おはようございます みなさん
過去に中国と取引をしようと
真剣に考え準備をしていた時があります
あれは20年も前のことです
中国とはどんなところか
先発を送って様子を見てみたところ
3人の先発隊の人員が三人とも騙されて帰って来たのでした
その手口とはどのようなものかと言えば
現地で工場を作るのに場所の選定や
規模を中国人に持ち掛けて
計画を進めていたところ
相談してお世話をしてもらっていた人間を含め
地元の役人から警察や軍人までが
全てグルになって騙されたということで
3人とも監禁され
所持金の全てを巻き上げられるというものでした
送り込んだ人間も思慮が浅かったのかも知れませんが
3人とも騙されるとは
いかに巧妙に計画するかが良くわかったので
中国とは関わらないことにしたのです
実際に
今でも中国に進出する企業は
大企業はそれなりに稼げるでしょうが
中小の企業のほとんどが
騙され倒産の憂き目に遭わされています
特に繊維業界の会社が多いですね
中国人の感覚は民族間の結束はものすごく強く
全世界に散らばっている華僑などがそうですが
何かで同族の華僑の人間が損害を負ったり
喧嘩になったりするとほかの華僑たちが団結して
復讐されます
まあ簡単に言えばそのようなことで
反日行動などもそのことを考えれば
なんとなく理解できるでしょう
この度のカナダ政府が
拘束したファーウェイのCFOに対する
中国の報復は
カナダの元外交官の逮捕です
中国が米国には直接逆らえないので
同盟国いじめをします
どころがこの中国民族の感覚では
一たび華僑の仲間に入れば
つまり同族と認められたら
同じ境遇で迎え入れてくれます
その団結力がことのほか強いのです
そこのところを考えて
中国との関係は
徹底的に付き合うか
最初から手を出さないかでしょうね
やるなら一定の距離をおいて
商売のルールを徹底的に付き合わせて
付き合うべきで
些細な取引から始め
最初のうち1~2回は騙される覚悟で行かなければ
関係は成り立ちません
契約書を交わしても
相手が側の意見を尊重しないものであれば
平気でその契約書は
あなたの方の契約書で
私から提案した契約書ではないと
平気で言ってきますから
怖いですよ
まずは小さい取引から出発するべきです
そして
人間的には嫌な傾向ですが
全てのことを疑ってかかることが大切です
つまり慎重に徹底して調査することです
相手の言葉を100%信じてはだめだということです
裏を取れということにもつながるでしょうか
中国には10億を超える民が居て
民族も多種多様で
考え方も百人百様であるので
相手の細かな意図も推し量る洞察力が必要です
これは実は
自分自身にも繋がることで
自分もその自分自身の思いに騙される
ということです
今日のテーマはあまりにも厳しすぎる
修行者のテーマですね
「思いと行い」
この境界線はどこにあるのでしょうか
思っていても
出来ないことばかりです
いつの間にかその固い決意や思いは
打ち砕かれ
まったく違った方向に導かれていく
情けない自分を幾たび見てきたでしょう
反対に
思って見なかったことが実現したり
目の前に現れたり
あまりにも簡単に実現して有頂天になったり
そして
その後の転落の激しさ
天狗の私だけの経験でしょうか
思いがあればその思いを実現するために
何が必要か
どうするべきか思慮深く計画を立てるべきですね
それが行為であり
行いです
まず土台作りが大切だということです
砂上の楼閣のような一つの波が来て流されるような
儚いものではなりません
そこには多くの人々の思いを結集させ
組み立てていくべきものなのです
その過程をなくして
真なる成功はないということでしょう
そして
人々と同じ方向を見て目標を立てて
進んでいくその過程に
与える愛があり
生かす愛があり
許す愛もあるのでしょう
【思いと行ない】
人間であるからには
間違ったことを
思うことも
当然あるでしょう
間違った行ないを
することも
当然あるでしょう
しかし
そのときに
みずからの
魂の奥なる声に
よく耳を
傾(かたむ)けて
ほしいのです・
人間は
この世で
自由自在に
生きているようで
ありながら
実は
六根(ろっこん)に
惑(まど)わされ
感性のままに
流されていきます
それが
多くの人のありふれた
普通の姿なのです
悪を思い
悪を
なしたのであるならば
反省によって
悔い改めによって
まずそれを断つことです
みずからのなした
悪しき行いについて
深く反省することです
自分自身の良心に対して
自分自身の真心に対して
自分自身の心の奥なる
守護霊に対して
そして仏に対して
「申し訳なかった」
と詫(わ)びることです
そして
「今後
悪をなすまい
思うまい」
と誓うことです
さらには
「善をなそう
善きことをなそう」
と思い
実際に
善をなしていくことです
宗教の本質は
難しいところには
ありません
「悪を押し止め
善を推(お)し進める」
ーーこれが
宗教の本質の
すべてなのです
HS
(信仰告白の時代p118)