NYタイムズの社説のウクライナ情勢の論調が180度転換
おはようございます みなさん






NYタイムズの社説がウクライナ勝利を否定して

ロシアとの和平の勧めという論調に急変しています



これまでアメリカの主要メディアは

ウクライナ戦争の状況を

ウクライナ優勢であり

ウクライナ軍事的な勝利に向かっている

そして

ロシアが苦戦していると連日伝えていました



ところが

NYタイムズの社説が急変して

ロシアとの和平の勧めという論調になり

今国際世論が衝撃を受けているということです



5月の半ばごろからウクライナ情勢に対する報道内容が

以前のようなウクライナの一方的な勝利とは報道せず

5月19日の社説になるとウクライナ戦争は複雑化

アメリカは準備できていないという

意味不明の見出しになっているのです



その理由はアメリカとNATOのウクライナ支援はもう限界だと

ウクライナは現実的になれということですが

現実的にしなかったのはEUとバイデン政権です

それがもう支援できないということです



ロシアに対するウクライナの勝利は不可能である

ということがはっきりしてきました






このNYタイムズというのは

そもそもどういうメディアか

アメリカのエリート層の世論を形成する役割があり

リベラル左翼の多い人たちに向けて

NYタイムズの社説というのは方向性を示してきたのです



そのNYタイムズがロシアは強過ぎるということを

明言したのです



バイデンはゼレンスキーに対して

アメリカの武器とか資金とか政治的支援は

限度や限界があるということを明確に伝えるべきだと

という論説に変化してきているのです



さらには

世界195ヵ国の国連加盟国中

165ヵ国が対ロシア制裁への参加を

すでに拒否しています



これはバイデンは世界中にロシアの制裁を呼びかけて

ロシアを国際社会で孤立化させるという策略でしたが

ロシアではなくアメリカが

今世界で孤立化しているという

結果になってしまったということです



さらにバイデンが大暴落するだろうと言ってたルーブルは

すでにウクライナ侵攻前の水準に戻っています

バイデンがロシアに経済制裁を行い

それによって一時期ルーブルは大暴落しました



ところが

今や暴落する前の水準に戻っただけではなくて

ルーブルは今2年ぶりの高さです

どういうことなのでしょうか



ロシアは今年穀物類の豊作を見込んでいるのです

世界が食糧危機と言っている時にロシアは豊作です



世界はロシア産の小麦や肥料など

食料だけじゃなくて

石炭・石油・ガスの供給を熱望している

これらすべてがロシアの大きな収入源になろうとしているのです

だからルーブルが強いのです



EU連合はプーチンけしからんということで

ロシア制裁を米国と一緒になって

盛んに主張してきましたが

全然決まりません



ロシア制裁どころかEUのほとんどの国は

ロシア産のガス代をルーブルで払えという

ロシアの要求に屈服しています



EU連合の首脳たちは

いまだにロシア制裁のためにロシア産の石油を

禁輸するんだと主張しています




しかし

EUの加盟国はもう全然そんなことに効く耳持たずで

ルーブルでも何でもいいから買わせて欲しいとなっています



EUの首脳たちのロシア産の資源は禁輸して

制裁する方向は

まさに自殺願望と一緒だと

自殺願望の強いヨーロッパ人に対して

米国のイエメン財務財務長官は

西側経済を悪化させるだけなので止めるように

と警告しています

及川さんのYouTube動画参照



ここに来て

ようやくエネルギー危機がどれほど恐ろしい結果を招くか

欧州各国は身に染みて分かって来たのではないでしょうか

ロシアの首を絞めると

エネルギー危機と食糧危機が同時にやって来て

自分の首がロシア以上に閉まって来るのです



今日のお題目は【正しい思いとは何か】です

「八正道」の中の「正思」の部分です

思いが出発点であり

思い方向が間違っていれば厳しい結果が待っています



間違った方向に向かっていると感じたならば

反省して出発点に戻ってやり直すべきです



「正しい思い」はここで説かれているように

世間を豊かにするにはどうするか

「利他」の心がなければ「正しい思い」とは言えないとうことです

米国主要メディアもようやく「正しい思い」に気が付いたのでしょうか

マスコミはこれ以上戦場を広めようとする報道は止め

世界大戦にならないように

導かなければいけないのです

日本政府もいち早くそれに気が付くべきです






 

【正しい思いとは何か】





この「八正道」は
他のいろいろな
反省の方法もありますが

今日

特に言いたいのは

この
「正しき思い」
のところです




この思いは

世の中をつくっていく
エネルギーであり

人を害することも
益することもできます




世界を幸福にすることも
不幸にすることもできる




そういうものです




ですから

この
「正しい思いとは何か」

一言で言うならば

自分が心のなかで考えて

発電したそのエネルギーは
「利他」

他の人を利する方向に
向いているか

世間をよくする方向に
向いているか

そして

神の一部である
「自分自身」
をも
よくする方向に
向いているか

ということなのです




それをよくよく考えなさい




沈黙の時間を取って
心のなかに去来したことの
一つひとつが

本当に神様の創られた世界を
よくしていくために
役に立っているかどうか

役に立ったかどうか

そういう方向に
向いていたかどうか




それをよくよく
分析してみなさい




そういうことなのです














HS

 
「大川隆法 初期重要講演集 ベストセレクション2」p240
 
 
 

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