おはようございます みなさん
朝一番のテロップ付きのニュースは
地震速報などではなく
はたまたゴーン氏の逮捕の報道でした
日本の警察らしく金持ちや権力者には厳しい
遠山の金さんバリの強気をくじき弱気を助けるってやつ?!
日本人は大好きですね
まぁ
確かにこの人やりすぎましたね
赤字転落をV字回復させた業績は
大いに認められるものでしょうが
裏でやってることが私利私欲に満ちたもので
前回も載せましたが天狗そのもの
天狗が言うのもなんですが
やりすぎです
罰が当たりました
欧米ではある程度認められるのでしょうが
質素・倹約・勤勉な?
(最近は勤勉とは言い難くなってきました)
日本では受け入れられません
ということですね
裏金作って贅沢しようなんて
許さないというところでしょうか
今回も東京地検特捜部がその威信をかけて
嗅ぎ出してきました
中東を舞台とする500万ドル(約5.6億円)の
特別背任容疑です
まるで
保釈したのが間違いだと言わんばかりの
逮捕劇です
しかも
ゴーン氏の記者会見の前日に見透かしたように
寝起きのところをドカドカとやってきて
任意聴取に応じろという得意の早朝の逮捕劇
いつの時代にも変わらない
大江戸捕物帳
半七捕物帳か鬼平犯科帳か 警視庁草紙の如しですね
ゴーン氏の思惑はこれだけの業績をあげたのだから
天下のゴーン様だってところだったのでしょうが
お硬いお役人は許さねえって感じで
世界中に張り巡らせた捜査網を屈指して
調べ上げました
「どうでぇい!もはや白は切れまい!覚悟しろ!」
でしょうね
現実は厳しいですね
これが信仰の世界だったらどうでしょう
ゴーン氏の場合はお金や権力が信仰の対象だったか?
途中までは理想が勝っていました
ところが周りの人間がおかしいだろ!
これで済まされるのはおかしい
それ相応の報酬をもらっていながら
会社を私物化して好き放題やりたい放題ではないか
これでは日産の創業精神さえなくなる
潮が引くように人々の心が引いていきます
築き上げたゴーン城は砂上の楼閣のごとく
あっという間に土台から崩れていきますね
自分の立場をどれだけの人々が支えていたか
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
とはよく言いました
戦国最強の武田軍の名将武田信玄の名言です
どれだけ城を強固にしても
人の心が離れてしまえば
世の中を収めることができないのです
天狗の心では人心は離れてしまうようです
天狗は孤高の人であれでしょうか
いいところで身を引いておけばよかったですね
真理の道を究ベシですね
【理想と現実】
「信仰と現実が
一致しないならば
現実を変えよ」
それが私の言葉です
信仰とは
「かくあるべし」
の世界です
ところが
この世の中は
「かくあり」
の世界です
「現状は
このとおりである」と
幾らでも
言い訳はできます
しかし
信仰の世界は
そうではありません
信仰は
「かくあるべし」
の世界であり
理想なのです
理想と現実が
ぶつかったとき
世の中には
「現実が勝つ」
と考える人と
「理想が勝つ」
と考える人
この二種類の
人間がいます
そして
「理想と現実が
ぶつかったら
理想が勝たねばならない」
と思う人が
信仰者なのです
「理想と現実が
ぶつかったら
現実が勝つし
現実が勝つべきである」
と思う人は
リアリストであり
現実主義者であり
常識主義者であり
世俗的
(世俗的)なる
人間です
そういう人は
この世においては
生きよいかもしれません
しかし
やがて幾年か
幾十年か先に
「理想を取ったか
現実を取ったか
どちらを選んだか」
という
選択の責任
結論は
あなたがの目の前に
はっきりと
現れてくるでしょう
HS
(君よ、涙の谷乎渡れ。p156)