預けてる人とか

投資してる人でデフォルトになると困るので

もしデフォルトになったら保険で返ってくる

みたいなものがこのCDSですが

それが一気に上がっています



これがどれくらい高いかっていうと

ライバル銀行のUBSのCDSの18倍

ドイツ銀行の9倍です

これはもう不良債権ゾーンに近いと言われています



上がり方この異常さが事の重大さを表しているんですが

しかしそうは言っても

クレディスイスは自己資本は

ドイツ銀行のなかで最も分厚いので

だから倒れることはないという意見が結構強いんです



ただ

昨日のアメリカのCNBCの記事では

クレディ・スイスについて

なぜ

今週になってクレディ・スイスの株価が

こんなに下落したのか

その背景にあるのは

サウジアラビアの国立銀行が

これまでこのクレディ・スイスを支えてきたのは

実はサウジの銀行だったんです



さらなる支援を

クレディ・スイスから求められたにも関わらず

拒否したらしいんです

それをこのCNBCが伝えています



それがきっかけとなって

このクレディ・スイスの株価の大暴落が

今起きているということです



これが事実だとすると大変な話です

一番支えてたところがいなくなる

スイスの銀行にはサウジだとかバーレーンだとか

中東の政府系ファンド

中東の政府のお金があってそれを貯めて

政府系ファンドを自分たちで運用しています



その投資のお金がスイスの銀行にも入っています

それがある意味で

UBSとかクレディ・スイスを支えてきたんです



ブルームバーグの記事では

スイス政府がクレディ・スイス救済策を協議した結果

最終的にはスイス政府が7兆円の緊急支援をする

資金を注入するということを決めて

早急にクレディ・スイス救済という話になったが

このスイス政府の協議の中で

クレディ・スイスを分割しても

全部は救えないから分割して

残せる一部をUBSとの統合案まで出ていたということが

ブルームバーグの記事で出ています



クレディ・スイスの総資産は

7558億スイスフラン

日本円で107兆円です

これは総資産の方です



他のヨーロッパライバル銀行は

UBSが146兆円

BNPパリバーここが一番大きい365兆円

ドイツ銀行が210兆円です



これだけの資産を持っていながら実は

去年ぐらいからかなり問題があった

昨年の10月アメリカのFRBが

密かにクレディスイスに多額のドルを送金していた

最終的に毎週約110億ドルに出していた

これは表に出てる情報です



要はアメリカのドルがなければ

クレディ・スイスは危ないという話です



実際にこの

報道の中ではこのアメリカのFRBの

米ドルの注入がなかったらクレディ・スイスは

去年のうちに清算されていただろうと言われています



何がそんなに厳しかったのかというと

クレディ・スイスの主要部門

ウェルスマネジメント部門から資金流出

バンクランが起きていたんです

運用資産の10%が引き出されていたのです



スイスの銀行というのは

アメリカとかイギリスの資産家1人が

最低でも10億円ぐらいの個人の資産家だったり

それから大きな法人が余剰資金を預けて

上手に管理して運用するという

ウェルズマネジメントという部門があるんです



特にクレディ・スイスとはそれが得意なはずなんですけど

そこから資金が逃げていたんです



一方ライバル銀行のUBS

ここは同じ期間に同じウイルスマネジメント部門に

170億ドル以上の資金が追加されてるんです

こっちは増えてるんです



クレディ・スイスのお金がこっちに入ってきたんでしょう

ということは

マーケットが悪いわけでも環境が悪いわけでもなかったんです



クレディ・スイス自体の経営が悪かった

スキャンダルがいっぱいあったのです

クレディ・スイスは資本力があるこれは確かです



しかし

2008年のリーマンショック時には

まずベアスタンズっていう会社が倒産して

その後にリーマンブラザーズが倒産したんですが

ベアスタンスにしても

リーマンブラザーズにしても

資産が破綻したのではなく

株価が暴落したので破綻したのです



株価の暴落するということは大きいんです

資本力のある銀行も

株価が急速に下がればこの短い期間に

急速に下がる場合は対応できないので

破綻する可能性があるというのが

リーマンショックの時から時の教訓です



このパターンに

クレディ・スイスは当てはまるかもしれない

マスコミの論調などで楽観論が強いような

気がしています



クレディ・スイスの今後

それもこれから短期間の間にどうなるかっていうのは注目です

及川さんのYouTube動画要約


及川さんの解説では

報道されていない真相の部分も詳しく伝えてくれて

非常に分かりやすいですね



及川さんが危惧していることは

当たっていると思います

今後様々な経済的な破綻が

世界恐慌まで繋がる可能性が高くなってきている



米国の経済はバイデン政権によって急速に収縮しています

米国の資産がどんどん海外に流れています

ロシアより自国経済への対策を取らないと

米国発の世界恐慌が始まるのではないでしょうか



今日の光の言霊は【この世は真実の世界ではない】です

バイデンは自己中心的な思いで政策を行っています

この結果が徐々に表に出てくる時期となってきています

下院議会が共和党になって

バイデンの失策や疑惑も表に出てきています



この世の成功ばかりを追いかけていると

思わぬ落とし穴が待ち受けているでしょう








 

【この世は真実の世界ではない】






「この世において
百パーセント報いられるということは
ないのだ」

ということを知ってください




それは

この世が

あなたがたにとって

真実の世界

実相の世界ではないからです




この世には
試練も用意されています




その試練もまた

あなたがたの魂の成長にとって
必要なものであるのです




どうか

この世限りの完結した世界だと
思わないでいただきたいのです




「あの世の人たちとも
心の光を交流させ合って
生きているのが
私たちである」

ということを
忘れないでいただきたいと
思います














HS

 
『信仰者のなぐさめ』p50
 
 

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