おはようございます みなさん
横浜港を行ったり来たりと新型肺炎に汚染された大型クルーズ船
ダイヤモンドプリンセス号
さらには
11日にプサンに入港する予定だった香港発の同様の船
ウエステルダム号
セレブやリタイヤ生活の裕福な人々がゆったりと豪華な船旅で
人気の大型クルーズ船の旅に大きな落とし穴があった形ですね
ニュースで見るとダイヤモンドプリンセス号は
毎日のように新型肺炎感染者が出てきて
下船できなくなった乗客が予定オーバーの日程で
年配の人が多くて
持病の薬が切れて大変なことになっているようです
私自身も持病の心疾患のため薬がないと命が危なくなります
それを思うと他人事だとは思えませんが
薬のニーズをいち早く把握して薬局を派遣して欲しいところですね
そのようなことを知り合いのお好み焼き屋のママさんに話すと
そのママさん全然違う心配をして大笑いしてしまったのが
クルーズ船で足止め食らった人たちの中には
不倫で旅をしている人もいるだろうと言うのです
その人たちは連絡が取れなくなりやがて不倫がバレてしまう
大変なことになっているカップルもいるはずだと
それを聞いて
ママさんよほど欲求不満が募っているのかと
腹を抱えて笑ってしまいました
この中国武漢発の新型肺炎コロナウイルスの発症は
思わぬところで数々の事件が起きてきています
その中でも深刻なのは
中国の経済の打撃はもとより
世界経済への打撃も大きいというところですね
中国は世界の工場を自負し中国で作られている部品が
数多くあり自動車部品でも相当な量を日本は輸入しています
中国は共産圏でありながら
自由経済を取り入れ資本主義の仲間入りを果たして
莫大な利益を上げましたが
そのやり方が常識外れで
日本や台湾などから中国へ進出した企業は泣かされてきました
「世界一」が好きな中国は
工場設置にしても最先端の設備を要求し
最新の技術で製品をつくることを強要します
日本企業などの中国進出について
中国当局の態度は熱烈歓迎でも
狙いは日本の資本やノウハウだけであるから
それらを盗み取られて
中国企業に市場を奪われるということが続いてきました
日本が新幹線の技術提供した中国高速鉄道などは
現在では「中国独自技術」と謳って
世界中で販売していることはよく知られています
こうした中国のあまりの酷いやり方に
撤退しようとしても
ペナルティや補償金額の多さに
それさえできない企業も少なくありません
中国には民事訴訟法231
別名「夜逃げ防止法」という法律があり
これは
外国企業が債務不履行や労働問題で民事訴訟を起こされた場合
責任者の出国が制限されるというものです
つまり
中国から撤退しようとしても
かつての中国人従業員から賃金不払いやセクハラ
不当労働行為などで訴えられたら
企業の責任者は中国から出国できなくなるわけです
日本の多くの企業は
中国で失敗してもそれほど壊滅的打撃を受けるわけでもなく
「高い授業料だと思えばいい」といった
鷹揚さが逆に裏目に出てきました
自社の恥を外部に晒すことを嫌う日本の企業や経営者が
いかにも中国進出が成功しているかのように語るので
中国のほうも進出企業の8割は儲かっていると錯覚するのです
また
中国の厄介な点は
政治や思想に関してはまったく開かれておらず
加えて
習近平政権は腐敗追及運動を展開していますが
賄賂政治はほとんど撲滅されていないことです
中国には城管と呼ばれる街の監視員が見回る制度があり
無許可営業の露天商や駐車違反
違法建築などを取りしまっています
ところが
城管が取り締まりの対象者に対して殴る蹴るの暴行を重ねる事件や
露骨に賄賂を要求する事態が頻発しており
社会問題にもなっています
しかし
やればやるほど赤字が増え
撤退するといえば従業員全員の将来の退職金から
補償まで払えといわれて
やめるにやめられない外資企業にとっては
新型肺炎騒動はチャンスになる可能性もあります
日本大使館や外務省の撤退勧告であるから
堂々と撤退できるわけです
中国側も現地の駐在員を拘束することもできないでしょう
がんじがらめにされていた日本企業にとっては
またとない撤退のチャンスでもあるのです
文中に黄文雄(こう・ぶんゆう)さんの記事を
引用させていただきました
まさにチャイナリスクの大きさが世界経済を揺るがします
このような共産圏中国からは
本当の「富」を持つ人々は出てこないでしょう
なぜならば「富」自体が普遍のものであり
共産主義のような突出した「富」を認めないような制度からは
自由で創造力豊かな人物は傑出されないからです
民主資本主義である欧米の国々の象徴がアメリカですが
その発展は自由で民主主義の理念に基づいています
あらゆる「富」の頂点がこの国にはあるようです
日本がそれをしのぐ国になるには
宗教心を取り戻し信仰の基に
「富の力」を得ていくべきでしょうね
【富の力】
アメリカには
偉い実業家が
そうとう出ているのですが
何事にも
〝源流〟
の部分があるので
その繁栄の源流を
辿(たど)っていくと
だいたい
二人の人物に辿り着きます
一人は
このジョン・ロックフェラーです
これは
スタンダード・オイル
(スタンダード石油)
の創業者です
もう一人は
「鉄鋼王」
といわれた
アンドリュー・カーネギーです
二十世紀の
アメリカの巨大な繁栄を築き
世界最強だった
大英帝国を追い抜いて
アメリカを
世界一の国にしていった
もとにいるのは
この二人ではないでしょうか
それ以外にも
偉い実業家はたくさんいますが
どうも経済的繁栄の
「親神」
に当たるのは
このあたりではないかと
思います
あとは
思想的なものや
宗教的なものを
いろいろと探ってみても
大もとになるものが
まだはっきりと
見当たらないのですが
「経済的繁栄に
関してだけは
この二人がどうも
かなり大きい力を
持っているのではないか」
と感じられます
アメリカが
非常に若い国であるにも
かかわらず
急速に発展したのは
経済的な力
すなわち
経営的な
成功・発展を成し遂げた
「富の力」
によって
時間を早め
国を大きくしたからでは
ないかと考えています
HS
(『ジョン・ロックフェラーの霊訓ー巨富を築き・使うための考え方』より)