おはようございます みなさん

 

 

ついに貴乃花親方に処分が降されるようです

協会は理事解任を求めて評議委員会へ提案することになった

協会の処罰としては「解雇」「引退勧告」に次ぐ

3番目に重い「降格」だそうです

 

貴乃花親方は甘んじて受け入れるつもりでしょうが

協会の対応にも疑問が残りますね

 

特に印象に残るのは

協会側が

日馬富士の貴ノ岩に対する暴力を

ちょっとした軽い気持ちが行き過ぎたような

そんな感覚で捉えていること

 

これでは

各界の暴力体質は直らないし

今回の暴力事件の教訓が生かされないような気がします

 

さらに

横綱白鵬や鶴竜への処分も軽すぎる

また

協会自体の処分もおかしい

ここまで混乱させた最大の責任を

貴乃花親方一人に押し付けているような感じがします

まず

協会自体が威儀を正し

八角理事長は辞任するべきでしょう

そして

役員全員の減俸処分

ここまでやっての解任であれば理解ります

 

そして

今後の相撲界のあり方も

もっと協議するべきではないでしょうか

 

外国人力士が増え

日本古来の相撲からスポーツ相撲に変わってきている

勝ちにこだわりスポーツ相撲を目指す力士たちは

横綱の称号を与えるにふさわしような気がしません

 

横綱の称号はやはり心技体充実し

本来の相撲道に基づいたものでなければならないと思います

 

今の白鵬などが目指しているのは

ただ勝利することだけを目指し

内容のともなわないもので

横綱相撲ではない

スポーツ相撲

力士ではなくレスラー

相撲レスラーであり

横綱ではなく相撲チャンピオンです

 


最近は

女性の相撲レスラーもいるので

この際

名前も大相撲などではなく

相撲レスリングにして

土俵も怪我をしないように工夫して

スポーツ競技性を重視するような

改革を行うというのはどうでしょう

 

ただし

伝統の相撲は残すべきであり

横綱の称号はそちらに遺していく

この2つがうまく融合できれば

いいでしょうが

それにはかなりの智慧と努力が必要でしょうね

 

いずれにせよ

時代の過渡期はこんなところにも現れるんですね


 


【「心のコントロール力」
を高めるコツ】

 

 


自制心も

戦後日本で失われた

徳目の一つであろう

 


「武士道」も

自制心のたまものだし

戦前の日本女性の徳の多くも

この自制心から

生まれたものだったろう

 


ところが

二十世紀から二十一世紀を

またぐ頃に

生まれた人たちは

自制心の持つ意味も機能も

忘れてきたかのようである

 


キレやすさというか

ある種の感情爆発が

家庭や学校や会社

社会で

次々とカオス(混沌)を

生み出しているようである

 


どの道でもマスター(師匠)と

呼ばれるためには

アンガー・コントロール(怒りの抑制)

アンガー・マネジメントが必要である

 


このまえがきを書いている今も

大相撲(おおずもう)で

モンゴル出身の横綱が

酒席でモンゴルの後輩の頭を

なぐってけがをさせたことが

大きなニュースになっている

 

土俵の上で強いだけで

横綱がつとまるわけではないのだ

 


自分に克つ心こそ

競争社会の先にあるものである

 

 

 

 

 

 


HS

 

(自制心p1まえがき)

◆自制心(自分を制する心」とは、自分を縛るものではなく、「自分を自由にする力」である。
◇「感情」や「欲望」をマネジメントし、成果を生みだし続ける秘訣を学ぶ。

 

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