おはようございます みなさん

 

 


満開の桜咲き乱れ

明石公園の剛の池の桜の名所は

この週末は花見客でごった返していました

 


毎年この光景を見ていたので

私は一段高いところの本丸で花見を楽しんでいます

ここはおよそ10階建ての高さに当たるため

荷物の沢山ある人達は犬猿する場所なので

人も少なめでゆっくり楽しめます

ありがたいことに標高33メートルある自宅からは

この本丸へは10分ほどで

ほぼ平行移動でき地の利を活かせます



桜は今年も見事な花を咲かせてくれました

同じ遺伝子を持つ桜のソメイ吉野は

一斉にその咲く時期を知り

僅かな時間を咲きほこり

美しき愛の姿を

見る人々に焼き付けるかのごとく

儚く散っていきます

 


毎年繰り返される

この光景に日本人はもちろん

中国人や韓国人なども一度経験したことのある

その他の国々の人々も魅了しています

 


人の生涯の内に何度見られるか

生きている限り日本に住んでいる人々は

毎年一回は必ず見られる

桜の美しき競演です

その美しさだけが思い出として残っていきます



私たちは他の人に

どれほど美しい愛の思い出を残せたでしょう

桜の花でさえ

毎年それを体現してくれているのに

見習わなければいけないですね

 

 

自分はこの先何回

この桜の花を見ることが出来るのかと思いつつ

春爛漫の

今日も咲く花を追います

 

 


【美しい愛の思い出を】

 

 


愛を与える際にも

心の一部には

「この世を去る日」

のことを

必ずとどめておいてください

 


あなたは

夫や妻

子供

きょうだい

友人

職場の同僚などと

いずれは

悲しみの別れを

経験しなくてはならないのです

 


この世に執着しようにも

死ねば肉体は

焼かれて無くなります

 


あなたの語りかける声が

遺(のこ)された家族に

通じることは

二度とないのです

 


もちろん

懐(なつ)かしい家にも

住めなくなり

お金も

名刺も

あの世には

持って帰れません

 


そして

死後

五十年もたつと

生前のことは

ほとんど忘れてしまいます

 


愛を与える際に

それが

「奪う愛」型の執着に

ならないようにするには

常に

「諸行無常の理」

を忘れず

あの世に還る日のことを

心にとめておくことです

 


「愛は
懐かしい思い出としてしか
遺らない」

ということを

心に銘記しておくことです

 


思い出は

できるだけ

美しいものにしておくことが

大切なのです

 

 

 

 

 

HS

 

(信仰から愛へp110)

◆常に諸行無常を忘れない。

 

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