新たなチャイナリスク3点
おはようございます みなさん






・日本企業でいよいよ強まる「脱中国」の動き

 誰でも知ってるあの会社も?

・カメラ付きドローンで市民を監視

 ゼロコロナ政策で露見された中国の本性

・中国経済は既にマイナス成長・・・統治の正当性を示すべく
 台湾の武力統一に動く可能性も

・日本企業の国内回帰を促す上で
 最大のボトルネックとは何か?




まず

ホンダが中国抜きの供給網を今検討してます

中国は世界の工場として

部品供給の要だったんですけれども

上海のロックダウンで生産に影響が出て

見直しを始めました



現在本田は2輪4輪エンジン工場など生産拠点は

日本・中国・アメリカ・カナダなど24カ国に及びます



今後は中国からの部品供給を

東南アジアやインドにシフトできるかという

ことを検討するようです



また

マツダも上海のロックダウンや半導体不足の影響で

4月から6月昨日販売台数が前年同期比で34%も減少となり

今後国内での部品生産を増やして日本国内で

安定した生産活動を行う予定です



グローバルで考えてコストが安いので

中国で部品を生産する

という考え方を変えてきています

他にもこうした企業が相次いでいるのです





日本企業が中国の撤退を決めた理由は

2012年10月尖閣諸島を国有化した際の

激しい反日デモ不買運動が起きました



これが

中国特有のチャイナリスクだ呼ばれました

ここに来て

中国の新たなリスクが顕在化してきています



日本企業が中国撤退を決めた理由3つ

まず1つは

ゼロコロナ政策です

中国の習近平氏はゼロコロナ政策を採用して

完全に封じ込めるために

市民の自由を無視して閣議を強行いたしました



抵抗する市民に暴力を加えるのは当たり前という

ひどい姿を目の当たりにし

中国国内でも共産党政権への不満が

非常に溜まってきているのです



同時に日本企業にも大きな影響が出ました

象徴的だったのが上海です

3月末から約2カ月間

コロナ拡大によるロックダウンが行われました



これが日本企業の生産活動を非常に制約して

大きな損害を与えました

企業経営に大きな影響を与える政策です

強肩の下で平然と行われ

日本企業に損害を与えました



日本企業はこの中国リスクっていうものを

実感したはケースは現在も

四川省の成都など

中国の人口のうち約3億人をカバーする地域で

今もロックダウンが行われております



これに加え電力の不足が影響しました

今年の夏記録的な猛暑によって

電力需要が増大するとともに水不足で

60年ぶりに水力の発電業が減少いたしました



中国政府は対策として電力使用量が多い工場に

生産の一時停止を通知いたしました

8月中旬には四川省にある

トヨタ自動車の工場の生産も一時停止しました

日本企業の生産に非常に大きな影響がありました



2点目

経済安全保障です

現在米中対立が激しさを増すなか

日本でも経済安全保障の観点から

技術流出に対する意識っていうのは非常に

高まってきます



いわゆる

経済安保は経済面で国の脅威を取り除いて

社会の安定や安全を確保する

一連の取り組みのことを言いますが

特に日本の場合先端技術を持つ企業が多いので

この技術であるとかデータの流出というのが

日本企業の優位性を確保したり

あるいは日本の安全保障に与える影響に

非常に大きいということで大きな課題になっています



そんな中

中国政府が昨年の9月

中国でのデータのとり扱いを規制する

データ安全法を施行いたしました



これは

企業が持つデータの管理を強化するというもので

この法律では対象とする

データの具体例として

工業通信交通金融資源ヘルスケア教育技術など

あげてこれらが主な監視対象となっています



日本企業はですね経済安全保障の観点から

技術流出や機密情報が漏えいすることを

非常に警戒しているわけです



また

中国政府はハイテク製品の開発や設計などの

全工程を中国国内で行うことを

事実上強制する新たな規制を導入することを

今検討しています



表現在複合機やプリンター機器を

対象としていますけれども

今後半導体などのハイテク製品まで

範囲を広げられることを検討しています



こういう規制が導入されると

日本で商品の開発を行って

中国で組み立てるような企業は

中国で販売できなくなるということで

危機感が高まってきているのです



3つ目は

台湾有事です

今年の秋10月16日から中国共産党大会が開幕します



習近平氏が異例の3期目に入り

毛沢東に並ぶ偉大な「領袖」

復活すれば大きな力を持ちます



その習近平氏は一貫して

台湾の統一に関して武力統一を排除しない

ということを明言しています



米国下院議長のナンシーペロシ氏が訪台してから

人民解放軍による台湾海峡の中間線を越える

挑発行為を常態化しています



もし

台湾有事が起きれば

日本はアメリカ台湾側に加わって

中国とは当然敵対関係になります



中国に進出している日本企業とその社員は

人質に取られる可能性があります



何年も積み上げてきた事業が

台無しになるかも知れませんし

何かの言いがかりをつけて日本企業の社員が

不当に逮捕されるということも

十分あり得ます



さらに

中国経済の低迷が台湾有事を引き起こす

可能性もあります



中国のGDPは

不動産市場が3割を占めておりました

しかし

現在は不動産売れ行きが減り

不動産価格も下落しています



中国では7月以降物件の引き渡しは遅れています

ここに来て数千人規模のマンションに購入者が

住宅ローンの返済を拒否するというな

動きが出てきております



日本と異なり中国では購入契約を結んだ時点で

頭金を支払って物件の受け渡し前に

ローンの返済が始まります



騒動の発端は恒大集団が

江西省で手掛けていた物件です

工期が遅れているマンションの

購入者がローン返済を拒否するという

運動に拡大しました



専門家の中には中国経済は

もう既に

マイナス成長に陥っていると

指摘する人もいます



中国経済が著しく低迷して

成長の見込みがなくなれば

中国共産党による統治の正統性が揺らぎます



そのような場合には

党の正当性を証明するために

台湾の武力統一に動く可能性というのが高まります



台湾有事というのはあるかないかではなく

いつあるかと考えるべきです

日本企業が「脱中国」に動いて

不足の事態に備えるのは賢明な判断だと思います



中国での事業リスクを感じて

中国から撤退する企業が増えています



これは世界中の企業で起きていることです

撤退後はコストの安いインドやベトナム・マレーシア

などに生産拠点を移すケースが増えています



例えばアップルはインドで iphone を生産して

今年の6月にはベトナムで ipadを

生産するということを発表しています



しかし

日本にとっても日本企業の国内回帰を

強く促したいところです

特に中国に生産を大きく依存している製品のうち

付加価値の高いものは日本に移転して

日本の産業基盤を強化すべきだと思います



例えば自動車のマツダの工場が

日本に帰ってくれば日本の地方経済が

活性化するのは間違いありません



ちなみに

アメリカではトランプ政権の時に

企業の国内回帰っていうのを促しました

これはバイデン政権も踏襲して

アメリカの雇用を創出しています



米国では2022年には約35万人の雇用を生んだ

という報告があります

最初は雫のようなものだったのが

今は本流となって国内回帰が進んでいると

以前は機械や輸送機等が多かったが

最近では医薬品や電池バッテリーなどの必需品も

国内回帰しているということです



日本政府も日本経済をもっと良くするためには

国内投資を増やすために努力するべきです



今後もコロナの感染の拡大や

戦争のリスクがあることを考えると

地方経済をインバウンドに頼るというのは

非常に危険です



企業が地方で工場を建設し社員を採用して

社員が生活するってことになれば立派な

経済圏が誕生します



マンションや居住が広がり病院が

できたりという形で広がっていくので

地方経済の基盤っていうのは

もっと強いものになって行きます



しかし

日本企業の国内回帰を促すにあたって

ボトルネックがあります



それは

アジアの諸外国に比べて

日本の電気料金が高いということです

日本企業の国内回帰を進めるには

この電気料金をいかに抑えて

安定した電力を供給できる環境整備です



そのためには

原発を再稼働いうことがどうしても

必要だと思います



また

国内回帰をする企業の法人税を安くする

という政策もあります

特に今円安が進んでいるということも

日本企業の国内回帰を促す理由にもなります



他にも

考えうる政策はさまざまあります

この危機をチャンスに変えて

日本回帰 Go Back to Japan ということで

日本の産業基盤の強化地方経済の活性化

につなげていくべきではないでしょうか

以上

幸福実現党「言論チャンネル」より
 





日本政府は30年間経済停滞していた責任を

取らなければならないでしょう

そのためにも「脱中国」「国内回帰」は必要ですね



今日のお題目【勇気とは何か】です

新たなる方向に舵を切ることは

勇気のいることも確かです

道を切り開くための勇気を持って

日本の舵取りを行って欲しいものです








 

【勇気とは何か】






古来

勇気というものは

道を開くときの力

物事を解決し

前進させていくための力

偉業を成し遂げるための
原動力と言われています




これは

まさしくそのとおりです




人間が世に立って
何事かを成さんとするときに

勇気なくして
道が開けるということは
ありません




みなさんは

いつもいつも

「何かを待ってるうちに
自分のまわりに
よいことが
生じるのではないか

よいことが
起きてくるのではないか」
という
気持ちでいて
よいかといえば

必ずしも
そうではありません




私は

みなさんに

この世に人間として生まれ

そして生きている以上

やはり

みずからの
主体性ある行動によって
道を切り開いて
いただきたいのです














HS

 
(幸福の原点p159)
 
勇気は
人生を切り開いていくための
「黄金のまさかり」の役割を果たします
 
勇気の力を磨こう!
勇気の力で
弱気心
優柔不断
臆病な心を打破!
【勇気とは何か】
 
 

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