おはようございます みなさん
今日の最大の話題は?!
平幕力士朝乃山の優勝と千秋楽でトランプ杯を渡す
トランプ大統領の来日でしょうか
千秋楽の夏場所を貴賓室ではなく
土俵下のタマリ席後方と升席の大半を
トランプ大統領とSPなどで占められるようです
アメリカのSPは徹底していて日本の警備とは別に
全ての安全状況をSPが取り仕切るために
急須や湯飲みが割れ物であることが問題視され
割れ物は凶器になる可能性もあるため
千秋楽は客席への持ち込みが禁止されるそうで
通常
相撲茶屋は日本相撲協会から
一部の入場券の販売を委託され
購入した観客に飲食物
土産物の販売や湯茶の接待を行うんですが
それが出来なくなり
ペットボトルでの販売となるようです
色々の戸惑いがあるでしょうね
今朝のTV情報番組では
横綱鶴竜が負けたりして座布団が飛び交うことがあれば
どうするんだろうなんて言ってましたが
SPが「シュワッチ!シュワッチ!」と座布団を防ぐのでしょうか?!
その姿を想像すると笑っちゃいますね・・・
まあその意味では
優勝が千秋楽前に決まって良かったのかもしれません
千秋楽当日に横綱が平幕に負けてなんてことになると
飛び交う座布団の量も半端ないでしょう
しかし
今回の優勝は朝乃山を称えるべきでしょうね
まさかと思いました
相撲ファンの大半は栃ノ心の大関復帰や
大関陣の優勝争いに目が行ってたんじゃないでしょうか
特に栃ノ心対朝乃山の行事差し違えの協議判定は微妙で
相撲協会への抗議も多かったと聞きます
また栃ノ心が大関復帰に対して執着心丸出しで
平常心を失い真っ赤な鬼のような顔で相撲を取るもんだから
余計に見てる方も力が入るし
「これじゃあかんやろ」の感じもあるしで
一番一番が目が離せなかったこともあります
その点朝乃山の方は常に落ち着いていて
まさに「平常心」そのもの
心技体がビシッと決まっている感じでした
昨日の豪栄道との相撲は
8割がたは豪栄道の勝ち相撲だったにもかかわらず
土俵際での逆転勝利でした
実は
直前まで豪栄道を応援していたのですが
仕切りをしている朝乃山を観ていて
この力士はもしかしたら
将来の相撲をしょって立つぐらいのものを持っている
栃ノ心との勝負も自ら運を引き込んでいる
そんな感じを受けて
豪栄道勝利よりも
朝乃山を応援する側に変わってしまっていたのです
そして
結びの一番でのまさかの横綱鶴竜の敗退による優勝
やはり何か持っているなと感じました
本人は優勝も喜びはない表情でしたが
それでいいんだと思います
この優勝に喜ぶより
常に「平常心」を忘れず相撲道を続けることが
結果につながるのだということをとでしょうね
そこには支えてくれている周りの人々への感謝の心
自分はまだまだだという謙虚な心が大切で
そのことが相撲道の「心技体」の実践でしょう
とかく
天狗になりやすい勝負の世界においては
自我が増大したり自尊心やうぬぼれが出てきて
それが必要以上の勝負にこだわり
怪我に繋がってしまうということにもなりまねません
自分のことより
他人のことを考えられる人
栃ノ心との相撲で平常心を失いかけたが
栃ノ心から「おめでとう」と声をかけられ
また平常心を取り戻したという
相手を気遣う心も大切です
そのような小さな思いやりの心の連続が
愛の人になるのでしょうね
【愛の人を目指して】
「愛」
という言葉を
使うのは簡単です
しかし
愛というものを
国語辞典のように
抽象的に
説明する必要はありません
「あなたは
毎日
何をしていますか
この一週間に
他の人に対して
どんな親切をしましたか
他の人に尽くしましたか
言ってごらんなさい」
と訊(き)けば
あなたが
「愛の人」
であるか
どうかが分かります・
ほとんどの人は
自分中心で
自分のことばかり
考えています
自我が肥大化し
「どうしたら
自分が人から
認められるか
尊敬されるか」
「どうしたら
自分の気持ちが
よくなるか」
ということばかり
考えています
そちらのほうに
目を向けるのを
少しやめて
いただきたいのです
自分自身
自尊心や
うぬぼれの心
自己保存の心などの
方向に行くのをやめて
「自分が
他の人に対して
今日一日になしたこと
この一週間になしたこと
この一ヶ月になしたこと
この一年になしたことは
何か」
ということを
振り返ってみてください
それが大事です
HS
(選ばれし人となるためにP67)